〈イベントレポート〉ヤマハ主催「効率的にWeb会議を準備&進行するコツを伝授!~Web会議周辺機器のワイヤレス化と字幕/議事録作成講座~」にバルコが登壇。
Web会議用ツール「ClickShare」活用術を紹介
バルコ株式会社 (東京都大田区、加藤浩典社長) は、6月25日(金)にヤマハ株式会社主催のウェビナー「効率的にWeb会議を準備&進行するコツを伝授! ~Web会議周辺機器のワイヤレス化と字幕/議事録作成講座~」に登壇し、会議用ツール「ClickShare」について紹介いたしました。
近年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、在宅勤務体制拡大するなど、急速に働き方に変化が起きています。在宅勤務体制の活性化に伴い、Web会議の機会も増加しています。
今回のウェビナーでは、Web会議を効率的に実施するための周辺ツールを提供する4社より、会議ツールのワイヤレス化、字幕・議事録作成の自動化の2軸にて講義を行いました。
- ウェビナー概要
会場 :オンライン配信
参加費:無料(事前申込制)
講師 :
・バルコ株式会社 ミーティングエクスペリエンス事業部 筒井 孝司
・株式会社 アドバンスト・メディア VoXT事業部 志村 亮一
・株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 豊浦 雄介
・ヤマハ株式会社 音響事業本部 コミュニケーション事業部 妹尾 岳史
今回のウェビナーは、各登壇企業が提供する会議用ツールを実際に使用しながら進行しました。アドバンスト・メディアが提供する「AmiVoice ScribeAssist」を実際にウェビナー中に使用することで、参加者はリアルタイムで会議字幕を見ることができました。また字幕ログもダウンロードできるため、聞き逃してしまった箇所など会議後に確認することも可能です。
登壇者のマイクには、ヤマハが提供する「YVC-200」や、ヤマハミュージックジャパンが提供する「ADECIA」も使用し、クリアな音声でお届けしました。
ウェビナーは食傷気味という声も聞こえる中、200名を超える参加申込みをいただきました。ウェビナー中の参加者からの質問も多数に渡り、ウェビナー終了後のアンケートでも、9割近くの出席者からウェビナーの内容について、「良かった」または「大変良かった」と回答をいただきました。
また、実際にデモ機を借りたいというご要望も多数に渡り、4社共同で対応を始めております。
尚、登壇した4社の各プレゼンテーションやデモンストレーションの概要は以下の通りです。
- 各企業 講義内容
ディスプレイと複数のPC間の接続をワイヤレス化!
専用ボタンをPCに挿すだけでWeb会議を開始可能。会議用ツール「ClickShare」
製品情報:https://www.barco.com/ja/clickshare
♦「ClickShare 」とは
バルコが提供する「ClickShare」は、PCに挿したボタンをクリックするだけで会議資料を画面に投影できる会議用ツールです。
昨年発売したCXシリーズは、ハイブリッド環境(在宅・リモート勤務とオフィス勤務が混在する環境)での会議も対面で行うのと同じくらい一体感のある会議を実現可能です。リモート会議で使用するカメラ、マイク、スピーカーフォンなどのUSB機器とワイヤレスで接続するルームドックと、利用者が手元で操作できる専用ボタンで構成されています。専用ボタンをPCに挿すことで、ルームドックに接続されたUSB機器をワイヤレスで操作できるようになり、ワンクリックでリモート会議を始める準備を整えることができます。また、映像や音声をClickShareに接続されたPC間で共有することができるため、会議に参加する全員がWeb会議ツールを起動させる必要はなくなり、音声と映像の品質を保ちます。
また、今年5月に新たに発売開始したCシリーズの2機種は、既に他のテレビ会議システムを導入済みのお客様にも、ClickShareの利便性を追加で提供するために設定されたモデルです。
・ClickShare Conference
ワイヤレスコンファレンス(ハイブリッドリモートミーティング)
・ClickShare Present
会議室でのワイヤレスコンテンツ共有、既にビデオ会議システムをお持ちの方向け
♦会議室での打ち合わせやWeb会議で起きる問題を解決!
