キアゲン、室温品の国内配送を環境低負荷梱包へ変更。QIAGENグループ、環境低負荷新製品販売開始により更なる環境負荷低減を推進。

株式会社キアゲン

株式会社キアゲン(東京都中央区、代表取締役社長サカシタ・ショーン、以下キアゲン)は、発送時の梱包を環境低負荷素材へ変更し、またQIAGEN N.V.は環境低負荷新製品の海外販売開始を発表しました。QIAGENは製品だけでなく梱包素材も対象として、2018年より全社をあげてめざしている環境負荷の低減に取り組みます。

キアゲンは室温品の国内配送において、これまで梱包時使用していたビニール製緩衝材を再生可能な紙素材の緩衝材へ、9月1日より変更しました。紙緩衝材への変更は2023年9月1日発送分より室温品梱包及び保冷トラック配送での段ボール梱包品で実施されており、保冷剤梱包品、ドライアイス梱包品は対象外です。


またQIAGENは、主力製品であるRNeasy Plus Mini KitとAllPrep DNA/RNA Mini Kitの環境低負荷版であるQIAwave RNeasy Plus Mini Kit*1とQIAwave DNA/RNA Mini Kit*2の2つの新しい核酸精製キットを追加し、環境に優しいQIAwave製品ラインの拡張を発表しました。これまでに発売されたQIAwave RNA Mini Kit、QIAwave DNA Blood & Tissue Kit、QIAwave Plasmid Miniprep Kitに加え、環境に優しいソリューションが拡充されることになります。日本では、今年中の販売開始予定です。


QIAwaveキットは、QIAGENの標準キットと同等のケミストリーを採用して高品質な性能を維持しながら、環境への負荷を抑えていることが特徴です。サンプルからDNA、RNA、プラスミドDNAを精製する同社の一般的なキットと比較して、プラスチック使用量を最大62%、段ボール使用量を最大58%削減し、研究室にとってより持続可能な選択肢となっています。リサイクルプラスチックと省スペース化学濃縮物の両方を使用した初めての製品群です。より構成品を少なく、リサイクルプラスチック製の廃チューブ、より小さなボトルに入った適切な濃縮緩衝液を特徴としています。よりコンパクトなキットと新しい梱包方法により、梱包に必要な段ボールの量を削減しました。


QIAGENはプラスチック使用量の削減を目指しており、特にクール便用の発泡ポリスチレン箱をリサイクル可能な代替品に置き換えたり、その他のプラスチック包装をより環境に優しい代替品へと置き換えを進めています。2022年、QIAGENは輸送におけるプラスチック使用量を16.5%削減しました。当初の9%削減目標のほぼ2倍を達成したことになります。


プラスチックフットプリントの削減は、QIAGENのサステナビリティ・イニシアチブの取り組みのうちの一つです。同社は、医薬品、ライフサイエンス、バイオテクノロジーセクターの中でも数少ない、Science Based Targetsイニシアチブによって検証された科学的根拠に基づくネットゼロ目標を掲げています。2020年を基準年として、2050年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにすることを約束しています。QIAGENは、ISS ESG による「プライム」、MSCI ESG リサーチによる A 評価など、持続可能性への取り組みが様々な格付け機関から評価されています。


■詳細情報

*1:QIAwave RNeasy Plus Mini Kitは、培養細胞など比較的溶解しやすい組織からgDNAを除去し、高純度・

高収率のtotal RNAを精製できる新世代のRNA精製キットです。

 詳細はこちら ➡ https://www.qiagen.com/ja-jp/products/discovery-and-translational-research/dna-rna-purification/rna-purification/total-rna/rneasy-plus-kits?catno=74134(英語のみ)


*2: QIAwave DNA/RNA Mini Kitは、各細胞または組織サンプルからgDNAとtotal RNAを同時に精製し、

精製されたDNAとRNAを別々に回収することができる核酸精製キットです。

 詳細はこちら ➡ https://www.qiagen.com/ja-us/products/discovery-and-translational-research/dna-rna-purification/multianalyte-and-virus/qiawave-dna-rna-mini-kit(英語のみ)


製品のお問い合わせ先 : 株式会社キアゲン マーケティング・コミュニケーション 
Email: info-jp@qiagen.com


  • 株式会社キアゲンについて

QIAGENグループの日本法人である株式会社キアゲンは、QIAGEN本社の企業戦略および経営方針との連携を通して、日本国内の幅広いライフサイエンス研究、分子診断分野においてSample to Insightソリューションを提供しています。1997年設立で、120名の社員が所属しています。(2022年12月31日時点)

詳細はこちら http://www.qiagen.com/jp/ 


デジタルPCRについて詳細はこちら ➡ https://go.qiagen.com/QIAcuity_Portal_JP


  • QIAGENについて


QIAGEN N.V(本社:オランダ)は、Sample to Insight ソリューションを提供するリーディング・グローバル・プロバイダーとして、研究者のみなさまが生体試料サンプル(Sample)から価値ある生物学的知見(Insight)を得ることに貢献しています。


QIAGENのサンプル調製テクノロジーは、血液、組織その他の物質からDNA、RNAやタンパク質を単離処理し、バイオ分子を可視化、分析可能な状態で検出します。そのサンプルを、バイオインフォマティクスソフトウェアやその知識ベースを用いて分析することで、関連したデータを実用可能な価値ある知見として解釈することができます。また、QIAGENの持つ自動化ソリューションにより、一貫したワークフローとして効率的かつ 効果的な研究プロセスを実現します。


QIAGENは分子診断(ヒューマン・ヘルスケア)やライフサイエンス(アカデミア、創薬研究開発、産業アプリケーション、法医学など)に従事されている世界中500,000名以上の顧客のみなさまにこれらのソリューションを提供しています。


売上高は約21億4千万ドルでフランクフルト証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。35ヵ国、6,200名以上の社員が所属しています。(2023年3月31日の時点)

詳細はこちら http://www.qiagen.com

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ビジネスカテゴリ
医薬・製薬医療・病院
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会社概要

株式会社キアゲン

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URL
https://www.qiagen.com/sg/about-us-old/contact/ordering-global/ordering-japan/?Print=1
業種
医療・福祉
本社所在地
東京語中央区勝どき3-13-1 Forefront Tower2
電話番号
03-6890-7300
代表者名
サカシタ・ショーン
上場
海外市場
資本金
1300万円
設立
1997年11月