【受賞】NPO法人Colorbath（カラーバス）代表理事・吉川雄介が『第64回社会貢献者表彰』にて受賞

日本・ネパール・マラウイの学校現場で取り組んできた「オンライン交流プログラム」などの実践が評価

特定非営利活動法人Colorbath

2025年12月3日 11時00分

　特定非営利活動法人Colorbath（カラーバス）代表理事の吉川雄介が、公益財団法人社会貢献支援財団が実施する『第64回社会貢献者表彰』にて受賞しました。

　『社会貢献者表彰」は、社会の各分野で顕著な功績を挙げた個人・団体を顕彰する賞で、日本・ネパール・マラウイの学校現場と取り組んできた「オンライン交流プログラム」の実践、現地の雇用創出などの一貫した取り組みが評価を受け、受賞につながりました。

　2025年12月1日には、東京・帝国ホテルにて開催された式典に参加いたしました。

　華やかな雰囲気の中、社会貢献支援財団会長の安倍昭恵様より表彰状を授与いただき、賞の重みとこれまでの活動の意義を強く感じる機会になりました。

　Colorbathを含め合計30組の受賞があり、それぞれのミッションを持って長年活動されているみなさまとの交流に、参加したスタッフ一同刺激を受ける時間でした。

　Colorbathと日々、一緒に歩んでくださる方々のお力添えがあったからこそ、このような光栄な場に立たせていただけたと考えております。長年の応援、メッセージ、協働に感謝申し上げます。

今回の経験を糧に、Colorbathは今後も、ネパール・マラウイ・日本の社会課題や可能性と向き合い、国内のさまざまな団体・個人のみなさまとも協働しながら、真摯に活動に組んでまいります。

受賞内容（財団HPより引用）

　日本、ネパール、マラウイを活動のフィールドとして、教育事業と雇用を生み出すソーシャルビジネス事業に取り組んでいる。ネパールのストリートチルドレンや孤児院の支援を行なっていた任意団体が前身で、2013年に日本とネパールの中学生の国際交流プログラムを実施したことから始まり、2016 年度にNPO法人となった。

　創設者で代表理事の吉川雄介さんは、大手教育系の民間企業に勤務していたことがあり、日本の学校現場の教育課題が　① グローバル化を見据えた教育が、欧米だけの英語学習に偏っている事が多い。②学校ごとで、教育の特色を出すことの一方で、先生は多忙で、海外の学校とのネットワーキングやプログラムの調整をする時間が少ない。③海外の学校との Web 交流が行える時代になったが、技術がない、英語に自信がない、海外の学校とつながりがない、ということを理由に子どもたちが世界とつながる機会が少ない。これらの課題の解決と持続可能なプログラムの開発を吉川さんが持つノウハウとアイデアをアレンジし提供している。

　また、ネパールやマラウイでのフィールドワークや現地の子どもたちを日本に招待するグローカルプログラムも実施。ネパールではコーヒーの栽培から販売まで一貫した取り組みを続けて現地の雇用を創出している。

代表理事・吉川雄介

東京都出身。早稲田大学、米国ポートランド州立大学にて文化人類学専攻。新卒でベネッセに入社し学校教育コンサルティングに従事。その後複数のNPO／NGOを立ち上げ、Colorbathを設立。教育プログラム開発や新規事業開発、海外展開支援、JICA事業に携わる。世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Shapers選出。関西学院大学非常勤講師。

NPO法人Colorbathについて

NPO法人Colorbathは、「ひろがれ、セカイ」をミッションに掲げ、日本・ネパール・マラウイを拠点にさまざまなプロジェクトを展開している。日本の子どもたちに国際交流の機会を届ける「オンライン交流プログラム『DOTS』」のほか、ネパールでのコーヒー生産を通した雇用創出、マラウイの環境問題や衛生環境を改善するソーラーボイラープロジェクト、日本国内での外国人との共生を考えるキャリア事業など、さまざまなフィールドで活動中。また、各プロジェクトから得た知見やネットワークをオンラインイベントやSNS等で発信し、社会課題解決に取り組む次世代の育成にも力を入れている。

事務局所在地：福岡県福岡市南区曰佐2-28-29 M-BASE 2

Webサイト：https://color-bath.jp/

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