生成AI時代の新課題「AIとの対話が残らない」を解決——ふりかえりアプリ「Stockr」、ChatGPT・ClaudeとのMCP連携をβ提供開始。AIとの対話を「働く人の"思考資産"」に

累計80万件(2026年7月時点)のふりかえりデータと特許取得(特許第7618320号)の習慣化技術を活用。人材育成・研修事業者との実証パートナー募集も開始。

株式会社ビルディット

教育テクノロジー企業の株式会社ビルディット(本社:東京都八王子市、代表取締役:富田陽介)は、振り返りノートアプリ「Stockr(ストッカー)」において、ChatGPT・Claudeと接続するMCP(Model Context Protocol)連携機能を2026年7月22日よりβ版として試験提供開始しました。AIとの対話中にひと言伝えるだけで気づきをStockrにストックでき、また過去のふりかえりをAIが参照した対話が可能になります。あわせて、本機能を人材育成・研修サービスに活用する実証パートナーの募集を開始します。

■ 背景:対話は増えたのに、何も残っていない——生成AIがもたらした働く人の新しい課題

生成AIの業務利用は急速に広がっています。デロイト トーマツ グループが、2025年7月にプライム市場に上場する売上1,000億円以上の企業の部長クラス以上700名を対象に実施した「生成AIの活用に関する意識調査」では、95.6%の回答者が「生成AIを既に導入している」と回答したとの報告があります。企画に関する議論、資料の相談、キャリアの悩み——ビジネスパーソンの思考の多くが、AIとの対話の中で行われるようになっていると考えられます。

一方で、対話で得た気づきはチャット履歴に埋もれ、後から見返されにくいのが実情です。「その場ではわかったつもりになったのに、翌週には同じ問いをAIに投げていた」「良い対話をした記憶があるが、どこかに流れてしまった」という声も聞かれます。対話の「量」は増えたのに、自分の中に「蓄積」が起きにくい——当社はこの状態を「思考の使い捨て」と捉え、思考を資産化するインフラの不在を、社会人の成長を支える教育テクノロジーの立場から解くべき課題と考えました。

■ 「Stockr MCP連携」の概要:AIとの対話を、ふりかえりの習慣に接続する

Stockrは、日々の気づきや感情を短く記録し、過去の記録を"再発見"することで自己理解や成長につなげる、ふりかえりノートアプリです。2026年7月時点で累計7.9万ダウンロードを突破しています。

また、MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントと外部サービスを接続するオープン規格です。本連携により、Stockrをご契約中の方は次のことが可能になります。

  • 気づきのストック:ChatGPT・Claudeとの対話中に「今の気づきをストックして」と伝えるだけで、ふりかえりとしてStockrに記録。日々のふりかえり習慣に自動的に合流します

  • 過去の自分の参照:「先月の自分は何を考えていた?」など、AIが本人の蓄積されたふりかえりを読み取り、その人の価値観や経験を踏まえた対話・助言を返せるようになります

AIに許可される操作は「ふりかえりの読み取り」と「新規ストックの投稿」の2つのみです。読み取りの対象や投稿は本人が対話の中で指示することができ、また、AIアシスタントとStockrの接続は本人の認証・同意に基づいて行われます。

対応クライアントはChatGPT・Claude(順次拡大予定)。Stockrをご契約中の方は追加料金なし、AIクライアントアプリの設定のみでご利用いただけます。接続方法・対応環境の詳細は公式ドキュメント( https://mcp.stockr.biz )をご覧ください。

【スクリーンショット:ChatGPTでの対話→ストック完了→Stockrアプリでの表示イメージ】

■ なぜ「ふりかえり」なのか——政策・研究が示す価値の、入り口を広げる

「ふりかえり」の価値は、政策・研究の両面で裏づけられています。

  • 国の政策:経済産業省は2018年、「社会人基礎力」を10年ぶりに改訂し、概念図の中心に「リフレクション(振り返り)」を位置づけました。人生100年時代にキャリアを自ら切りひらく中核能力とされています

  • 外部の学術研究:ハーバード・ビジネス・スクールの研究チームによるフィールド実験では、業務研修の最後の15分を振り返りの筆記に充てたグループは、その時間も学び続けた対照グループより最終テスト成績が22.8%高いという結果が示されています(Di Stefano, Gino, Pisano & Staats, 2014)※当社サービスの効果を示すものではありません 

一方で、ふりかえりは「続けること」が最大の難所です。本機能は、すでに日常となったAIとの対話をふりかえりの入り口に変えることで、この実証された価値へのアクセスを広げるものです。なお、当社の調査では、Stockrの継続利用でスコア1,200以上に達したユーザーの約6割が「成長を実感」と回答しています(集計期間2025/8/26-2026/1/26、対象ユーザー数1,993)。

