Pegasystems、自己最適化プロセスの自動化を可能にするPega Process AIを発表
新しいPega Platform機能が、エンタープライズスケールでさらに優れたプロセス効率と有効性を推進
Pegasystems Inc. (NASDAQ: PEGA)の日本法人 ぺガジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 宣彦、以下「ペガ」)は本日、企業・組織がビジネスおよびカスタマーオペレーションの最適化をリアルタイムで可能にするPega Process AI を、Pega Platform™の新しい機能セットとして発表しました。 ペガは、自己最適化AIと意思決定管理をローコードプロセスオートメーションソフトウェアに組み込むことで、エンタープライズスケールで何百万もの顧客のリクエスト、トランザクション、その他のイベントをインテリジェントにトリアージできる唯一のソリューションを提供します。企業・組織は、この機能を活用することで、オペレーションコストを削減し、従業員と顧客のエクスペリエンスをシンプルにしながら、迅速かつ効果的にイベントの解決ができます。
デジタル化への期待が爆発的に上昇し続ける中、企業・組織は従業員と顧客をより効率的に支援するためにプロセスの自動化に期待を寄せています。しかし、多くの自動化ソリューションは、スピードと柔軟性、さらに基本的なビジネスルール機能にも乏しいため、企業・組織の動的なニーズを満たすことができていません。AI駆動の一部の自動化サービスであっても、企業・組織がより賢明な意思決定を行うために必要な、顧客から発信される大量のデータ信号のストリームを十分な性能で分析処理できていないのが現状です。
Process AIは、強力で実績のあるリアルタイムAI、イベントストリーム処理、機械学習、意思決定、自然言語処理(NLP)をあらゆるビジネスプロセスに適用することで、プロセスオートメーションの価値を高めます。これらの機能は、何百万ものストリーミングイベントを分析し、スピーディかつインテリジェントに判定を下すことが可能なため、迅速にイベントの解決へと導きます。 Process AIは、何百もの自己学習モデルを使用して、非効率的なプロセスをその場で合理化し、ビジネスの成果をより適切に最適化します。これにより、企業・組織はイベントをより効果的かつ効率的に解決できると同時に、問題の発生を事前に予測することもできるため、顧客と従業員に最高のエクスペリエンスを提供できます。
たとえば、保険会社はProcess AIを使用して、台風などが発生した場合、保険金請求が殺到した際に自動的に承認したり、より複雑な請求処理を最適なエージェントにルーティングすることで、大量の請求依頼をトリアージできます。また、金融サービス会社は、不正行為に関するアラートをリアルタイムでスキャンして、セキュリティ担当者による調査を自動的に始動することができます。製造メーカーであれば、IoTに接続されたデバイスの信号を分析し、問題の発生が予測される場合は、未然にサービスチケットを起票し、ディーラーとエンドカスタマーに対して事前に通知できます。
企業・組織は、Process AIを使用することで、バックエンドプロセスを最適化および簡素化して、次の利点を実現できます。
· より効果的なサービスを大規模に提供:Process AIは、高度なイベント処理とリアルタイムの決定を可能にすることで、毎秒数千のイベントを分析し、自動処理できるリクエストと、人の支援が必要なリクエストを判別します。特に複雑な問題を特定した場合、ソフトウェアは新規ケースを作成し、利用可能な情報を入力し、最も関連性の高い担当者にインテリジェントにルーティングして解決へと導きます。これにより、企業・組織はサービスに関する適切な決定を迅速かつ正確に行うことができるため、大規模で最も複雑な企業にとってコールセンターに問い合わせが集中するピーク時でも、顧客に対して最適な結果をもたらすことができます。
· オンザフライでプロセス効率を向上:システムがより多くのイベントを処理することで、予測分析と機械学習を使用してケースの結果を監視し、プロセスを改善するための新しい方法を発見します。これらの学習はオンザフライで適用されるため、次に同様のケースが発生したときにプロセスがより効率的に機能し、企業・組織の貴重な時間とリソースの節約に寄与します。また、長く稼働するにつれてシステムは条件の変化に応じてプロセスを動的に微調整し続け、新しい変数に適応しながらさらに効率を高めます。
