楽しみながらポイ捨てを減らす投票型喫煙所『ASK THE TOBACCO』大正大学で実証実験開始
株式会社コソド(本社:東京都千代田区、代表取締役:山下悟郎)は、大正大学の学生と協働して投票型喫煙所『ASK THE TOBACCO』を大正大学指定喫煙所内に実証実験として2台設置しました。
全国の大学における『ASK THE TOBACCO』の設置は、大正大学が初めての事例となります。
■『ASK THE TOBACCO』について
当社の『ASK THE TOBACCO』は、灰皿に「人生に大事なのは金か、愛か」といった、誰しもが悩む究極の2択の設問を記載した「投票型灰皿」を設置した喫煙所です。楽しみながらたばこのポイ捨てを減らすことを目的とし、行動経済学(ナッジ)に基づいた喫煙者が能動的に吸い殻を捨てたくなる仕組みが特長です。これまで当社は全国の自治体、商店会、デベロッパー、高校生などと協働して設置し、街の美化に貢献してまいりました。
■大正大学での設置背景について
このたびの取り組みは、大正大学 表現学部の仲俣暁生教授指導の下、表現学部表現文化学科情報文化デザインコース4年生、田神迅人さんが研究・実証実験の一環として実施します。
大正大学では指定喫煙所が設置されているものの、喫煙所脇の側溝にポイ捨てがされるという現状があります。「一部の喫煙者によるマナー違反で喫煙所が廃止されてしまうと、さらにポイ捨てなどのマナー違反が発生してしまう。”喫煙者自身がマナーを守ることで、喫煙所を守ろう“という内発的な動機付けを促す取り組みを行いたい」という田神さんの想いに当社が賛同し、大正大学と協力のうえ、このたびの設置に至りました。
■大学生独自のユニークな投票設問を展開!
このたびの取り組みでは、『ASK THE TOBACCO』の自由に設問を展開できる仕組みを活かし、学生の興味関心を喚起する投票設問を学生自らが考え展開してまいります。
<設問内容例>
・サークルに、入っているor入っていない
・よく使うのはどっち、Instagram or Twitter
・よく使うのはどっち、パソコンorタブレット
・欲しいのはどっち、狭いけど最新設備の喫煙所or広いけどボロボロの喫煙所
・学内の喫煙マナーについて、改善すべきorこのままでいい
・図書館の利用は、週2回以上or週2回以下
■田神 迅人さんのコメント(大正大学 表現学部 表現文化学科情報文化コース4年生)
当コースでは、卒業制作として学生が一人一冊雑誌を制作しています。私は、「たばこ」を題材に制作を行っております。その企画として、今回の実証実験を行いました。
雑誌の制作を通じて、たばこのポイ捨てや受動喫煙が国内で問題視されていること、喫煙者が楽しみながらこれらの問題を解決できる仕組みである『ASK THE TOBACCO』の存在を知りました。大正大学では、ルールを守り、喫煙所内でたばこを吸うということに関して問題は発生していません。しかしながら、喫煙所内の側溝にポイ捨てされてしまうことが常日頃から問題だと感じており、この『ASK THE TOBACCO』を導入することで楽しくポイ捨て問題を解決できるのではないかと思い、大正大学と株式会社コソド様のご協力のもと、設置に至りました。
今後、綺麗で過ごしやすい大学を維持していくためにも、この『ASK THE TOBACCO』を通して、学生一人一人が社会課題であるポイ捨てや受動喫煙に対して問題意識を持ち、喫煙マナーについて考えるきっかけになればと思います。
■実証実験の概要
・実験内容:大学構内の指定喫煙所内に投票型喫煙所2台を設置し、設置前後における周辺のポイ捨て本数を調査
・実験場所:東京都豊島区西巣鴨3丁目20-1 大正大学構内 指定喫煙所 大正大学URL: https://www.tais.ac.jp/
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