会議室での打ち合わせや、在宅勤務と出社が混同する「ハイブリッド会議」の際に発生する以下のような問題を、会議用ツール「ClickShare CXシリーズ」で解決できます。
・発表者が変わる度にケーブルの抜き差しや、席の移動を行うことが面倒。
・画面共有を行いたいが、ケーブルの抜き差しが面倒で諦めた。
・スマートフォンのコンテンツを共有したいが、コネクターケーブルを持っていない。
・WebカメラやスピーカーフォンのUSBケーブルを挿し込む端子が足りない。
♦様々なユーザー環境に対応
Web会議を行う際に使用するさまざまなマイク・スピーカー・カメラなどのUSB周辺機器や、Zoom、TeamsなどのUCプラットフォームに幅広く対応するため、ユーザー様それぞれの設備環境を活かしながら「ClickShare」を導入いただくことが可能です。
アドバンスト・メディア VoXT事業部 志村 亮一
Web会議内、全ての会話を自動で文字化可能!「AmiVoice ScribeAssist」
製品情報:https://www.advanced-media.co.jp/products/service/scribeassist
「AmiVoice ScribeAssist」は、2020年より提供開始したWEB会議や商談、会見等、対面・非対面の幅広いシーンで利用できるスタンドアローン型文字起こし支援アプリケーションです。
各種オンライン会議システムと併用可能で、議事録作成に役立つ機能を多数搭載しています。リアルタイム・バッチで日本語の音声認識・編集が可能です。
Zoomをプラットフォームとして使用した今回のウェビナーでは、実際にScribeAssistを起動し、ウェビナー登壇者の発言を全てリアルタイムで文字化するデモを実施しました。専門用語を含めて非常に高い精度で音声認識と文字化が行われていることを参加者にご覧いただきました。
ヤマハ株式会社 音響事業本部 コミュニケーション事業部 妹尾 岳史
テレワークやオープンスペースでの会議から大規模会議室まで幅広く対応「Speakerphone」シリーズ
製品情報:https://sound-solution.yamaha.com/products/uc
ヤマハの「Speakerphone」シリーズは、チームコラボレーションに重心をおいた働き方やオフィス空間の変化に対応し、さわがしいオープンスペースから小・中・大規模の会議室まで、オフィスのあらゆるシチュエーションで快適な遠隔会話体験を実現するスピーカー・マイクソリューションです。まるで同僚とオフィスで会話しているような、クリアで快適な会話を実現し、スムーズな会議を提供します。
自宅でのテレワークから大規模会議室での活用まで、用途に合わせて選べるラインナップをご用意しております。
■ClickShare CX-50の使用事例
YVC-1000と5台の増設マイク、ClickShare CX-50を組み合わせて、実際に行った過去のウェビナーでの使用事例を紹介しました。
カメラとPCが離れた位置にあるレイアウトでも、音声や映像に問題なく、ワイヤレスで快適な会議環境を実現できました。
・部屋の大きさ
✓ 12m×9m×3m
✓ 54名収容可能
・機器配置
✓ スピーカー
✓ ワイヤレスマイク
✓ YVC-1000+YVC-MIC1000EX
・運用パターン
✓ マイクに向かって発言
✓ スクリーンに向かって発言
✓ オフマイクで発言
✓ 二人が同時に発言
✓ ワイヤレスマイクで発言
株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 豊浦 雄介
遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」
製品情報:https://jp.yamaha.com/products/contents/proaudio/unified_communications/adecia_ceiling/index.html
「ADECIA」は、音の入口から出口までのラインナップをトータルで兼ね備えた、遠隔会議専用“ヤマハのワンストップサウンドソリューション”です。天井部分に設置するシーリングソリューションと、机上に設置するテーブルトップソリューションの2種があります。
シーリングソリューションにおけるマイクロフォン「RM-CG」は話者が発言するだけで音源方向を検知し、複数人の同時発話も逃すことなく集音する「マルチビームトラッキング」を搭載。さらに人の声とそれ以外を識別する技術「HVAD (Human Voice Activity Detection)」が組み合わされた音声処理により、明瞭度の高い音声を遠隔地にいる相手に伝えます。
固定設備のADECIAは会議のたびにマイクをセッティングする必要が無く、急遽会議室のレイアウト変更を行う際にも、スムーズに遠隔会議を始めることが可能です。
実際にADECIAを設置したショールームからウェビナーに登壇し、発言者がマスクをしていても支障なくクリアな音声が聞こえるデモンストレーションをご覧いただきました。参加者から優れた音響技術に関する質問もうけました。こちらのショールームにはClickShare CX-50も設置されています。
バルコについて
バルコは1934年にベルギーで創業(日本法人であるバルコ株式会社は1995年設立)しました。その歴史はラジオの製造から始まり、現在ではディスプレイ技術、プロジェクション技術、コラボレーション技術を核に、主にエンターテイメント、ヘルスケア、エンタープライズ向けに可視化ソリューションを開発、設計しているグローバルなテクノロジー企業です。現在では90か国以上に販売拠点を持ち、2020年の連結総売上げは770Mユーロを超え、従業員約3,300名、430を超える特許を取得しています。
ヤマハについて
ヤマハ株式会社は、1887年の創業以来、楽器を中心とするさまざまな製品・サービスを提供し、音・音楽を原点に培った技術と感性で、新たな感動と豊かな文化を世界の人々とともに創りつづけることを目指してきました。
現在では、楽器だけでなく、業務用音響機器、ホームオーディオ機器などの音・音楽・音響に関わる事業からネットワーク関連機器、半導体を中心とした部品事業に至るまで、幅広く、グローバルに事業を展開しています(従業員約20,000人、子会社数61社/内連結対象:57社)。株式会社ヤマハミュージックジャパンは、ヤマハ株式会社100%出資の国内販売会社です。
アドバンスト・メディアについて
アドバンスト・メディアは、音声認識技術 AmiVoice を主軸に、ソリューション事業・プロダクト事業・サービス事業の 3 つの形態で事業を展開しており、コールセンター、医療、製造・物流・流通、建設・不動産、議事録作成、教育、モバイル、ロボットなど、幅広い業種業態にて活用されています。AmiVoice は、従来の機械が中心となる音声認識と異なり、人が自然に機械に話しかけるとあたかも人間のように受け答えや記録などの動作をしてくれる、音声認識を中心とした知的ヒューマンインターフェースです。アドバンスト・メディアは、人と機械との自然なコミュニケーションを実現し、豊かな未来を創造していくことを目指します。
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