DERTA、「共創」の場と文化を醸成する「コミュニティフレームワーク」を公開

「共創」の場や「コミュニティ」の立ち上げ・改善の知見を集約

株式会社DERTA

2025年5月29日 18時25分

Update Localをミッションに掲げる株式会社DERTA（本社：新潟県新潟市、代表取締役CEO：坂井俊　以下、DERTA）は、2025年5月29日、企業・自治体・地域団体など多様な主体が協働する「共創」の場を持続可能に運営するための実践ツール「コミュニティフレームワーク」を公開します。

◾️ダウンロード方法

以下URLより、アンケートにご回答いただくと資料をダウンロードいただけます。
https://forms.gle/8bdytQLBuELXawKZA

◾️背景

デジタル技術の進展とともに、社会課題の複雑性が増す現在、企業や行政だけでは単独で課題を解決することが難しくなっています。こうした背景から、異なる立場や専門性を持つ人々が協働し、新たな価値を生み出す「共創」というアプローチが急速に広がりを見せています。

一方で、「共創」という言葉が独り歩きし、「集まれば何かが起こるだろう」という楽観的な期待だけで場を立ち上げてしまうケースも少なくありません。その結果、以下のような“機能不全”が起きやすくなっています。

目的やビジョンが曖昧なまま立ち上げが先行し、方向性にブレが出る
KGI・KPIが設定されず、成果の可視化や振り返りができない
運営が属人的になり、関係性の変化や継続性に対応できない
対話が目的化し、社会実装や事業成果へつながらない

このような課題に共通するのは、「共創プロセスが構造化できていない」という点です。

共創は、その本質が“偶発性”や“人間関係の変化”に基づくため、あえて「揺らぎ」を含む設計が求められます。しかし、その“揺らぎ”を育て、実装へとつなげるためには、あらかじめ目的・価値・仕組みを定義し、運営フェーズごとに立ち返る「構造＝フレーム」が必要です。

DERTAが開発した『共創コミュニティ・フレームワーク』は、そうした“曖昧さ”を抱えながらも、「共創」を現場で機能させ、社会的価値と経済的価値の両立を実現するための設計図です。

組織・地域・プロジェクトの垣根を越え、「本質的な共創を“続ける”ための道しるべ」として、多様な現場に活用いただけることを目指しています。

◾️こんな方におすすめ

「共創」の場や「コミュニティ」立ち上げに着手したいが、何から始めればよいか分からず、社内外への説明に使える“設計図”を必要としているプロジェクト担当者
持続可能な場づくりを目指し、既存の活動を見直したい組織開発・カルチャー醸成の担当者
地域社会との関わりや共創的な事業開発を模索している、サステナビリティ担当者・経営企画担当・経営層
現状の活動がマンネリ化し、共創の視点から再構築を試みたい組織内リーダーや変革推進者
コミュニティの運営に悩み、役割・スキル・場づくりの知見を体系的に学び直したい実務担当者

◾️「コミュニティフレームワーク」概要

「コミュニティフレームワーク」は、共創の場や、コミュニティの立ち上げ・運営に関わる人が、その存在意義やメンバーへの提供価値、それを踏まえたコンテンツや関係性のあり方を言語化し、共有するための設計ツールです。

本フレームワークは、コミュニティの発展を「設計（コミュニティデザイン）→運用（コミュニティマネジメント）→再設計」という3つの段階で捉え、それをループとして繰り返す構造＝コミュニティライフサイクルと定義しています。

また、コミュニティが長期的に価値を生み続けるためには、コミュニティデザイン、コミュニティマネジメントの2つのレイヤーが切れ目なく往復することが不可欠です。コミュニティデザインが「なぜ・どこへ向かうか」を示し、コミュニティマネジメントが「どうやって」を日々実行し、その結果を再びデザインに戻してビジョンや仕組みを更新する、この循環こそが、社会的価値と経済的価値を同時に拡大させる原動力になります。

◾️資料イメージ

＜目次＞

背景
「共創」コミュニティとは
コミュニティ組成のライフサイクル
「共創コミュニティ」のフレームワーク
- コミュニティデザインのフレームワーク-コミュニティの設計に必要な視点と解説-
- コミュニティマネジメントフレームワーク-コミュニティの運営・育成に必要な視点と解説-
コミュニティデザインとマネジメントの実践
コミュニティの醸成に必要なスキル
DERTAについて