SMBCグループライジング基金より寄付決定~ケニアの貧困家庭の農業生計向上とキャリアプランニング支援事業を推進~
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLASは、SMBCグループライジング基金2024年度の寄付を受け、「ケニアの貧困家庭の農業生計向上とキャリアプランニング支援事業」を推進することとなりました。

この度の寄付により、PLASはこれまでの活動をさらに発展させ、農業技術研修を通じた生計向上支援と子どもたちのキャリアプランニング支援を統合した新たなアプローチを展開します。現地の貧困家庭が持続可能な形で生計を立てながら、子どもたちが将来の選択肢を広げられるよう支援を行います。

PLASはこれまで、ケニアとウガンダで貧困家庭の経済的自立支援と相談・カウンセリング支援を目的としたプロジェクトを実施してきましたが、今回の寄付を受け、新たに事業モデルの強化・標準化を進め、さらなる事業の拡大を目指します。
■事業の概要
PLASは、ケニア共和国ホマベイ郡スバ準区にて、現地の地域に根差した団体(以下CBO:Community Based Organization)と連携し、貧困家庭120世帯を対象に、以下の支援を行います。
-
農業による生計向上支援
-
収穫した農作物の販売・マーケティング支援
-
貯蓄・家計管理の研修
-
進学に向けた情報提供等の研修
-
学校との連携によるキャリアプランニング(相談・カウンセリング)支援
これにより、家庭の経済的自立、安定を図るとともに、子どもたちが未来を自ら選択し、前向きに生きられる社会の実現を目指します。
■PLASが目指す事業モデルの変革
PLASは現在、これまでの事業をさらに拡大するために事業モデルを進化させ、CBOや学校、現地行政等と連携し、地域の人々が自ら課題を解決できるよう支援する仕組みづくりを進めています。今回の寄付を受け、事業の標準化・スケールアップを加速させ、将来新たな地域への事業展開や他団体との連携強化の礎を築いていきます。

■SMBCグループライジング基金について
SMBCグループライジング基金は、有志役職員の給与から毎月天引きする積立募金をもとに、寄付を通じて国内外の様々な社会課題の解決につなげる取り組みを支援する基金です。2024年度は、貧困・格差の状態にある子どもやその家族を対象に、教育格差の解消や、挑戦の機会の提供、社会的な自立や貧困からの脱却の一助となり、貧困・格差の連鎖解消に取り組む事業を寄付対象として選定されました。
PLASは、今回の寄付を受け、これまで培ってきたノウハウを活かし、地域住民と共に持続可能な支援モデルの構築を進めてまいります。
【特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLASについて】
PLASは、アフリカの取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会を目指し活動するNPO法人です。2005年の設立以来、ウガンダとケニアで様々な事業を展開し、地域社会と協働しながら支援活動を続けています。
■団体概要
団体名:特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS
所在地:東京都
代表理事:門田瑠衣子
設立:2005年
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像