ロボット研磨で経営課題、工程課題の解決を。接触力を高速で自律補正制御するファーロボティクスのエンドエフェクタにおいて研磨自動化提案も行う研磨材メーカーの柳瀬株式会社が新たに販売パートナーに!国内二社目
熟練技術を必要とする研磨研削がファーロボティクスの技術を用いたロボット化により、柔軟に再現性ある高品質仕上げ、加工時間短縮が実現。製造現場での研磨研削の人手作業からロボット化、省力化を一層加速。
接触力を高速で自律補正制御するエンドエフェクタの開発製造を手掛けるオーストリアのファーロボティクスは、新たに研磨の自動化提案も推進する研磨材メーカー、柳瀬株式会社と販売パートナー契約を発表。販売パートナーは国内二社目となる。柳瀬株式会社のもつ販売ネットワークにより、熟練作業、危険作業の一つである各種研磨(サンディング、グラインディング、ポリッシング、バフ研磨、ベルト研磨、ブラッシング、バリ取り、切断等)作業において、製造現場での人手作業からロボット研磨への自動化、省力化を一層加速させる。
ファーロボティクスの特許技術であるACT(Active Compliant Technology)は、接触に繊細さが求められる研磨、研削作業において、ワークピースのソリ、非平面形状、またツール-ワークピース間の姿勢で異なる重力荷重等の影響で加工中に生じるワークピースへの接触力の”差”を、高速で自律的に精密補正するリアルフォースコントロールを実現する為、ロボットの軌道スピードを上げても、精密に接触力を制御し、ムラの無い表面加工が可能になる。フィードバックの遅れや重力荷重による影響等での加工ムラ発生や加工スピードが上がらない等の事例はファーロボティクスのACFが解決する。
また、製品のストロークの伸縮範囲(35mm-98mm)で自律補正するので、プログラミングにも多くの労力を必要とせず、ユーザーのプログラミング労力も軽減。この技術により、サイクルタイムの短縮、生産キャパシティー増が可能になるので、ロボットに出来る作業がさらに拡大し、人件費の削減や人にしかできないクリエイティブな仕事への配置転換等が可能になり、儲かる仕組みの構築が可能に。
主要マーケットの自動車産業では多くの欧米ブランドに採用されており、鉄道車両、航空産業、製鉄、製缶等の金属加工、トイレバスタブなどのサニタリー製品等に実績があり、海外で実績のあるこれら作業の自動化用途を日本の製造現場にも紹介していく。また、自動化があまり進んでいない造船業界も今後の大きな市場であると見ている。
主な用途としては溶接のビード除去、スパッタ除去、塗装前サンディング、塗装剥がし、タービンブレード、風車ブレード、プロペラ等の非平面の表面のサンディングやポリッシング、その他各種ポリッシング、シャフト研磨、鏡面研磨、クリーニング、金型研磨、鋳物や樹脂成型品等の各種バリ取り、レンズ研磨等さまざまな表面加工があり、材料も選ばず様々な表面加工が可能。研磨の自動化により、経営課題の解決のみならず、最良の仕上げ結果による品質向上が可能に。
YouTubeで様々な用途例動画を公式YouTubeチャンネルFerRoboticsで公開中。
https://www.youtube.com/c/ferrobotics
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