アーサー・ディ・リトル、「通信企業の持続可能なエコシステム構築」に関するレポートを発表
協業がもたらす排出量削減とビジネスチャンスについて考察
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、マネージングパートナー・日本代表:原田 裕介、以下「ADL」)は、ADLパートナー赤山 真一を含む、ADLのグローバルTIME(通信・IT・メディア・エレクトロニクス)プラクティスの執筆により、通信事業者がサステナビリティ向上のために利用可能な枠組みや戦略について洞察と意見をまとめた「通信企業の持続可能なエコシステム構築 – 協業がもたらす排出量削減とビジネスチャンス -」と題するレポートを公表するとともに、希望者に対して本レポートを提供することを発表いたします。
本レポートは、「通信事業者のサステナビリティを後押しするトレンド」、「通信事業者のサステナビリティに向けた4段階プロセス」、「欧州の通信事業者事例」、「まとめ」の4部から構成されており、通信事業者がサステナビリティを事業戦略の中心に捉えることで、ビジネスおよび、エコシステムにメリットをもたらす点を考察しています。
■ 通信業界のサステナビリティを後押しするトレンド
投資家や規制当局をはじめとするステークホルダーが環境・社会・ガバナンス(ESG)を重視する現在において、通信インフラと新たなビジネスモデルの組み合わせにより環境負荷の削減や社会状況の改善を通して、サステナビリティ向上への動きを加速させる可能性があることに加え、サステナビリティ評価が商取引の要素に盛り込まれるなどESGは企業戦略に欠かせないものとなっています。
ESG重視の姿勢が顕在化する中、通信事業者が「サステナビリティ」を戦略の中心に捉えることで、エネルギーコストの削減や規制要件への対応を満たすだけでなく、持続可能な事業運営による収益増加の可能性が示唆されています。また、新型コロナウイルス感染症後の復興政策として、各国政府がグリーントランジションやデジタル化を推進しており、通信事業者はこれらの機会と資金を活用できる立場に位置しています。
このような状況の中、本セクションでは、通信業界のサステナビリティを後押しするトレンドの詳細に加え、「サステナビリティ」をバリューチェーン全体で統合的に管理する仕組みについて解説しています。
■ 通信事業者のサステナビリティに向けた4段階プロセス
本セクションでは、サステナビリティパフォーマンス改善のカギとなるエネルギー管理において、「①:現状評価」、「②:選択肢の特定・選別」、「③:ビジネスケースの開発」、「④:実行モニタリング」の4段階プロセスの実行を通して、「サステナビリティ」を推進するための通信エコシステムの構築について解説。業界横断的なエコシステム構築によるサステナビリティ目標全体への貢献、コネクティビティや革新技術への投資収益化について考察しています。
■まとめ:「通信企業の持続可能なエコシステム構築 」における4つの重視点
通信事業者が「サステナビリティ」を事業戦略の中心に捉えることで、
①:エコシステムをリードし、持続可能性の高いサービスを顧客に提供し、幅広い脱炭素化を可能にする
②:投資家の関与を促し、グリーンボンドなどの資金源を活用する。
ESG報告には財務指標と同じだけの注意を払う必要がある
③:インセンティブやKPIを明確にし、トップダウンで正しい文化を築く。
④:サステナビリティパフォーマンスをビジネス指標に照らして測定するための正しい報告ツールを導入
ADLでは、サステナビリティ戦略に関する30年以上にものぼる経験の積み重ねにより、通信事業者が「サステナビリティ」を事業戦略の中心に捉え、あらゆる計画や意思決定に影響を及ぼすことで、ビジネスおよび、エコシステムにメリットをもたらすと提言すると共に、提言に至る詳細をまとめた「通信企業の持続可能なエコシステム構築 – 協業がもたらす排出量削減とビジネスチャンス -」を希望される方に、無料にて提供いたします。
【「通信企業の持続可能なエコシステム構築」について】
○ 発行日: 2023年9月21日
○ 費用: 無料
○ 仕様: 12頁/PDFにて配布
○ お申込み方法: 下記ADL「お問い合わせフォーム」よりお申し込みください。
URL:https://www.adlittle.com/jp-ja/node/23840
※「連絡希望部署」にて「Media/Public Relations」をご選択ください。
【「通信企業の持続可能なエコシステム構築」ADL執筆コンサルタント紹介】
赤山 真一(アーサー・ディ・リトル・ジャパン パートナー)
(略歴)
グローバルTIMEプラクティスの東京オフィスにおけるプラクティスリーダー。
主な担当領域は、テレコム・ITサービス・メディア関連企業およびエレクトロニクス・半導体などの製造業における、新規事業参入に係る戦略策定・既存事業の成長戦略策定・企業再編に係る戦略策定および実行支援。
特に近年は、日本におけるマクロな産業構造の変化とICT産業の進化を前提とした、ICT産業と製造業の融合を含む多様な産業における新たな事業モデルの創出・実現に注力している。
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アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社は、1886年にマサチューセッツ工科大学のアーサー・デホン・リトル博士によって設立され、ベルギー・ブリュッセルの本社に加えてヨーロッパ21拠点、アメリカ4拠点、南米3拠点、中東4拠点、アジア・オセアニア14拠点を構える世界最古の戦略コンサルティングファーム、アーサー・ディ・リトルの日本法人です。アーサー・ディ・リトルでは、600万人以上のイノベーター、起業家、技術者、学者とのネットワーク、知識、知見を活かし、自動車、金融、ヘルスケア・ライフサイエンス、エネルギー、化学、テレコム、IT、製造業、建設業、消費・流通業、運輸・旅行業、公共サービスに対して創造性と実効性を伴うオープンコンサルティングを提供しています。
会社名: アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
マネージングパートナー: 原田 裕介
本社所在地: 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター36階
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