【観光MaaS】SWAT Mobility、昨冬に延べ12,000人が利用したAIオンデマンド交通の実証実験を今夏も白馬村で実施
●背景
白馬村はグリーンシーズン(初夏から秋ごろまでの期間)の観光需要拡大を課題としています。
昨冬に白馬村が運行したAIオンデマンド乗合タクシー「白馬ナイトデマンドタクシー(HND)」は多くの観光客や地域住民が利用し、約70日間の運行期間で、アプリ登録者数は3,939人(うち外国人2,875人)、累計乗車人数は12,000人に達しました。また、高い運行効率(相乗り率 73%)とサービス満足度(91%が星5つの評価)を記録し、冬の観光の足として、白馬村の賑わいに大きく貢献いたしました。
こうした成果を踏まえ、グリーンシーズンのAIオンデマンド乗合タクシー(名称:白馬夏のデマンドタクシー)の運行が決まりました。
●今回の取り組み
今夏の白馬エリアの国内観光客数はコロナ前の水準まで回復が見込まれており、避暑やトレッキングを目的に訪れる観光客に対して、利便性の高い移動手段を提供する為に、AIオンデマンド乗合タクシー(名称:白馬夏のデマンドタクシー)の実証実験を行います。
SWATが本実証実験に提供するのは白馬村専用の運行アプリ「白馬夏のデマンドタクシーアプリ(HND)」です。このアプリはシンガポールと日本で特許を取得しているダイナミック・ルーティング・アルゴリズムを実装しており、最少の車両台数で、多くの乗客を移動需要に基づいて送迎し夏の白馬村の観光利便性を確保します。また、取得した移動データを30の運行指標に基づいて、継続的な分析と改善を行うことで、需要に応じた最適なサービスを作り上げ、白馬村の公共交通の最適化を目指します。
●概要
実証期間:2023年7月1日~2023年9月30日※土日祝日のみ運行
サービス提供エリア:白馬村
利用方法:アプリ「白馬夏のデマンドタクシーアプリ(HND)」
実施主体:アルピコ交通株式会社、アルピコタクシー株式会社、アルプス第一交通株式会社、白馬観光タクシー株式会社、BIPROGY、信州大学、SWAT Mobility Japan
本事業の実施主体は、交通事業者を含む複数の主体で構成される連携体で、昨冬の実証運行に参加した事業者が「チャレンジ白馬」として連携します。
Webサイト:白馬村ホームページ
https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/kankoka/osirase_ibennto_kouhoumusenntou/9791.html
●SWAT Mobilityについて
SWAT Mobilityは人・モノの移動に関する課題解決のため、オンデマンド交通運行システム、路線バス交通分析ツール、物流配送最適化システムを提供しています。最少の車両台数で複数の乗客・モノを効率良く相乗りさせるルーティング・アルゴリズムは世界トップクラスと認定されています。テクノロジーの社会実装を通し、当社ビジョン”Empowering the world to move more with less”の実現を追求していきます。
SWAT Mobility Japan株式会社
所在地:東京都中央区日本橋
代表者:代表取締役 末廣将志
設立:2020年
ホームページ: https://www.swatmobility.com/jp
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