■ 「記録して終わり」を防ぐ、特許取得済みの習慣化エンジン

ストックされた気づきは、当社が特許を取得した習慣化支援エンジン(特許第7618320号)に接続します。一人ひとりの習慣化フェーズを4段階で判定し、声かけのタイミングと内容を個別に自動最適化する、続けやすさを支える設計です。MCP連携でストックした気づきにも、アプリからの投稿と同様にこのエンジンが働き、再発見・AIコメント・個別通知として本人に還ります。記録の保存にとどまらない継続支援が、汎用のメモ・ノートツールとの違いです。

■ 社会人教育・研修事業者の皆さまへ:「研修転移」を共に解く実証パートナーを募集

企業研修・eラーニング・コーチング・リスキリング支援の事業者の皆さまが長年向き合ってこられた課題のひとつが、研修転移——受講した内容が現場の行動変容につながるか——です。

本リリースにあわせ、当社は研修・講座と「ふりかえり習慣」を組み合わせた定着プログラムの実証パートナーを募集します。

  • 募集数:2社程度

  • 実証期間:6ヶ月程度(受講前後のふりかえり設計〜効果測定まで当社が伴走)

  • 費用:要相談

  • 効果測定の指標例:ふりかえり実施率、行動実践率、受講者の自己評価の変化 など 

なお、受講者本人のふりかえりの中身は本人だけのものであり、研修事業者・所属企業が閲覧する仕組みはありません。本音のふりかえりが続くことこそが定着の前提である、というのが当社の設計思想です。実証と並行して、研修サービスへの組み込みなど提携のご相談も受け付けます。

実証パートナー・提携のお問い合わせ:stockr-biz@bldt.jp

■ 代表コメント(株式会社ビルディット 代表取締役 富田陽介)

「AIは、働く人が答えにたどり着く速度を劇的に上げました。しかし、その経験が本人の中に残り、成長に変わる仕組みは、まだ十分に確立されていないと私たちは考えています。AIとの対話が増えるほど、流れて消える気づきも増えていく——そう感じている方は多いのではないでしょうか。当社は累計80万投稿のふりかえりデータと、特許を取得した習慣化技術で、この課題に取り組んできました。Stockrが担うのは、自分の思考を資産として蓄積しふりかえる『記憶のレイヤー』です。人材育成に携わる事業者の皆さまと、働く人の成長が定着する社会をつくっていきたいと考えています。」

■ 今後の展開

  • 提供中:MCP連携β版(ChatGPT・Claude対応)。対応クライアントは順次拡大予定

  • 検討中:ビジネスコミュニケーションツール(Slack・Microsoft Teams等)との連携(構想段階)

  • 準備中:法人向け「ビジネスStockr」における内定者フォロー〜新卒育成プログラムの本格展開。大学との産学連携の実績をふまえ、キャリア教育・就職支援領域への拡大も視野に入れています

■ サービス概要

振り返りノートアプリ「Stockr」

「Stockr」は、振り返りを通じて自己理解や言語化力を深め、自信と成長につなげる振り返りノートアプリ。2026年7月時点で累計7.9万ダウンロードを突破しています。

日々の思考や感情を記録する「ストック機能」、過去の記録から気づきを得る「再発見機能」、AIによる「ビジョン設定コーチング」「AIコメント」「価値観診断」などを提供しており、書いて終わりにしない振り返り体験を支援しています。

自律人材育成プラットフォーム「ビジネスStockr」

従業員の振り返り習慣を通じて、自律的な成長と組織改善を支援する法人向けプラットフォーム。

日々の業務で得た学びや課題、感情を言語化・蓄積することで、従業員の自己理解や主体性を高めるとともに、業務改善や行動変容を促進します。

また、管理者向けダッシュボードでは、振り返りの実施状況や傾向を可視化でき、1on1やフィードバックの質向上、マネジメント改善にも活用可能です。

人的資本経営やエンゲージメント向上への関心が高まる中、従業員一人ひとりの内省データを活用した新たな人材育成基盤として展開しています。

■ 会社概要

「Your growth, improve the world. (一人ひとりの成長が、世界をより良くする)」をスローガンに掲げ、学ぶことの楽しみ・豊かさ・充実をつくり出せる仕組みづくりに取り組んでいる教育テクノロジー企業です。

会社名:株式会社ビルディット

代表者:代表取締役 富田 陽介

所在地:東京都八王子市東町1-14 橋完ビル4F

URL:https://bldt.jp/

設立:2016年3月

資本金:525万円

従業員数:6名(アルバイト・業務委託を含む)

事業内容:ふりかえりアプリ「Stockr」関連事業開発・サービス提供、教育/育成関連事業DXコンサルティング

■ 本件に関するお問い合わせ

社会人教育・研修事業者の方:stockr-biz@bldt.jp 

法人でのご利用検討の方:https://stockr.biz サイト内フォームをご利用ください

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会社概要

株式会社ビルディット

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業種
サービス業
本社所在地
東京都八王子市東町1-14 橋完ビル4F
電話番号
042-697-0085
代表者名
富田 陽介
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2016年03月