DataikuがEU AI法対応プログラムを発表し、コンプライアンス対応、責任あるAIイノベーションの推進、大規模な生成AIの管理でグローバル組織を支援

包括的なソリューションによりグローバル企業はコンプライアンスの準備を進め、AIガバナンスを効果的に構築し、生成AIの可能性を安全に実現することが可能に

Dataiku Japan株式会社

Everyday AIのプラットフォームを提供するDataikuは、 EU AI Act Readiness Program(EU AI 法対応プログラム)を発表しました。グローバル組織が、急速に進化するAI規制に迅速に対応し、責任あるAIイノベーションを推進することを支援します。

最近のEUのAI法成立と米国上院でのAI法制化の推進に伴い、Dataikuでは単純なコンプライアンスチェックリストにとどまらないサービスを提供します。これまでもガバナンスはDataikuのAIプラットフォームにおける中核的な理念であり、この新しいプログラムではEUのAI法で概説されている最新のコンプライアンス規定に対応しています。Dataikuを利用することで、組織は世界中の既存および今後の規制に先手を打つことができ、コンプライアンス違反を懸念することなくAIイノベーションへの扉を開くことができます。

今回の発表は、2023年後半に発表された IDC MarketScapeのリリースを補強するもので、「Worldwide AI Governance Platforms」において、DataikuはAIガバナンスにおけるユニークな特長からリーダーに選出されました。

IDCヨーロッパのAI、自動化&分析担当バイスプレジデントであるNeil Ward-Dutton氏は、次のように述べています。

「EUのAI法は単なる規制ではなく、テクノロジー産業が責任あるAIイノベーションを切り開くための行動を呼びかけるものです。この法律は、基本的権利の保護、および透明性と説明責任の確保に重点を置きながら、AIシステムの開発、導入、利用を管理するための協調的な取り組みを明示しています。テクノロジーベンダーも企業も同様に、この法律による潜在的な影響について懸念を抱いているものの、一方で、コンプライアンスへの取り組み方について悩んでいることも多くあります。Dataikuによる今回の取り組みは、組織が自信を持ってコンプライアンス対応を進める上で大きな手助けとなるでしょう」

今後、世界的なAI規制のモデルとなりうるEUのAI法は、品質とリスク管理、モニタリング、人的監視、透明性の要件など、AIシステムに対する厳しい要件を設定しています。これらは、ほとんどの組織において採用されている、AIへの断片的でアジリティー優先のアプローチとは相反する場合が少なくありません。 

EUのAI法の発効により、EU域内で活動するすべての組織は、12カ月から36カ月の移行期間中に、高リスクシステムに関する新たな義務(その他の規定も含む)に準拠しなければなりません。コンプライアンスに違反した組織には厳しい罰則が課され、最高3,500万ユーロまたは前会計年度の全世界売上高の7%のいずれか高い方の罰金が科される可能性があります。さらにリスクは金銭的な罰則にとどまらず、市場での評判を損ないEU市場内外で顧客の信頼を失う可能性があります。AIの取り組みが中止され、コンプライアンス上の見通しが立たないためにユースケースが放棄された場合のコストは言うまでもありません。

DataikuのEU AI法対応プログラムの主な機能は以下の通りです。

  • 堅牢なEU AI法対応ソリューション:リスクレベルに応じたAIユースケースのトリアージと、新規要件に対応したリスクレベルに基づく各ステップ作業フローを含む。これらはすべて組織のコンプライアンス準備を加速するよう設計されています。

  • 個別指導のAIガバナンス専門家サービス:組織のコンプライアンス達成をサポート。

  • 高度なガバナンスカスタマイズ機能:進化する規制ならびに組織固有の要件に適用可能

  • ユニバーサルAIプラットフォームDataikuの全面的な機能:組織全体のあらゆるデータ作業のための一つの中心となる場所。中央集権的なガバナンスと責任あるAI基準を通じてAIを安全に拡大することが可能に。

Dataikuの製品およびビジネスソリューションズ担当のグローバルVPであるSophie Dionnetは、次のように述べています。

「EUのAI法は先駆的な取り組みの1つですが、AIを活用する組織が遵守すべき規制はこれが最後ではありません。Dataikuは、単なるコンプライアンスを超えた、責任ある持続可能なAIイノベーションの基盤を構築する、トップレベルのAIガバナンスの実践を支援します。Dataikuプラットフォームの持つガバナンス機能と責任あるAI機能を基盤にしたEU AI法対応プログラムは、あらゆる組織がAIを安全に運用することを可能にし、コンプライアンス対応のための短期的なソリューションでありながら、AI戦略の将来を見据えた長期的なビジョンを提供します。Dataikuによって、データリーダーはすぐに準備を整え、来るべき事態に備えることができます」

DataikuのEU AI法対応プログラムは、EU域内で事業を展開する企業をはじめとした世界中の組織で利用可能です。銀行、保険、製薬、ヘルスケアなど、とくに規制の厳しい業界のお客様は、すでにDataikuを活用することで、今回の規制や 今後の規制に対するユニークなコンプライアンスニーズを満たしています。

DataikuのEU AI法対応プログラムの詳細と、組織のコンプライアンス達成、AIによるイノベーション、Generative AIのガバナンスを支援する方法については、こちらを参照ください: https://www.dataiku.com/solutions/catalog/eu-ai-act-readiness/ 

Dataikuは、組織のEU AI法および将来のAI規制への取り組みをさらに支援するため、AIガバナンス・ウェビナー・シリーズを開始し、第1回セッション「Unpacking the EU AI Act」を2024年6月20日(米国時間)に開催します。第1回ウェビナーにはこちらから登録いただけます:

https://events.dataiku.com/unpacking-the-eu-ai-act

Dataikuについて

DataikuはEveryday AIのためのプラットフォームであり、高度な分析から生成AIまで、データ専門家とビジネス専門家が日々の業務に共にデータを取り入れていくことを可能にします。Dataikuは2013年に創業し、当時からのビジョンであるEveryday AIを継続して展開しDataiku自身を成長させ続けることで、その能力を実証してきました。200社のForbes Global 2000の企業を含む600社以上の顧客、1,000人以上の献身的な従業員を抱えるDataikuは、データ、アナリティクス、AI、生成AIの可能性を最大限に活用できるよう企業を支援する上で、急速な拡大と極めて重要な役割を担っていることに誇りを持っています。

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会社概要

Dataiku Japan株式会社

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URL
https://www.dataiku.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区時宮前6-12-18 WeWorkアイスバーグ
電話番号
-
代表者名
Florian Douetteau
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年02月