· Process AIモデルの作成と変更をシンプルに:Process AIは、ローコードの機械学習オーサリングインターフェイスを提供し、ライフサイクル全体でProcess AIモデルを開発および管理する方法を簡素化します。使用していくうちに変更が必要になった場合、ユーザーはモデルを簡単に更新できます。ユーザーは、モデルレポートを使用することで、モデルの状態とパフォーマンスを追跡できます。部門横断型チーム向けに最適化された機能は、さまざまなユーザーペルソナに合わせてカスタマイズできるため、IT、データサイエンティスト、およびビジネスユーザー間のコラボレーションを向上させます。
すべてのPega AI機能と同様に、Process AIはResponsible AIの基本原理を踏襲しています。これは、アルゴリズムがバイアスの無い、公平でバランスの取れた結果をもたらすことを保証します。 ペガは、透明性設定の提供によってユーザーがAIをより細かく制御できるようにすることで、企業・組織における潜在的リスクの軽減、ならびにコンプライアンスの維持を支援します。さらにPegaは、異常値のイベントの発生時に、これを処理できる堅牢な自己学習機能を提供します。
Process AIを搭載したPega Platformは、統合されたオープンプラットフォームであり、運用プロセスと顧客エクスペリエンスを接続するためのシームレスなCenter-out™メソッドを提供します。企業・組織はケースマネージメントを基盤として使用することで、Pegaのローコードアプローチでアプリケーションを迅速に開発できるとともに、スキルレベルに関係なく開発者を支援することができます。 ユーザーは、Pega Platformを使用することで、作業を完了し、より適切な意思決定を行い、最終的にコスト、複雑さ、および不確実性を削減する、エンタープライズグレードで、ローコードのビジネスオートメーションプラットフォームによってエンドツーエンドの自動化を実現できます。
提供時期:
Process AIは、Pega Infinity 8.6製品リリースの一部として、2021年第2四半期終了までにPega Platformクライアントのアドオンとして提供が開始される予定です。 Process AIの詳細については、米国東部標準時5月4日午前9時からwww.pegaworld.comで開催される毎年恒例のPegaWorld iNspire Virtual Summitに参加するか、www.pega.com/technology/process-aiをご参照ください。
PegasystemsのCTO兼製品マーケティング担当副社長であるDon Schuerman(ドン・シャーマン)は、次のように述べています。
「実際の作業を推進するバックエンドプロセスがスピードと効率性に乏しくて顧客の期待に応えられないようでは、ユーザーインターフェイスがいくら洗練されていてもすぐにその輝きを失います。Process AIは、ペガの2つの最先端ソリューションであるAIとIntelligent Automationを組み合わせて、フロントエンドで約束されたことがバックエンドで守られることを確実にします。ケースマネージメントとプロセスオートメーションに関する深い専門知識にAIを注入することで、ペガは、クライアントがより効率的かつ効果的に顧客にサービスを提供し、従業員を支援できるようにします。」
参考リソース:
· Product background: Pega Process AI http://www.pega.com/technology/process-ai?utm_source=emd&utm_medium=pr&utm_content=Process-AI-launch https://www.pega.com/products/platform?utm_source=emd&utm_medium=pr&utm_content=Process-AI-launch
· Product background: Pega Platform https://www.pega.com/insights/resources/getting-value-case-management?utm_source=emd&utm_medium=pr&utm_content=Process-AI-launch
· eBook: Getting Value from Case Management
· Research: An Enterprise View of Intelligent Automation https://www.pega.com/enterprise-view-low-code?utm_source=emd&utm_medium=pr&utm_content=Process-AI-launch
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