ノンフィクションのサブスク型サービス「SlowNews」がジャーナリスト向けの「調査報道スキル講座」を無料開講
第一弾は9月3日「オープンデータ活用の取材術」
受講の対象は、フリージャーナリストやネットメディア、地方メディアの関係者で調査報道にかかわっている、あるいは取り組みたいと考えている方です。
スローニュースは「調査報道の支援」をミッションとしています。今回の講座では、組織などで調査報道の手法を学ぶ機会の少ないフリージャーナリストやネットメディア、地方メディアの関係者の方に、新しい調査報道のテクニックや専門的な手法を紹介します。
講師は、スローニュースのシニアコンテンツプロデューサーで、NHKで長年、調査報道などの講師を務め、「NHK取材ノート」「政治マガジン」などを運営してきた熊田安伸が担当します。
第一弾として9月3日に「オープンデータ活用の取材術」をテーマに、オンラインで開催します。ご関心のある方は、ふるってご応募ください。(人数が多くなった場合は、抽選制とさせていただきます。)
・講座概要
開催日時:9月3日(金)午後7時~(質疑含め2時間程度)オンライン開催
参加対象:雑誌やネットメディア、地方メディアで活躍するジャーナリスト、編集者
募集方法:下記フォームでお申し込みください。後ほど参加用のURLをご案内します。
https://forms.gle/jfpewbG4L5bA11FGA
参加費:無料
・使えるオープンデータはこんなにある!
第1回講座内容について
調査報道の取材に使えるのは『情報公開』だけではありません。取材にとても役に立つデータがオープンになっているケースは、驚くほどたくさんあります。効率的に情報を得るにはどうしたらいいのか。『国や自治体』『企業や経済活動』『NPOなど法人』といった様々なジャンルで、すぐに使える情報やデータの活用方法をお教えします。
・他にもこんな講座を用意しています
今後もご要望に応じて、講座を開催します。地方メディアの方など、気軽にご要望ください。以下のような講座をご用意しています。ウェビナーでも、講師の派遣でも可能です。
① 調査報道に使える「オープンデータ」活用テクニック講座
② 災害発生時から1週間後、1か月後には何をやるべきか「災害前線報道」講座
③ 「政治とカネ」をはじめとした経済事件取材講座
④ 読者に届くデジタルコンテンツの発信講座
<講座内容>
②「災害前線報道」講座
毎年のように大災害が発生する日本。発生時にはまずどんな情報を集め、どう人を配置すべきなのか。1週間後、1か月後、1年後に必要な「視点」とは。日本記者クラブで行われ、好評を博した「災害と調査報道」講座をそれぞれの地域にバージョンアップしてお伝えします。
③経済事件取材講座
政治資金の様々な取材テクニックをご紹介。また企業のカネの問題をどう暴くのか、財務諸表などから簡単に違和感を見破る熊田流の「気づき」の方法もお教えします。
④デジタルコンテンツの発信講座
どんなに優れた報道でも、「読者/視聴者には届いていないのではないか」という感触を抱いているメディアも多いと思います。「届ける」ためには新たな発信の「仕掛け」が必要です。実際に有効だったテクニックなどを披露します。
この機会にぜひテクニックを学んでいただければと。取材した成果は、ぜひノンフィクション・調査報道に特化したサブスクリプション型Webサービス「SlowNews」(https://slownews.com/)への掲載もご検討ください。
◆スローニュース株式会社について https://about.slownews.com/
スローニュース株式会社は2019年2月、スマートニュース株式会社の子会社として設立。ジャーナリズムの最も重要な役割を担う「調査報道」を次の時代にどのように残すのか、この難題に取り組むべく始動した。調査報道を継続的に生み出すエコシステムの創出を目指し、定額課金サービスSlowNewsを2021年2月にスタートした。
サブスクリプションサービスへのリンクはこちら: https://slownews.com/register
商号: スローニュース株式会社(英名:SlowNews, Inc.)
所在地: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビル2F
設立日: 2019年2月1日
事業内容:ジャーナリスト、ジャーナリズムメディアの支援、育成
代表者名:瀬尾傑
◆熊田安伸 (Yasunobu Kumada)のプロフィール
90年NHK入局。沖縄局、報道局社会部で国税・外務・国会を担当し「公金」をテーマに調査報道。06年、スクープの取材源をめぐって民事裁判で争い、最高裁が記者の取材源秘匿を認める初判断を示す。17年、NHKの公共メディア化のため設立された「ネットワーク報道部」で「ネットニュースアップ」「政治マガジン」「AIリポーターヨミ子」「NHK取材ノート」など新しい発信を開発・運営。Nスペ「追跡 復興予算19兆円」でギャラクシー大賞など。「調査報告 日本道路公団」で芸術祭優秀賞。2021年8月より現職。
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