プラスチックリサイクルのesa、「2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS クリエイティブイノベーション部門」でファイナリスト入賞

esa

2024年11月6日 13時00分

プラスチックのリサイクルを中心とした環境事業を展開する「株式会社esa（読み：イーサ、意味：Environmental Solutions Architect の頭文字）」（本社：東京都港区、代表取締役：黒川周子、以下「当社」）は、低コスト・低エネルギーで生成可能な再生プラスチックペレット「Repla®」が「2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のクリエイティブイノベーション部門においてファイナリストに選出・入賞したことをお知らせいたします。

受賞詳細

賞名　：ACCファイナリスト

タイトル：「再生できなかったプラスチックに、新たな価値を。再生プラスチックペレット『Repla』」

カテゴリー　：プロダクト＆サービス

応募団体　：株式会社esa

制作スタッフ　：

　代表取締役　黒川周子

　取締役COO　枝吉宣輝

　取締役CTO　周品諺

URL　：https://www.acc-awards.com/festival/2024fes_result/ci.html

背景

これまで焼却や埋め立てに頼っていた複合プラスチックを再生資源へと変換していく時代へ

世界でのプラスチック再資源化率がわずか9%に留まる中、環境への負荷軽減と持続可能な社会の実現に向けた革新的なリサイクル技術の必要性が高まっています。特に、日本では従来のサーマルリサイクル（焼却処理）がリサイクルと見なされず、環境に配慮した新しいリサイクル方式が求められています。

企業の脱炭素・ESGへの取り組みに対する社会的要請が加速度的に高まっている中、地球温暖化対策と脱炭素社会の実現に向けて「プラスチックリサイクル」はESG経営の重要な鍵となっています。さらに、政府は、製造業の再生プラスチック使用量に目標設定、使用実績の報告義務化・罰則も検討しています。また、廃棄物をリサイクルして資源として、再利用するなどの循環型経済を推進するため「循環型社会形成推進基本計画」における取組等の関連する取組を、政府全体として戦略的・統合的に行うため、循環経済に関する関係閣僚会議を開催することを発表するなど、国全体が“サーキュラーエコノミー・ファースト”の動きが活発化しています。

再生プラスチックペレット「Repla®」について

esaは、2022年3月の設立以来、独自技術「esa method」を用いて、リサイクルが困難だった複合プラスチック素材を再利用可能なペレット「Repla®」に変換し、環境保護に積極的に貢献してきました。プラスチックリサイクルに関する研究や商品開発、事業を通じて、グリーンサステナブルケミストリー（環境に優しい化学）とサーキュラーエコノミー（循環型経済）の実現を目指しています。

再生プラスチックペレット「Repla®」は、複合プラスチックを低コストかつ低エネルギーで再資源化する独自技術を用いており、単一素材でのリサイクルが難しい複合材も効率的に再生可能です。これにより、企業からの廃棄プラスチックを有効活用し、環境負荷の削減に貢献しています。この度、「Repla®」はクリエイティブイノベーション部門において、持続可能なビジネスモデルと環境への貢献が評価され、ファイナリストとして選出されました。

「Repla®」は、複数のプラスチック材料を強力に混錬し、高品質な再生ペレットを生成するプロセスであり、従来リサイクルが困難であった複合プラスチックの再利用を可能としています。このプロセスは、環境保護やCO2削減に大きく寄与し、企業のESG（環境・社会・ガバナンス）評価向上にもつながります。

株式会社esa 代表取締役黒川周子のコメント

「この度、『2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』において、再生プラスチックペレット『Repla®』がクリエイティブイノベーション部門のファイナリストに選出されたことを、大変光栄に思います。弊社の独自技術が環境課題解決に向けての貢献として評価されたことは、日々努力を重ねるチーム全員の成果であり、私たちにとって大きな励みとなります。

当社は、従来リサイクルが難しいとされてきた複合プラスチックを、低コスト・低エネルギーで再資源化することに挑戦し、環境負荷を軽減するソリューションを提供しています。『Repla®』は、ただの製品ではなく、プラスチックの新しい循環モデルをつくるための一歩です。今後も、この技術を通じて企業の持続可能なビジネスモデル構築を支援し、サーキュラーエコノミーを推進していきます。

今後も、企業や社会との連携を深め、より多くの方々と共に環境保護への新たな挑戦を続けてまいります。引き続き、皆様の温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」