老舗の短歌雑誌が、はじめて短歌アプリと手を組んだ! 投稿企画「#うたうクラブ from 57577」始動。「短歌1300年の歴史」が、「SNS時代の創作文化」とつながります。

創刊94年目の短歌雑誌「短歌研究」の名物企画「うたう☆クラブ」が、短歌アプリ『57577』と手を組んだ共同企画「#うたうクラブ from 57577」が短歌募集スタート。

株式会社 短歌研究社

〈概要〉

創刊94年を迎える短歌総合誌「短歌研究」を発行する短歌研究社(東京都文京区、編集長:國兼秀二)は、短歌アプリ『57577』と共同で、新たな投稿企画「#うたうクラブ from 57577」を開始。2025年11月15日より募集開始しました。

かつて「短歌研究」の名物企画として親しまれた「うたう☆クラブ」が、現代の読者に向けて“アプリ投稿企画”として復活。アプリ内の投票により選ばれた200首を、2026年2月21日発売の「短歌研究」3・4月合併号に掲載します。

〈企画のポイント〉

● 20年続いた人気企画「うたう☆クラブ」が“アプリ投稿企画”「#うたうクラブ」として復活

● 投稿は短歌アプリ『57577』から参加

● アプリ内投票で選ばれた200首を誌面掲載

● 様々な分野で活躍する人気選者3名が作品を選び、誌面でコメントを掲載

● デジタル世代の創作と老舗短歌誌の文化が交差する新企画

〈企画背景〉

「うたう☆クラブ」は、2001年から2022年まで「短歌研究」で連載され、多くの読者に親しまれた名物企画でした。ネットを通じた新たな試みとして、穂村弘・栗木京子・加藤治郎・小島ゆかりら人気歌人が「コーチ」となり、投稿者と「メールで双方向のやりとり」をして歌の完成度を高めるという、郵便でのやりとりではできなかった、「スピード感のある若手育成の場」として20年続きました。現在の短歌の世界で活躍する盛田志保子・雪舟えま・今橋愛・辻聡之・堂園昌彦・九螺ささら・工藤吉生・寺井龍哉など、若手歌人たちが輩出しました。

一方、短歌アプリ『57577』は、スマートフォンから誰でも短歌を投稿できるSNSアプリとして、Z世代を中心に急拡大。日常の創作を可視化し、創作者同士がオンラインで交流できる文化を生み出しています。

今回の企画は、

「短歌文化の歴史」と「SNS時代の創作文化」をつなぐ取り組み

として、雑誌とアプリが共同で創りあげる新しい投稿企画です。

〈企画概要〉

企画名称

#うたうクラブ from 57577

募集期間

2025年11月15日(土)〜12月15日(月)

応募方法

短歌アプリ『57577』をダウンロード
アプリ内の特設コーナーから投稿
(投稿はXにも同時シェア可能)

選考プロセス

● アプリ内投票により、人気の200首を誌面掲載対象として選出

● 選者3名が作品を選び、誌面にて紹介・コメントを掲載

選者

これまでの短歌賞とは違う組み合わせ。ベテラン有名歌人、「うたう☆クラブ」ゆかりの歌人、そして短歌を愛する俳優・エッセイストが、自分の「推し短歌」を選びます。

●奥村晃作(歌人)

●脇川飛鳥(歌人)

●坂口涼太郎(俳優・エッセイスト)

結果発表

「短歌研究」3・4月合併号(2026年2月21日発売)誌面にて

選者に選ばれた作品。そして、予選通過の200作品は、すべて掲載。

〈選者プロフィール〉

奥村晃作

1936年長野県生まれ。歌人。コスモス短歌会選者。現代短歌における「ただごと歌」の提唱者として知られる。最新歌集は『天啓』(短歌研究社)。

脇川飛鳥

1979年長崎県生まれ。歌人。2025年に『ラストイヤー』『ソーリーソーリー』の二歌集を短歌研究社から刊行。「うたう☆クラブ」の前身企画「うたう」の投稿者でもある。

坂口涼太郎

1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。特技はダンス、ピアノ弾き語り、英語、短歌。ドラマ「愛のがっこう」、映画「ちはやふる」シリーズ、「アンダーニンジャ」、連続テレビ小説「おちょやん」「らんまん」(NHK)、ドラマ「罠の戦争」(カンテレ・フジ)、海外ドラマ「サニー」(Apple TV+) など出演多数。「あさイチ」(NHK) や「ソノリオの音楽隊」(NHK Eテレ) でも活躍。シンガーソングライターとしての活動や独創的なファッションでも注目を集める。

坂口涼太郎

〈関係者コメント〉

短歌研究 編集長・國兼秀二

「かつて本誌では、「うたう」「うたう☆クラブ」という、メールでの投稿企画を行ってきました。当時はメールでの投稿は「新しいもの」でした。今の時代の投稿の中心はアプリです。アプリでの短歌投稿はどのような形がよいのか。短歌アプリとの共同企画にトライしてみました。応募や顕彰のあり方をアップグレードしながら、新しい時代の短歌の公募企画として、育てていきたいと思います。」

短歌アプリ『57577』代表・鈴木智順

「『57577』はZ世代を中心に、多くのユーザーが日常的に短歌を投稿し合うコミュニティです。今回、歴史ある「短歌研究」と共に、新しい“誌面への入口”をつくれることをとても嬉しく思います。アプリ時代の新しい才能が、この企画をきっかけに羽ばたいていくことを期待しています。」

〈短歌研究社について〉

1928年創業。1932年に短歌総合誌「短歌研究」を創刊。北原白秋、斎藤茂吉など歴史的な多くの歌人が作品を発表してきた日本で最も歴史の⻑い短歌総合誌。戦後は、塚本邦雄、岡井隆、寺山修司らとともに、前衛短歌運動の牽引役となる。のちの作家・中井英夫編集長時代に、中城ふみ子、寺山修司をデビューさせた。現在は、短歌を切り口とした新しい短歌書籍、短歌イベントに進出。『ホスト万葉集』「アイドル歌会」をプロデュースしメディアで話題に。

所在地:東京都文京区音羽1-17-14

事業内容:月刊「短歌研究」の発行、歌集・歌書の出版

編集長:國兼秀二

〈短歌アプリ『57577』について〉

短歌アプリ『57577』は、スマートフォンで短歌を“つくる・投稿する・読む”体験を中心にした短歌専用SNSです。複数案を比較できる推敲ノート、投稿によるコミュニティ機能、作品を縦書き画像として表現・共有できる編集機能など、日常的な創作を支える仕組みを備えています。

2024年2月のSNS機能のリリース以降コミュニティは急成長し、現在(2025年11月時点)は月間投稿数30,000首以上を記録。ユーザーの約75%が18〜34歳と若年層が中心で、国内最大級の短歌コミュニティとして新しい創作文化を育んでいます。

公式サイト:https://tanka.one/  代表:鈴木智順

〈お問い合わせ〉

本企画に関するご取材は下記まで。

短歌研究社(担当:國兼秀二)

電話03−3944−4822

fax03−3944−4944

MAIL: tanken@tankakenkyu.do,jp

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会社概要

株式会社 短歌研究社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区音羽1−17−14 音羽YKビル
電話番号
03-3944-4822
代表者名
國兼秀二
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1946年10月