teploティーポット新型モデル「teploティーポット プロ」法人向けサービスを開始

家庭用としての展開に向けた開発も開始

お茶とIoTで食のパーソナライゼーションをリードする株式会社LOAD&ROAD（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：河野辺和典）は、teploティーポットの新型モデルとなる「teploティーポット プロ」の法人向けサービスを開始しました。あわせて、家庭用としての展開に向けた開発も開始します。

teplo公式サイト：https://teplotea.com/
 

• ​「teploティーポット プロ」開発の背景

LOAD&ROADは、2020年8月に、茶葉の魅力を最大限に発揮する独自の抽出テクノロジーと、飲み手の気分や状態にあわせて最適な状態のお茶を淹れる世界初の「パーソナライズ抽出機能」を実現したスマートティーポット「teploティーポット」の販売を開始しました。

家庭用としての利用を想定して販売を開始しましたが、業務目的での使用を希望される多くの声をいただき、家庭用としての提供のほかに、これまでに数十の法人パートナーにご利用いただいてきました。

導入した店舗からのフィードバックを踏まえ、この度、業務用のニーズに幅広く応える機能を備え付けた新型モデルを開発し、法人向けサービスの提供を開始しました。
 

• 「teploティーポット プロ」の概要

「teploティーポット プロ」は2020年8月に一般発売を開始した初期モデル「teploティーポット」の新型モデルです。初期モデルで高い評価をいただいた抽出性能はそのままに、業務目的で使用する際の幅広いニーズに応えるべく、機能や仕様のアップデートを行い、利便性とメンテナンス性を大幅に向上させました。
 

• 「teploティーポット プロ」の特長

・熱源にIHを採用し、ベース部を除く全てのパーツを食洗機での洗浄に対応
初期モデル「teploティーポット」では、熱源に一般的な電気ケトルと同じ方式であるシースヒーターを採用しているため、ベース部とガラスポットのそれぞれにコネクタを搭載しています。熱源をIHに変更することで、ガラスポットからコネクター等の電気部品を取り除くことを実現しました。これにより、水洗いが不要なベース部を除き、全てのパーツが食洗機での洗浄に対応し、メンテナンス性が飛躍的に向上しました。

・初期モデルの抽出性能を引き継ぐ抽出システム
初期モデル「teploティーポット」では、お茶のプロが急須でお茶を淹れる際の動作が回転動作であることに着目し、回転しながら抽出することでプロが淹れるお茶の味を再現する自社開発(特許権利化済※)の抽出テクノロジーを採用し、高い評価をいただきました。本モデルではこの回転抽出方式を引き継ぎ、お茶のプロが淹れるような本格的な味のお茶を抽出します。
また、初期モデルではガラスポット内部に温度センサーを搭載して水温を測定することで抽出温度を制御していますが、本モデルでは、メンテナンス性を高めるため、ガラスポットは電子部品を搭載しないシンプルな構造とし、ベース部のアームに非接触温度計を設置しました。これにより初期モデルと同等の正確な温度制御を実現しています。
※特許第6796345号

・アプリなしでスタンダードな抽出、アプリを使ってこだわり抽出を実現
初期モデル「teploティーポット」では、公式アプリと本体をBluetooth接続してアプリから抽出の設定を行って抽出します。本モデルでは、本体のベース部に液晶画面を搭載したことで、アプリを使用せず抽出することも可能にしました。初期モデルで高い評価をいただいた世界初の「パーソナライズ抽出機能※」を使用する際や、抽出条件(温度・時間)をマニュアル設定する際には、アプリを使用することでご利用いただけます。本体にプリセットされた茶種ごとのスタンダードな抽出条件で抽出する際は、アプリを使用せず抽出することができます。使用場面に応じてシンプルに使うこともこだわって使うこともできるようになりました。
なお、本体には緑茶、紅茶、ハーブティーなど9種類の抽出条件をプリセットしています。

