レーザー光源の 5 年保証付き UVレーザーマーカー Videojet 7920 発売
UVレーザーマーカーは、近年食品のフィルム包装等への印字に用いられています。多くのユーザー様に安心してお使いいただけるように、当社はレーザー光源の5年保証を付帯したUVレーザーマーカーを提供します。
印字・マーキング製品を販売するビデオジェット社(東京都江東区)は、産業用UVレーザーマーカー「Videojet 7920」の本格的な提案を開始いたしました。UVレーザーマーカーでは熱影響の少ないレーザー印字が可能であり、食品などに使用されるフィルム包装のバリア性を保ちつつ、インクを使用せずに賞味期限や製造番号の印字が可能です。

レーザーマーカーによる印字のメリット
レーザーマーカーによる印字には「一度印字すると消えない」「インク等の消耗品を消費しない」等のメリットがあります。
従来から印字手段の一つとして広く利用されてきたCO2レーザーマーカーやファイバーレーザーマーカーは、ある程度厚みのある対象物への印字に適している一方で対象物に与える熱の影響が大きく、とくにフィルムなどの薄い包材に対して利用すると包材のバリア性を損なう原因となり得ます。
これに対し、UVレーザーマーカーは対象物へ与える熱影響が少なく、比較的に薄い包材への印字に使いやすくなっています。
安心して導入していただくための「レーザー光源 5 年保証」
レーザーマーカーに内蔵されている「レーザー光源」は消耗品であり、ユーザー様の使用方法や現場環境によって寿命が変わります。多くのユーザー様にとって新しい技術である UV レーザーマーカーを安心してご利用いただけるように、ビデオジェットでは Videojet 7920 のレーザー光源を5年間保証する「Videojet SourceSecure™(ソースセキュア)」を提供します。本サービスのために別途料金をお支払い頂く必要はありません。

包材のバリア性を確認するテスト
フィルムのような薄い包材へ印字した後にどれだけバリア性が保たれているかを確認するために、ご希望のお客様に対し Videojet 7920 で印字した包材の酸素透過率(OTR)や水透過率(WTR)を確認するテストをご提供いたします。また、テストと合わせて特定の包材に最も適した設定パラメータの情報をお伝えすることも可能です。
「印字不良」や「現場の手間」を抑える各種機能
レーザーマーカーは焦点の調整を正しく行っていないと、綺麗なマーキングを行うことができません。Videojet 7920は焦点の調整を楽にする機能を複数備えており、現場の手間や煩わしさを解消します。
1:焦点の自動調整
印字面とレーザーマーカーの間の距離を事前に複数パターン設定することが可能です。タッチパネルから特定の設定を選択すると、焦点が自動的に調整(※)されます。レーザーマーカーの取付位置を変えずとも、異なるサイズの対象物にピントの合った印字が可能となります(※有効範囲内に限る)。
2:マルチレベルマーキング
同じ印字領域内にある、レーザーマーカーからの距離が異なる複数の面に対してマーキングする機能です。
3:均一平面補正
領域全体を均一なスポットサイズでマーキングすることにより、領域の端の方でも優れたマーキング品質を維持します。
4:パイロットビームフォーカスファインダ
レーザーの焦点と位置の正しさを容易に確認できる機能であり、セットアップにかかる時間を短縮します。
仕様

印字領域 |
最大 235.1 mm × 355.8 mm (レンズにより異なる) |
印字速度 |
最高 2000 文字 / 秒 |
レーザー出力 |
4W |
波長 |
355 nm |
保護等級 |
IP54 または IP65 |
※より詳細な仕様は下記資料からご確認いただけます
詳しい仕様のご確認・資料のダウンロード:
Videojet 7920 製品紹介動画

ビデオジェットについて
ビデオジェットは産業用のインクジェットプリンタ、レーザーマーカー、サーマルインクジェットプリンタ、サーマルプリンタ、ラベラーなどをグローバルで展開するブランドです。世界で約40万台以上の導入実績を持ち、現在では世界26か国に直営事業所があり、135か国でサービスを展開しています。
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