【開催レポート】東京2025デフリンピック卓球コロンビア代表チーム、品川区民と交流。スポーツを通じた国際交流・共生社会へ大きな一歩
宿場JAPANが企画をサポート、2泊3日の滞在で品川の魅力もPR

品川エリアを中心にゲストハウス運営、ツアー企画・運営等を行う株式会社宿場JAPAN(代表取締役:玉井(渡邊)崇志、以下宿場JAPAN)は、11月26日まで開幕中の東京2025デフリンピックに際し、東京デフリンピック卓球コロンビア共和国代表チームの宿泊および地域交流の場づくりのコーディネイトを行いました(品川区より委託)。
品川区は練習会場として区立総合体育館(東五反田2-11-2)を提供し、11月13日(木)には公開練習および地域住民との卓球交流会を実施。宿場JAPANは、12日〜14日の宿泊を伴う2泊3日の滞在において、宿泊や交流イベント等のアテンドを担当。地元の小学校への訪問、飲食店での食事会の他、書道などの伝統文化体験などを用意し、ことばを超えた文化交流の場づくりを行いました。
◼️ 背景:品川区におけるスポーツを通じた異文化交流
これまで品川区では、官民ともにスポーツを通じた異文化交流が行われてきました。
◎品川区のこれまでの取り組み
品川区は、区内にコロンビア共和国大使館が所在していることから、東京2020パラリンピック競技大会オリンピック・パラリンピックでのコロンビアのボッチャチームの事前合宿受け入れなど、スポーツを通した交流を重ねてきました。
また、デフサッカーの特別授業(※1)、2023年にはデフスポーツ&アートフェアをアイルしながわで開催する(※2)など、聴覚障害の理解促進とデフスポーツの普及啓発にも取り組んできました。
今回の取り組みはそうしたこれまでの縁を背景に、品川区が選手団へ練習場所の提供を申し出、実現する運びとなったものです。
※1 参考:品川区プレスリリース
※2 参考:品川区プレスリリース
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/sangyo/sangyo-bunka/20240806091725.html
◎宿場JAPANのこれまでの取り組み
当社宿場JAPANは、「多文化共生の基盤づくり」を企業理念として掲げています。創業以来、地域に根差した宿泊施設運営、地域密着型ツアーの企画・運営、文化体験プログラムの提供等を通して、品川を訪れる人とまちを繋ぐ役割に努めてまいりました。その一環として、品川区でのスポーツを軸にした交流の場づくりも行ってきました。
◇これまでのスポーツ関連事業への協力一例:
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東京2020大会でのホッケー日本代表チームのサポート
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第10回 WMH マスターズホッケーワールドカップ (2022/東京)の選手に向けた文化体験プログラムの提供、ホッケースタジアムでの観光案内交流ブースの運営
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2025年4月・10月に行われたデフサッカー男子日本代表合宿のサポート(2023年から毎年受け入れ)
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2025年8月のタイのデフキッズ(聴覚障害のある子どもたち)サッカー国際交流キャンプのサポート
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ブラインドサッカー®の国際大会の盛り上げ企画への協力


▲2025年4月のデフサッカー男子日本代表合宿サポート風景


▲2025年8月のタイのデフキッズ(聴覚障害のある子どもたち)サッカー国際交流キャンプのサポート風景
◼️ 詳細:東京2025デフリンピック卓球コロンビア代表チームとの交流日程
今回の東京2025デフリンピック卓球コロンビア代表チーム滞在では、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会、手話通訳のサポートを担う(一社)ことばインターナショナルとともに、地域一体となった交流振興に取り組みました。
練習や食事の手配も含めたトータルでのツアーコーディネイトを宿場JAPAN(※3)で実施。初日の空港での出迎えから事前交流日程の最後まで、全行程に同行し、当日の初対応まで担いました。
【11月12日〜14日 2泊3日のスケジュール概要】
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公開練習および地域住民との卓球交流会
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品川まち歩き
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品川宿の飲食店での食事会
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コロンビア大使館への訪問
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地元の幼稚園(台場幼稚園)、小学校(台場小学校)での子どもたちとの交流
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江戸切子体験授業見学
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書道体験
など
※3 宿場JAPANの関連会社である合同会社宿場プラス(東京都知事登録 旅行業第2-8202号「宿場トラベル」)が企画運営を行いました。
◇ 1日目 東京2025デフリンピック卓球コロンビア代表チーム、来日






