コロナ禍で再認識する「言葉の力」 温度感のあるコミュニケーションや誰かとのつながりの重要性
「あなたの名言100万円」思わず手帳にメモしたくなった身近な人の名言募集【第25回手帳大賞3/31まで】
株式会社 高橋書店(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:高橋秀雄)が毎年実施している「コトバとアイデア」のコンテスト「手帳大賞」は、今年で25回目を迎えます。
思わず手帳にメモしたくなった「身近な人の名言」と「手帳やカレンダーのアイデア」を募集する「手帳大賞」。高橋書店では「手帳大賞」を通じ、手帳をもっと身近に、手帳が毎日の暮らしに役に立つよう、手帳文化の発展と啓蒙に努めています。第25回手帳大賞応募締切は2021年3月31日です。
前回では4万通を超える応募、「言葉の力」への関心高く
2020年11月に発表となった「第24回手帳大賞」では、40,453通(前年比164.2%)の応募の中から「大賞」、「特別賞」3作品、「優秀賞」2作品の計6作品を受賞作品として選出しました(※)。
第23回の約2万通から1.5倍以上の応募数となった第24回。2019年の豪雨や2020年のコロナ禍などによる、ぶつけようのない苦しさ・つらさをふっと和らげる、「書くことの大切さ」や「言葉の力」への関心が高まったと考えています。
コロナ禍の中で“言葉”の持つ力を再認識(第24回手帳大賞審査員のお話より)
第24回手帳大賞の審査員をつとめていただいたのは前年から引き続き、エッセイストの松浦弥太郎さん、歌人・作家の東直子さん、作家の金原ひとみさんの3名。登壇の挨拶や全体講評などを通じ、コロナ禍の中で“言葉”の持つ力を再認識したとお話しされました。
生活の中の喜びを拾い上げて心に刻むことが、これからの豊かさにつながる
エッセイスト・松浦弥太郎さん
2020年はコロナ禍ということもあり、困難や苦難に対してどうやって向き合っていくのか、その未来に対して自分たちがどう生きていくのかということを学ばせていただくような、ヒントになる言葉を選びました。
まだまだ不安や困難が続くといわれている時代ですが、大きな幸せを望むよりも、自分たちの生活の近いところに実は喜びがたくさんあって、それを一つ一つきちんと向き合って、拾い上げて、集めていく。それを手帳に書き留めていく、自分の心の中に刻むということが、これからの豊かさにつながるのだと思います。
何気なく聞いている相手の言葉も心に受け止めようという「耳を澄ます機会」に
歌人・東直子さん
2020年はとくに日常会話の重要性、かけがえのなさを痛感させられる年でした。日常会話は、水に流れてしまうように、空気に溶けてしまうように、どんどん忘れていってしまうものだけれど、誰かがその言葉を受け止めて、書き留めて、伝えてくれる。そうしてやっと、私たちは言葉を共有することができる。だれかがふっと漏らした言葉や伝えてくれた言葉を、手帳に書き留めて、それを私たちが受け止めることで、言葉がどんどん豊かになるきっかけが生まれている気がします。何気なく聞いている相手の言葉も心に受け止めようという「耳を澄ます機会」をあたえられているのだと改めて思いました。
言葉というものが人々の心を救済するものでもあると改めて気付けた
作家・金原ひとみさん
コロナ禍の中、みんな心が苦しくなっていき、人を差別したり、阻害したり、苦しめるような言葉をたくさん聞いたような気がします。しかし、それと同時に言葉というものが人々のオアシスであったり避難所であったり、救済するものでもあると改めて気付けました。選考の際も、いろんな人のちょっと面白いエピソードや、ほっと和むような言葉をどこか無意識的に選んでいたと思います。
本当のことだけを書くのが言葉ではなく、実感や、物事をどう表現するかということがとても大切なことなのだということを改めて考えさせられました。
名言 大賞受賞者・島田さんが考える「言葉の共鳴と響命」
第24回手帳大賞では、仕事に追われる日々の中、同僚がふとつぶやいた「魂がこぼれそう」という言葉が名言大賞に輝きました。誰かが発した言葉を誰かが受け取って、また別の誰かに伝えていく。この「言葉の共鳴」について、大賞に選ばれた島田淳子さんは、「響命」とも考えられるとお手紙をくださいました。
「言葉を発する人、拾う人、私はそれを考えているうちに、共鳴という言葉は「響命」ともいえると思い、感動しました。(中略)人生の折々で助けとなるような言葉ばかりの手帳大賞に、これからも学ばせていただきます。」
(島田淳子さんから頂いたお手紙より抜粋)
手帳大賞を運営する中で感じるのは、温度感のあるコミュニケーションや誰かとのつながりの重要性が増しているという点です。加速度的にデジタル化が進み、無数の情報があふれ、流れ去ってしまう社会だからこそだと感じます。
応募作品を見ると、その言葉が発された背景=コミュニケーション自体が、人生にとってかけがえのない「つながり」であるのだと感じるものが多くあります。これからの時代を生きるヒントは、身の回りにあふれる何気ない言葉を心に留めて、味わうときに見つかるかもしれません。
第25回手帳大賞 応募概要
\間もなく応募締切/
2021年3月31日(水)