※本体に内蔵するセンサーにより、脈拍、指の温度、室温、湿度、照度を計測し、飲み手の気分や状態、周囲環境を解析して独自のアルゴリズムで抽出温度と時間を導き出し、飲み手の状態に最適なお茶を淹れる機能です。たとえば朝に眠気が残る人には、基準より高温で長めに抽出することで苦みとカフェイン量を多めのお茶を淹れたり、疲れている人には基準より低い温度で甘さと旨味が強いお茶を淹れたりして、気分や状態に応じて抽出条件を調整することで、同じ茶葉を使っていても異なる味わいや香り、カフェイン量でお茶を淹れます。

・NFC(近距離無線通信)によるワンタッチ抽出設定を実現
本モデルでは、本体のベース部にNFCリーダーを搭載し、茶葉の抽出条件を記録したNFCタグ内蔵の抽出設定カードをteplo公式茶葉の銘柄ごとに用意しています。これによりベース部に抽出設定カードをかざすだけで抽出設定を完了させることができます。
なお、teplo公式茶葉は、現在約30種類をラインナップしており、そのすべての銘柄についてテイスティング検査を行い、銘柄ごとに最適な抽出条件を定めています。

・大小2通りの抽出容量に対応
初期モデル「teploティーポット」では、家庭用の使用を想定していたため、急須1つ分と同等の容量となる350ml抽出のみに対応しています。本モデルでは、ガラスポットは大(700ml)と小(350ml)の2サイズを用意し、ベースのアーム部分に上下二つの差し込み穴を設けることにより、抽出容量に応じてインフューザーの差し込み口とガラスポットの大きさを変えることで、1台で2サイズの抽出に対応しました。

・A4用紙1枚のスペースに設置可能なコンパクト設計
本体のベース部は約19cm×24cmとコンパクトな設計となっているため、設置スペースが限られたキッチンやカウンターなど場所を選ばずに設置することができます。

・機能と美しさを両立したデザイン
プロダクトのデザインは、初期モデル「teploティーポット」と同様にデザイナーの西村ひろあき氏※を起用しました。本モデルでは、お茶がもつ美味しさを最大限に引き出す性能、多様なシーンで活躍する使い勝手、どんな空間でも溶け込む佇まいの美しさの３つの要素を追求しました。

※西村ひろあき氏 プロフィール
西村 ひろあき（ニシムラ ヒロアキ） デザイナー/ クリエイティブ・ディレクター
西村拓紀デザイン株式会社(www.hndi.co.jp) 代表取締役
 

• 「teploティーポット プロ」の抽出ステップ

• 製品仕様

【サイズ】 幅約190 × 奥行約240 × 高さ約210 mm 
【重量】 約2.5kg （パワーベース、ガラスポット、インフューザー含む）
【容量】　約350ml、700ml
【定格消費電力】　約800W
【電源】　100V / 50 - 60Hz
 

• LOAD&ROADについて

「世界中に美味しいお茶を届ける」を理念に掲げて活動する株式会社LOAD&ROADは、日本、米国、インドを拠点とする、2015年創業のテクノロジースタートアップ企業です。ハードウェアエンジニアで、代表取締役を務める河野辺和典が率いるハードウェアチームと、ソフトウェアエンジニアでCTOのMayuresh Soniがリードするソフトウェアチームによって構成されています。テクノロジーでお茶をデザインするというコンセプトのもと、「teplo」ブランドをグローバルに展開し、プロダクト・サービスの開発および運営、販売を行なっています。
 

•  お問い合わせ

製品に関するお問い合わせ先
Email：[e-mail]
公式サイト：https://teplotea.com/

報道関係の方からのお問い合わせ先
株式会社LOAD&ROAD
広報担当：加藤明里
Email：[e-mail]
TEL：[phone]
プレスキット：https://drive.google.com/drive/folders/1PIoW1EwBOIySoJHZAcpA3UkSrNiRlmXr?usp=sharing