鴻池運輸がExabeamを採用。セキュリティ監視を強化し、脅威の検知と対応を迅速化

セキュリティオペレーションを支えるインテリジェンスと自動化のグローバルリーダーであるExabeam Japan株式会社(本社:東京都港区、以下「Exabeam」)は、総合物流サービスを展開する鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員:鴻池 忠彦、以下、鴻池運輸)が、グループ全体のセキュリティ運用効率化と内部不正対策の強化を目的に、次世代SIEMおよび分析プラットフォーム「Exabeam New-Scale Security Operations Platform」を採用したことを発表します。
Exabeamソリューションの特徴
New-Scale Platform は、セキュリティに関する脅威の予兆を捉え、解析結果に基づきインシデント対応を自動化するセキュリティオペレーションソリューションです。機械学習を用いたユーザーエンティティおよび行動分析(UEBA) 機能により、ユーザーや機器の通常行動を学習し、そこから逸脱した異常な行動を迅速に検知。内部不正対策の強化と、セキュリティ運用における負担軽減を同時に実現します。
また、Exabeamは取得したログ情報から「行動ベースのタイムラインを自動作成」する特許技術を保有しています。ログは人や機器と自動的に関連付けられ、時系列に整理されることで、ユーザーやエンティティごとの行動タイムラインとして可視化されます。このタイムラインは全ての行動を「ストーリー」として表示するため、「異常な行動の前後」や「通常行動との比較」が容易です。そのため、セキュリティ運用の専門知識を持たない担当者でも、脅威の判断や状況の理解を迅速に行え、自動化による人的オペレーションミスの削減にも寄与します。
鴻池運輸株式会社のコメント
(ICT推進本部 副本部長 兼 デジタルトランスフォーメーション推進部 部長
佐藤 雅哉 様)
「当社は国内外のグループ全体を包括したセキュリティ対策に注力し、攻撃を未然に防ぐことはもちろん、有事の際にも被害を最小限に抑え、早期復旧を図ることができるサイバーレジリエンス能力を高めることを目指しています。その一環として、2023年9月にExabeamを導入し、2024年1月より正式運用を開始しました。
Exabeamの導入以前は、セキュリティ対策ソリューションから発せられる大量のログ分析や相関分析が課題でした。高度な相関分析スキルを持つ一部の社員に負荷が集中し、作業が属人化していました。Exabeamの導入により、Active DirectoryやAzure AD、Zscaler、CrowdStrike、Okta、Microsoft 365など、オンプレミス・クラウドを問わず様々なログを取り込み、アラート監視や相関分析を自動化できました。
ExabeamのUEBA機能は、ユーザーの通常行動と異常行動をスコアリングして動的に識別し、タイムラインで監視できます。これにより、セキュリティ運用の負担軽減と内部不正対策の強化を両立しました。また、多様なログの相関分析により、これまで困難だったインシデントの原因特定が迅速かつ正確に行えるようになりました。
Exabeam導入の本質的な効果は、単なる工数削減ではなく、ログ分析の属人化解消と担当者への過度な負担からの解放です。セキュリティ対策には、攻撃者の最新動向を捉えた先手を打った見直しが不可欠であり、Exabeamの導入でセキュリティ戦略立案など重要業務へのリソース集中が可能となりました。今後は、Exabeamの活用をさらに進め、SOC/CSIRTの強化とセキュリティ人材の育成を通じ、KONOIKEグループ全体のサイバーレジリエンスをさらに強化していく考えです。」
Exabeam CEO兼社長Chris O’Malleyのコメント
「このたび、総合物流サービスのリーディングカンパニーである鴻池運輸様に、Exabeam New-Scale Security Operations Platformをご採用いただき、大変光栄に存じます。
当社は、信頼できるパートナーとしての責任を果たし、迅速かつ正確に脅威を検知・調査・対応できるよう、真の成果をもたらす最高のセキュリティソリューションを提供することをお約束いたします。
私たちは共に、より安全でセキュアな未来を築いていきます」
鴻池運輸株式会社について
所在地:大阪市中央区伏見町四丁目3番9号
代表者:代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦
設立:1945年5月(創業1880年)
URL:https://www.konoike.net/
事業内容:総合物流サービス
Exabeam について
Exabeamは、AIを活用したセキュリティ運用を提供する世界的なサイバーセキュリティのリーダーです。高度なデータインジェスチョン、強力な分析、ワークフロー自動化により、脅威検知・調査・対応(TDIR)のための業界最先端のセルフホスティング型クラウドネイティブセキュリティ運用プラットフォームを提供します。SIEMとUEBAのリーダーとして、AIにおける確かな実績を持つ Exabeamは、サイバー脅威との戦い、リスクの軽減、セキュリティ運用の合理化を実現するグローバルなセキュリティチームを支援します。
Exabeam Japan株式会社
所在地:東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビタシオン3F
代表者:Chris O’Malley
設立:2013年1月
URL:https://www.exabeam.com/ja/
事業内容:セキュリティインテリジェンスプラットフォームの提供
【本件に関するお問い合わせ先】
Exabeam Japan株式会社 広報担当
Email: exabeam@10fold.com
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