【商品企画大賞】 最優秀企画賞1点50万円と企画の商品化、優秀賞数点各10万円。
応募は郵送またはWEB応募フォームより
詳細は手帳大賞HP(https://www.takahashishoten.co.jp/techotaisyo/)へ
前回では4万通を超える応募、「言葉の力」への関心高く
2020年11月に発表となった「第24回手帳大賞」では、40,453通(前年比164.2%)の応募の中から「大賞」、「特別賞」3作品、「優秀賞」2作品の計6作品を受賞作品として選出しました(※)。
第23回の約2万通から1.5倍以上の応募数となった第24回。2019年の豪雨や2020年のコロナ禍などによる、ぶつけようのない苦しさ・つらさをふっと和らげる、「書くことの大切さ」や「言葉の力」への関心が高まったと考えています。
(※)第24回手帳大賞は2019年4月1日~2020年3月31日に応募受付、11月に発表表彰式をオンラインて開催
コロナ禍の中で“言葉”の持つ力を再認識(第24回手帳大賞審査員のお話より)
第24回手帳大賞の審査員をつとめていただいたのは前年から引き続き、エッセイストの松浦弥太郎さん、歌人・作家の東直子さん、作家の金原ひとみさんの3名。登壇の挨拶や全体講評などを通じ、コロナ禍の中で“言葉”の持つ力を再認識したとお話しされました。
生活の中の喜びを拾い上げて心に刻むことが、これからの豊かさにつながる
エッセイスト・松浦弥太郎さん
2020年はコロナ禍ということもあり、困難や苦難に対してどうやって向き合っていくのか、その未来に対して自分たちがどう生きていくのかということを学ばせていただくような、ヒントになる言葉を選びました。
まだまだ不安や困難が続くといわれている時代ですが、大きな幸せを望むよりも、自分たちの生活の近いところに実は喜びがたくさんあって、それを一つ一つきちんと向き合って、拾い上げて、集めていく。それを手帳に書き留めていく、自分の心の中に刻むということが、これからの豊かさにつながるのだと思います。
何気なく聞いている相手の言葉も心に受け止めようという「耳を澄ます機会」に
歌人・東直子さん
2020年はとくに日常会話の重要性、かけがえのなさを痛感させられる年でした。日常会話は、水に流れてしまうように、空気に溶けてしまうように、どんどん忘れていってしまうものだけれど、誰かがその言葉を受け止めて、書き留めて、伝えてくれる。そうしてやっと、私たちは言葉を共有することができる。だれかがふっと漏らした言葉や伝えてくれた言葉を、手帳に書き留めて、それを私たちが受け止めることで、言葉がどんどん豊かになるきっかけが生まれている気がします。何気なく聞いている相手の言葉も心に受け止めようという「耳を澄ます機会」をあたえられているのだと改めて思いました。
言葉というものが人々の心を救済するものでもあると改めて気付けた
作家・金原ひとみさん
コロナ禍の中、みんな心が苦しくなっていき、人を差別したり、阻害したり、苦しめるような言葉をたくさん聞いたような気がします。しかし、それと同時に言葉というものが人々のオアシスであったり避難所であったり、救済するものでもあると改めて気付けました。選考の際も、いろんな人のちょっと面白いエピソードや、ほっと和むような言葉をどこか無意識的に選んでいたと思います。
本当のことだけを書くのが言葉ではなく、実感や、物事をどう表現するかということがとても大切なことなのだということを改めて考えさせられました。
名言 大賞受賞者・島田さんが考える「言葉の共鳴と響命」
第24回手帳大賞では、仕事に追われる日々の中、同僚がふとつぶやいた「魂がこぼれそう」という言葉が名言大賞に輝きました。誰かが発した言葉を誰かが受け取って、また別の誰かに伝えていく。この「言葉の共鳴」について、大賞に選ばれた島田淳子さんは、「響命」とも考えられるとお手紙をくださいました。
「言葉を発する人、拾う人、私はそれを考えているうちに、共鳴という言葉は「響命」ともいえると思い、感動しました。(中略)人生の折々で助けとなるような言葉ばかりの手帳大賞に、これからも学ばせていただきます。」
(島田淳子さんから頂いたお手紙より抜粋)
手帳大賞を運営する中で感じるのは、温度感のあるコミュニケーションや誰かとのつながりの重要性が増しているという点です。加速度的にデジタル化が進み、無数の情報があふれ、流れ去ってしまう社会だからこそだと感じます。
応募作品を見ると、その言葉が発された背景=コミュニケーション自体が、人生にとってかけがえのない「つながり」であるのだと感じるものが多くあります。これからの時代を生きるヒントは、身の回りにあふれる何気ない言葉を心に留めて、味わうときに見つかるかもしれません。
第25回手帳大賞 応募概要
\間もなく応募締切/
2021年3月31日(水)
【名言大賞】 大賞1点100万円。他、特別賞3点各20万円、優秀賞数点各10万円。
【商品企画大賞】 最優秀企画賞1点50万円と企画の商品化、優秀賞数点各10万円。
応募は郵送またはWEB応募フォームより
詳細は手帳大賞HP(https://www.takahashishoten.co.jp/techotaisyo/)へ
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