新型コロナウイルスの影響を乗り越え、アフリカと日本が描く開発の道筋
第8回アフリカ開発会議(TICAD)に向けた閣僚会議
アフリカの閣僚等とTICAD共催者が3月26-27日にオンライン上で集まり、新型コロナウイルスのパンデミックがアフリカの開発の進捗に与える影響を考慮しながら、パートナーシップを推進するために議論をします。
日本政府、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会の共催で開催されるこの閣僚会議は、8月27日〜28日に開催される第8回アフリカ開発会議(TICAD8)の重要な先駆けとなるものです。
ポスト・コロナの時代に向けて、アフリカの開発計画を支える3つの主要分野に注目することが期待されています。3つの主要分野とは、経済的不平等を是正した持続可能で包括的な成長の達成、人間の安全保障を基盤とした持続可能で強靭な社会の実現、持続可能な平和と安定の構築です。
閣僚会議はコロ禍の制限により参加者が限られた中で開催されますが、2日間のハイレベル会合の傍ら、UNDPとそのパートナーはTICAD8に向けて喫緊の開発問題について、多様な関係者との議論を行います。
TICADプロセスを通じて、平和と安定は重要なアジェンダの一つとなってきました。UNDPはアフリカのInstitute of Security Studiesと協力し、3月31日(木)に「平和、ガバナンス、開発」に焦点を当てたオンラインのハイレベル・サイドイベントを開催し、アフリカにおける平和構築、ガバナンスに対する人間中心のアプローチの促進、開発の促進について議論する予定です。
外務省とUNDP共催のオンラインでのマルチセクター・ダイアログは、4月5日(火)にアフリカ地域機関、地域経済共同体、国際機関、アフリカおよび日本の市民社会・民間セクターが集まり、ポスト・コロナ時代を見据えた議論を深めます。
日本政府は30年近くにわたり、TICADプロセスを通じて、人間の安全保障と人間中心の開発アプローチの主流化に貢献してきました。1993年に東京で1,000人が参加したTICAD Iから、2019年に横浜で1万人以上が参加したTICAD 7まで、TICADはアフリカ開発に関する主要なフォーラムに成長し、アフリカ大陸の開発課題に取り組むために、「アフリカのオーナーシップ」と「国際社会のパートナーシップ」の重要性を提唱する先駆けとなっています。
- サイドイベントの登録はこちら
3月31日 午前11時00分(東アフリカ時間)/午後5時00分(日本時間)
詳細・事前登録はこちら
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/events/2022/ticad_mm_sideevent_peace-governance-development.html
サイドイベント 「マルチセクター・ダイアログ」
4月5日 午前11時00分(東アフリカ時間)/午後5時00分(日本時間)
詳細・事前登録はこちら
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/events/2022/multi-sectoral-dialogue-for-TICAD8.html
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UNDPは貧困や格差、気候変動といった不正に終止符を打つために闘う国連の主要機関です。170か国において、人間と地球のために総合的かつ恒久的な解決策を構築すべく、様々な専門家や連携機関からなる幅広いネットワークを通じ支援を行っています。
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