DAO(自律分散型組織)x GPT-4:渋谷Web3大学、KandaQuantumとの共同で実証実験開始
GPT-4技術を活用し、コラボレーションオペレーションコストを削減し、組織のスケーラビリティを向上する。
概要:
本日、渋谷Web3大学とKandaQuantum社は、自律分散型組織(DAO)とGPT-4技術を組み合わせた画期的な実証実験を開始することを発表しました。この共同プロジェクトは、分散型の意思決定プロセスと人工知能(AI)の進歩を活用し、企業やコミュニティの運営を効率化することを目指しています。
*DAO x GPT-4が実現する人数増加に伴って指数関数的に生産性が増大するコミュニティ
この実証実験では、渋谷Web3大学とKandaQuantum社が共同で、GPT-4をDAOの意思決定プロセスに導入することで、コミュニケーションや意思決定の効率化を図ります。また、参加者は、実験の過程で発生するデータを収集し、分析することで、GPT-4とDAOが組み合わさることで得られるシナジー効果や、新たなビジネスモデルの可能性について検証します。
課題と解決策
従来の自律分散型組織(DAO)には、コミュニティの人数が増えるに従ってネットワーク数が爆発的に増加し、オペレーションコストが増大するという課題がありました。これにより、コラボレーションによる価値が相殺され、コミュニティの発展が阻害されることが多々ありました。また、組織構造がピラミッド型や少人数組織の集合体となる傾向がありました。
この課題を解決するために、渋谷Web3大学とKandaQuantum社は、GPT-4技術を活用した実証実験を開始しました。この実験では、GPT-4をDAOの意思決定プロセスに導入し、高精度かつ人手を介さないマッチング技術によって、コラボレーションまでのオペレーションコストを最小限に抑えることを目指しています。これにより、コミュニティのスケーラビリティが担保され、組織の発展が促進されることが期待されています。
実証実験の過程で発生するデータを収集し、分析することで、GPT-4とDAOが組み合わさることで得られるシナジー効果や、新たなビジネスモデルの可能性について検証されます。今後の結果次第では、この技術が従来のDAOの課題を克服し、次世代のデジタル社会構築に大きく貢献します。
用語整理:
DAOは、ブロックチェーン技術を利用して構築された分散型の組織で、中央集権的な管理者が存在せず、コミュニティメンバーが共同で意思決定を行う仕組みです。これにより、透明性が向上し、企業やプロジェクトの運営がより効率的になることが期待されています。
GPT-4は、OpenAIが開発した最新のAI技術であり、自然言語処理能力が非常に高いことで知られています。これにより、GPT-4は、人間のような文章を生成し、幅広い分野でのタスクをこなすことができます。
<渋谷Web3大学とは?>
渋谷Web3大学(URL:https://www.shibuyaweb3univ.com/ )は、ブランディングを強みとするシマウマとマーケティングを強みとするMoMo Dialogue合同会社(本社:東京都渋谷区、代表:北尾 恵子)と協同で運営しているWeb3に特化した渋谷発のプロジェクト創出コミュニティです。「次元を超える!!」をスローガンに「日本からGAFAMを超えるパワーを持った企業を世界に向けて送り出す」をビジョンとして、Web3、NFTに興味があり、もっと知りたい、人と交流したい、何かを立ち上げたいという人が一人ではなく、みんなで学習し、一緒にプロジェクトを創出するコミュニティです。そこから、自分、環境、社会を変え、日本のシリコンバレー“渋谷”でイノベーションを起こすことを理念とし、あらゆる手段とリソースを駆使してプロジェクトを実現していきます。
シマウマ合同会社について:
2021年1月設立。シマウマは、「ブランディング事業」「Web3/NFT事業」「アーティストプロデュース」のブランディングを強みとした3つの事業を展開しています。すべてのお客さまの事業活動の生産性を向上させることで「経営目的の達成」「SDGsの達成」「企業メセナ」を推進し、社会課題の解決に向かわせます。「Web3/NFT事業」では、新しいテクノロジーに集まる人々のパワーと、集まった人々の未知なる才能をブランディングの力で開花させることで、日本を世界を変えていく原動力となるプロジェクトを「渋谷Web3大学」から無数に生み出していくことを目指しています。
設立:2021年1月
代表:代表社員 北村 元
URL:https://www.shimauma-tokyo.com/
株式会社KandaQuantumについて:
事業内容:2020年設立。2年半で20社以上の各業界の国内最大手企業から数億~数十億円の調達を完了したスタートアップまで、量子コンピューター、AI、クラウド、IoT等最先端技術を支援してきました。「協創の基盤を創る」をミッションに、Gen-AI(ジェネレーティブAI、生成系AI)や量子技術等を活用し誰もが自分の人生に熱中できる社会の実現に向け新たな価値を創出していきます。
設立:2020年6月
代表:代表取締役社長 元木大介
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