YAMAGIWAと建築家 永山祐子氏のコラボレーション商品「FUWARI」が「シカゴ・グッドデザイン賞2023」を受賞
受賞商品「FUWARI」Design: 永山祐子
光がふんわりと浮かんでいる風景を思い浮かべてデザインされたペンダント照明。内側にくるんと巻いた独特のカーブは、逐次成形という特殊な製法により生まれたものです。逐次成形の力のバランスにより生まれる金属特有の曲がりを活かし、1 点1点僅かに異なる形となっています。三角錐形状は吊るす角度、そしてみる角度によって微妙に表情が異なります。表面のバイブレーション加工によって光が拡散します。とてもシンプルな器具でありながら吊るし方などで細やかな変化が生まれるようにデザインされています。
<デザイナー 永山祐子氏 コメント>
素晴らしい賞をいただきとても嬉しく思います。究極にシンプルでありながら使う人の工夫によって様々な表情を見せることができるような照明器具を作りたいと思い、YAMAGIWAさんと開発を進めてきました。様々な形、素材を試行錯誤し、たどり着いたのがおむすび型の形状、そして逐次成形によって生まれた金属素材の微妙な歪みを生かした曲線でした。ローゼットに引っ掛けるだけのシンプルな構造にすることで無駄なディテールをなくし、おむすび型の頂点を色々な角度に振ることができるようにしました。特に多灯吊りにした時にリズミカルな変化をつけることができます。多くの人に自分なりの使い方を発見していただきたいと思います。
永山祐子氏プロフィール
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998年青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」「丘のある家」「豊島横尾館」「女神の森セントラルガーデン」「ドバイ国際博覧会日本館」「JINS PARK」「東急歌舞伎町タワー」など。JIA新人賞(2014)、東京建築賞優秀賞(2018)、照明学会照明デザイン賞最優秀賞(2021)など。現在、2025年大阪・関西万博にて、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」と「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier」(2025)、東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO TORCH」などの計画が進行中。
<商品ラインナップ>
シカゴグッドデザイン賞
シカゴ・グッドデザイン賞は、The Chicago Athenaeum:Museum of Architecture and Design(シカゴ・アテナイオン建築・デザイン博物館)が主催する世界で最も歴史のあるデザイン賞です。1950年に創設されて以降、世界中の革新的で先端的な産業、製品、グラフィックを評価する権威ある賞として評価されています。
株式会社YAMAGIWA
1923年の創業以来、日本の照明業界におけるパイオニアとして革新的な照明器具・技術を追求してきました。タグライン「The Art of Lighting」のもと、美しい暮らしと社会の実現に向け、光が生み出す美しい情緒的価値を社会に提供し続けています。
詳しくは、https://www.yamagiwa.co.jp/をご覧ください。
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