【鉄道接遇研修】~補助犬ユーザーから学ぶ~鉄道従業員として知っておきたい接遇の極意

名古屋鉄道常滑線大江駅にて、中部地区の鉄道事業者向けの接遇研修を実施します。

特定非営利活動法人日本補助犬情報センターは、厚生労働省および名古屋鉄道と協力し、常滑線大江駅構内にて、身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)ユーザーをはじめとした、障害のあるお客様に安心して公共交通機関をご利用いただくための接遇研修を実施します。

2024年4月1日に、「改正障害者差別解消法」が施行されました。今回の研修は、民間事業者において「合理的配慮の提供」が義務化されたことから、中部地区の鉄道事業者21社が参加し、実際に補助犬と生活を共にしているユーザーと駅構内やホーム・車両を使って、介助の実技などを学ぶことで、お客様の立場に立った接客サービスの実現を目的としています。

研修講師・橋爪智子よりコメント

日本補助犬情報センター専務理事兼事務局長

鉄道事業とは、ただの移動手段ではなく、その先に目的地や会いたい人が居て、そこへ繋ぐ時間です。

その移動手段が安心安全であることはとても大切です。そして、誰もが行きたい時に行きたい場所へ行けることは、人として当たり前の権利です。

今回の研修を通し、障害がある方々と直接コミュニケーションを取り、成功体験をすることで、今後の業務で自信を持って笑顔で対応いただけるような研修にしたいです。

研修概要

  1. 実施日時

    2024年5月15日(水) 13:00~15:00

  2. 場所

    名古屋鉄道 常滑線 大江駅構内5番線

    (名古屋市南区加福本通2丁目8番地1)

  3. 関係機関

    主催:厚生労働省

    協力:名古屋鉄道株式会社、中部鉄道協会

    企画:特定非営利活動法人日本補助犬情報センター

  4. 参加機関

    中部地区の鉄道事業者 計21社 約40名

    (50音順)

    愛知環状鉄道、愛知高速交通、明知鉄道、伊賀鉄道、伊豆急行、伊豆箱根鉄道

    遠州鉄道、岳南電車、近畿日本鉄道、三岐鉄道、静岡鉄道、樽見鉄道、天竜浜名湖鉄道

    東海旅客鉄道、豊橋鉄道、長良川鉄道、名古屋ガイドウェイバス、名古屋鉄道

    名古屋臨海高速鉄道、養老鉄道、四日市あすなろう鉄道

  5. 研修内容

    ・日本補助犬情報センターからの講話

    ・身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)ユーザーとの意見交換

    ・実際の駅・ホーム・車両を用いての介助技術体験

    *研修内容は予定で、変更となる場合があります。

  6. その他

    研修を撮影した動画に、弁護士による法令解説を加え編集したものを、厚生労働省のホームページに掲載するとともに、同省より国土交通省を通じて全国の鉄道事業者へ周知する予定です。

問い合わせ

リリースに関するお問い合わせは、以下のお問い合わせフォームよりお願いいたします。

特定非営利活動法人日本補助犬情報センター

特定非営利活動法人日本補助犬情報センター

日本補助犬情報センターは、補助犬の社会における理解と普及を目指した活動とともに、障害者の社会参加を推進する事を目的に、第三者機関として中立の立場から相談・情報提供を行っています。

所在:神奈川県横浜市港北区新羽町1688-1-B203
公式HP: https://www.jsdrc.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/jsdrc.hojoken

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会社概要

URL
https://www.jsdrc.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
神奈川県横浜市港北区新羽町1688-1 ユームニューウィングB203
電話番号
045-275-7770
代表者名
吉田文
上場
未上場
資本金
-
設立
2003年02月