IKEAカタログ 発行終了のお知らせ 70年の成功を経て、イケアは次へとページをめくります
IKEAカタログは70年間の目覚ましいレガシーが刻まれています。長年に渡りイケアの象徴として愛される冊子となり、世界中の多くの人々にイケアを知っていただき、インスピレーションを届け続けた大切な存在です。しかし、時代は変わりつつあります。イケアは、より多くの人々とつながるための新しい方法としてデジタルを活用し、お客さまにさらに身近な存在となっています。また、近年お客さまの購買行動やメディアのあり方が変化し、IKEAカタログの需要が減りました。そのため、Inter IKEA Systems B.V.は、今後の明るい未来を見据えつつ、IKEAカタログのこれまでの輝かしい歴史に幕を下ろす決断をしました。
「IKEAカタログはお客さまとコワーカー(従業員)の両者にとって、多くの感情や思い出、そして喜びをもたらしてきました。 70年に渡り、IKEAカタログはイケアらしい最も象徴的な制作物の1つであり、世界中の何十億もの人々にインスピレーションを届けてきました。メディアのあり方とお客さまの購買行動は変化しており、私たちの最愛のカタログから次のステップへ進むことは実際には自然なプロセスです。より多くの人々にイケアを身近に感じていただくために、今後さまざまな新しい方法でホームファニッシングのソリューションとインスピレーションをお届けします。」 Inter IKEA Systems BVのマネジングディレクターであるKonrad Grüssは、このように述べています。
家での暮らしは今まで以上に大切なものになっています。過去数年間、私たちはバリューチェーン全体の同僚・コワーカーと協力して、カタログ配布についての新しい方法をテストしました。お客さまとイケアのリテーラーの両方から収集された豊富な知識と洞察により、人々は家でのニーズや叶えたい夢について、既存および新しいエキサイティングなツールを使って情報収集していることがわかっています。カタログに別れを告げる時が来ましたが、この章が終わり新たな章が始まる今、これからの明るい未来に目を向けています。
「これはゼロからの出発ではありません。これまで、お客さまにイケアを身近に感じていただくためにさまざまなやり方の変革を遂げてきました。その中で、私たちはイケアならではのホームファニッシングの知識、製品、ソリューションを魅力的にご提案し、新しいやり方、そして新しいチャネルやフォーマットを通じてより多くのお客さまにインスピレーションをお届けできる方法を探し続けています。」とKonrad Grüssは言います。
IKEAカタログに別れを告げるという決断は、デジタルをさらに駆使してより身近なイケアであるために継続している変革と密に関わっています。イケアの変革はすでに深く浸透しています。昨年、オンラインでの売上高は全世界で45%増加、IKEA.comへのアクセス数は40億以上を達成しました。同時にデジタルサービスを改善してイケアでのお買い物体験をさらに楽しんでいただけるよう、新しいアプリを始動しました。
多くの方々に親しまれたIKEAカタログの発行は終了しますが、これまでのIKEAカタログの素晴らしい歴史を記念して、ホームファニッシングのインスピレーションと知識にあふれたブックを2021年の秋に発行する予定です。
IKEAカタログに関する5つの事実:
•1951年:創業者であるイングヴァル・カンプラード自身が最初のIKEAカタログを発行。最初のカタログカバーには茶色い布張りのMKウィングチェアが登場しました。全68ページでスウェーデン語。スウェーデン南部で285,000部が印刷され、配布されました。
•1998年:インターネットで入手可能な最初のカタログ「IKEA at office」を発行しました。これは、ビジネス/オフィス用の家具のみを掲載した特別版でした。当時「IKEA at office」のみに留まらず、IKEAカタログ全般のオンライン版も検討しましたが、ITシステムが複雑なため発行は延期となりました。
•2000年:IKEAカタログの印刷版とオンライン版を発行。
•2001年:イケアの歴史上初めて、スウェーデンとデンマークでeコマースが始まりました。
•2016年:IKEAカタログの最盛期を迎え、32ヶ国語からなる69バージョンで、延べ2億部ものIKEAカタログが50以上の市場で配布されました。
イケアとイケアのフランチャイズシステムについて
イケアは、優れたデザインと機能性を兼ね備え、人と環境に配慮して製造された高品質なホームファニッシング製品を手ごろな価格で提供しています。イケアは1943年にスウェーデンで設立されました。今日、12の異なるグループがInter IKEA Systems B.V.とのフランチャイズ契約に基づいてイケア販売チャネルを所有および運営しています。イケアブランドで活動しているこれらのすべてのグループで、「より快適な毎日を、より多くの方々に」という共通のイケアビジョンのもとで運営しています。
--------------------------------------------------------------------
イケアミュージアムとカタログの歴史と変遷についてのオンライン版への参照とリンク:
The IKEA Catalogue through the ages
https://ikeamuseum.com/en/exhibitions/the-ikea-catalogue-through-the-ages/
IKEA kataloger | IKEA Museum
https://ikeamuseum.com/sv/ikea-kataloger/
www.Ikea.com
https://www.ikea.com/
--------------------------------------------------------------------
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像