◇2日目 大使館訪問・公開練習および地域住民との卓球交流会

公開練習および地域住民との卓球交流会の会場となった品川区立総合体育館には、日本で唯一のバイリンガル・バイカルチュラルろう教育を行う私立特別支援学校・明晴学園の生徒たち、品川区立日野学園の児童たち、品川区卓球連盟が参加。森澤恭子区長も駆けつけ、激励の挨拶とともに自身も選手と卓球を楽しみました。
日本語・スペイン語・日本手話・スペイン手話・国際手話という5つの言語に加えて、スポーツという”言語”でのコミュニケーションが一度になされる貴重なシーンも。また、言語は異なり直接の会話が難しくとも、卓球のプレイを介して年齢を問わずに心を通わせあうシーンは、スポーツの価値や可能性を改めて可視化する機会ともなりました。










◇3日目 地元の子どもたちとの交流、伝統文化体験





◇2日3泊の交流企画の実現にあたった品川チーム

まちの団体・教育機関との連携は、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会の協力があってこそ。多くの方々からの企画への賛同と参画、参加が叶えられました。
宿場JAPANと旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会は、持続可能な旧品川宿エリアのまちづくりを目指し、今年2月にパートナーシップ協定を結んでいます(※4)。
※4 参考:宿場JAPANプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000097061.html

手話通訳は(一社)ことばインターナショナルが担当。日本語・スペイン語に加えて、日本手話・スペイン手話・国際手話という5つの”言語”が混じり合う難しい場面でもコミュニケーションが円滑に進むように臨機応変に対応。

(左から)宿場JAPAN 担当・長谷川 信一郎、同社代表 玉井(渡邊)崇志、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会 事務局 竹中茂雄氏
※メディア関係者でより多くの当日の写真をご要望の方は、本プレスリリースに記載のある広報担当までお気軽にお問い合わせください。
◼️ 株式会社宿場JAPAN 代表取締役:玉井(渡邊)崇志のコメント
多文化共生社会の実現を目指して、旅やスポーツを通した異文化交流を品川区で継続して当社にとって、「デフリンピックを契機として、障害の有無にかかわらず、誰もがスポーツを通じて交流し、互いを理解し合えるまちづくりを進めていきたい」とする品川区の方針は深く共感いたします。これまでも、品川区から区が牽引するスポーツ、デフスポーツを通した幅広い交流事業に協力をさせていただいてまいりました。
“スポーツ+地域+中短期滞在(宿泊)+身体的障害” という複数要素が絡む今回のような案件は、参加者や関係者各位それぞれに満足いただくには、通常のツアー企画や宿泊手配の観点では対応が難しい場面が多くあります。宿泊や食事の手配、さまざまな観点でのリスクや要望を想定した準備が必要です。今回のような非常に意義深く、重要な機会にお声がけいただけましたことは、これまでのスポーツ交流のサポート実績をご評価いただけた結果であり非常に喜ばしく光栄なことだと感じております。
コロンビア代表チームの選手の皆様が、まちの皆様一人ひとりに向き合い、あたたかな心のやり取りをしてくださったことにも感動いたしました。改めて今回の交流が無事に実現されるにあたり、ご協力を賜りました関係各位に、深く御礼を申し上げます。
今後も当社の活動拠点となる品川宿・品川でのネットワークを引き続き深めていきながら、多様な価値観や立場の方々がともに輝ける社会の実現を目指して、さらなる地域貢献に努めてまいります。
■ 株式会社 宿場JAPAN 会社概要
社名:株式会社 宿場JAPAN
会社HP URL:https://shukuba.jp/
代表取締役:玉井(渡邊)崇志
住所:〒140-0001 東京都品川区北品川1-22-16
設立:2011年3月
資本金:100万円
事業内容:
宿泊施設「品川宿ゲストハウス&ツアーズ」の運営
宿泊施設「Araiya Tokyo」の運営
宿泊施設「Bamba Hotel Tokyo」の運営
宿泊施設「Kago #34 Tokyo by Shukuba HOTEL」の運営
宿泊施設「HOTEL Rin TOKYO」の運営
スモールラグジュアリー宿泊施設の受託運営
宿泊施設の開業コンサルティング
自治体と連携したエリアプロデュース
おもてなし人材の育成と教育
ゲストハウス開業支援プログラム「Detti プログラム」の提供
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