3PLプロバイダーのMooneh社、SNS社とインフォアの支援により倉庫管理を最適化

医薬品を専門とする医療・ヘルスケア業界向けフルフィルメントの大手3PLプロバイダーが、倉庫管理システムによって業務効率化と在庫のトレーサビリティ向上を実現

インフォアジャパン株式会社

業務特化型クラウドカンパニーである米Infor(以下インフォア)は、国際的な大手製薬企業に代わって3PL保管・配送を行うヨルダンのMooneh社が、インフォアの倉庫管理システム「Infor WMS」を導入したことを発表しました。Infor WMSは、効率的かつ効果的な倉庫業務の確立と、全在庫の完全なトレーサビリティを実現する倉庫管理システムです。本プロジェクトは、サプライチェーンコンサルティングおよびソフトウェア導入の先進的なプロバイダーであるSNS社の協力によって実現しました。

Infor WMSについて詳しくは https://www.infor.com/ja-jp/solutions/scm/warehousing/warehouse-management-system をご覧ください。

Mooneh社は、10万平方メートルの温度管理された物流インフラを構築し、年間10万トン以上のFMCG(日用消費財)と最大22,000パレットの医薬品や医療用品を配置できる保管能力を備え、フルフィルメントとロジスティクスのソリューションを提供しています。倉庫業務の最適化を目的としたMooneh社のプロジェクトには、2つの目標がありました。ひとつは、倉庫のスペースを有効活用して入出庫を効率化することで、もうひとつは、人の手による作業と移動時間を最小限に抑えて、生産性を最大限に高めることです。現在、製品の入荷から、保管、出荷まで、倉庫業務はすべて、Infor WMSによって管理されています。
 

Mooneh社のエグゼクティブディレクター、オデイ・アブ・シェハーブ氏Mooneh社のエグゼクティブディレクター、オデイ・アブ・シェハーブ氏


Mooneh社のエグゼクティブディレクターであるオデイ・アブ・シェハーブ(Oday Abu Shehab)氏は、次のように述べています。
「グローバルサプライチェーンの混乱と不安定な状況がつづく中で、お客様の当社に対する期待を高い水準で維持するためには、ベストプラクティスとレジリエンスの実証を可能にする倉庫管理ソリューションが必要でした。Infor WMSは業界に特化した機能を備えており、入荷から出荷までの倉庫業務を管理できます。さらに、情報の収集、分析、統合にもとづく洞察も提供します。そのため、私たちは戦略的な調整および対応能力を得ることができるようになりました。」

「SNS社とチームが緊密に連携したことで、今回のプロジェクトを予定通りに予算内で完了できただけでなく、倉庫の位置、ゾーン、エリア、パレットの再分類によるトレーサビリティの強化に関しても支援が得られました。サプライチェーン、フルフィルメントおよびロジスティクスに関する新興技術を用いたイノベーションの推進を目指すVenture Investmentプログラムを通して、Mooneh社は今後もインフォアとSNS社が提供する業界に特化したソリューションへの投資を継続し、2027年までに129億ドルに達すると予測されている生物薬剤市場と国際的な物流市場全体における当社の役割を発展させていきます。」

SNS社のサービスディレクターであるムハンマド・オバデヤ(Mohammad Obaidah)氏は、次のように述べています。
「Infor WMS導入の成功は、Mooneh社の倉庫業務の自動化促進、在庫管理のトレーサビリティ強化、広範なサプライチェーンのレジリエンス向上につながります。医薬品業界における3PLプロバイダーのリーダー企業として業界のデジタルトランスフォーメーションに率先して取り組み、倉庫業務のベストプラクティスの実証を目指しているMooneh社に協力できることを光栄に思います。」

※当リリースは、2022年8月17日にヨルダンで発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
https://www.infor.com/news/mooneh-fulfillment-logistics-optimizes-warehouse-management-sns-infor

●Mooneh社について
Mooneh社は、現在、ヨルダン最大の物流ハブとなっており、多温度帯に対応した10万平方メートルの物流施設を備え、15万パレット以上の保管能力を持ち、年間出荷量は10万トンに達しています。先見性を強みとして、FMCGや医薬品、人道支援、復興支援といった成長を続ける産業をサポートするために事業を拡大しています。

●SNS社について
SNS社は、世界中に顧客やパートナーを持ち、サプライチェーンサービスを提供している大手プロバイダーです。ドバイ、ニューヨーク、シンガポール、パリ、リヨン、メルボルン、リヤード、ベイルートにオフィスを置いて、幅広いサービスを提供しながら、プロジェクトの成功実績を重ねて市場での地位を確立してきました。SNS社のサービスは、コンサルティング、トレーニング、ソリューション開発、導入、システム統合、サポートなど多岐にわたります。サプライチェーンとロジスティクス分野に精通したオペレーションおよびテクニカルコンサルタントの専門チームが、サービスを提供しています。
詳しくは www.sns-emea.com をご覧ください。
お問い合わせは、E-mail: Inquiry@sns-emea.com へご連絡ください。

●インフォア、インフォアジャパンについて
インフォアは、業界特化型のビジネスクラウドソフトウェアにおけるグローバルリーダーです。各注力業界向けに、業界特化の機能が網羅されたソリューションを展開しています。ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションとサービスは、セキュリティおよびタイムトゥバリュー(Time-to-Value)の短縮により、持続可能な運営にメリットをもたらすよう設計されています。世界175か所以上の地域で6万社以上の組織が、インフォアの17,000人の従業員のサポートにより、ビジネスの目標を達成するよう取り組んでいます。また、Koch社の一員としての財務的な強みやオーナーシップ、長期的な視点は、お客様との永続的で有益な関係性の構築のための力となっています。さらに詳しくは< https://www.infor.com/ja-jp >(英語)をご覧ください。

インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< https://www.infor.com/ja-jp/ >をご覧ください。

※本文に記載の文字商標および図形商標は、インフォアおよびその関連会社、子会社の商標および登録商標です。その他のすべての商標は各所有者に帰属します。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

インフォアジャパン株式会社

1フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル16階
電話番号
03-4520-0700
代表者名
黒塚 明彦
上場
未上場
資本金
-
設立
1995年10月