今年も140組の事前予約券の受付が即終了。第21回【夏休み親子木工教室】2024年7月27日㈯開催いたします。
夏休みの幕開けには、大工さんと一緒にものづくりの貴重な体験を。
第21回 親子木工教室
≪ 親子木工教室 ≫
20年以上前から歴史を刻んできた「親子木工教室」。毎年たくさんのご家族にご参加いただける大盛況のイベントです。コロナ禍の影響で開催断念を決断した年もありましたが、昨年より開催を再開致しました。昨年開催時は、コロナ禍での空白の時間があったことを忘れさせてくれるように、当日は沢山のお子さまをはじめご家族にお楽しみいただき、大いに賑わった時間となりました。
いよいよ今年の開催に向け先日行われた140組の先着予約は、受付開始から30分も満たないうちに予約券の受付が終了いたしました。早くも今年の「親子木工教室」の賑わいが期待されます。楽しみにしてくださる多くのお子さまやご家族の皆様のご期待に沿えるよう、主催の「ものづくりくらぶ」が一丸となりイベントの開催に取り組んでまいります。
≪ 開催の経緯 ≫
本イベントを企画するきっかけとなったのは、20年以上前にオーナー(住宅の建築主)向けに開催した木工教室でした。当初は大人の方へ向けたイベントとして行っており、近藤建設株式会社(本社:埼⽟県ふじみ野市、代表取締役社⻑:宇佐⾒ 佳之、以下「近藤建設」)の大工技術者育成施設「テクニカルセンター」内で、縁台やテーブル等、難易度の高いものを近藤建設自社大工のサポートのもと制作しておりました。毎年多くの方にお楽しみいただいておりましたが、その後、大工志望者数が減少の一途をたどる業界課題を受けた背景がありました。そこで「いまの子どもたちが日本の伝統に触れ、ものづくりの楽しさを実際に感じてもらう機会を作りたい」という思いがあったこと、そこから大工を目指す若者が増えることを願う気持ちから、2000年より現在の「親子木工教室」の形となりました。
また現在では、日頃より弊社の施工に関わってくださる地元職人の皆様からのご協力を賜りながら、地域貢献のイベント運営のために立ち上げられた団体「ものづくりくらぶ」が主催となりイベントを行っております。普段の学校生活では体験できない内容を、家族と共に体験・経験することで、家族内のコミュニケーションを深める機会になってほしいという思いも込められたイベントです。
≪ テクニカルセンター ~自社大工の育成~ ≫
近藤建設では1993年より自社で大工育成施設「テクニカルセンター」を保有しており、毎年1名以上の採用を行い、自社大工を育て続けています。国内の⼤⼯就業者数がこの20年で半減し、平均年齢は60代と⾼齢化も進む中、近藤建設ではこのテクニカルセンターを通して約140名の⼤⼯技術者を育て、現在も平均年齢41歳の⾃社専属⼤⼯42名が活躍しています。
テクニカルセンターは、座学と実技両方の指導を行っており、毎年4月に入社する訓練生は1年間一流の技術力を持った大工のもとで知識や技術をみっちり学ぶことができる環境となっています。
本イベントにはテクニカルセンター卒業生の自社大工や、活躍できる大工を目指す訓練生も参加いたします。子どもたちへ「ものづくりの楽しさ」を直接教えることができる貴重な機会を大工一同楽しみにしています。
親子木工教室開催に向けて
≪ 自社大工にイベントへの想いを聞きました ≫
長年「親子木工教室」の開催に携わり、イベント当日にお子様へものづくりを教えている自社大工に、イベントへの想いを聞きました。
「毎年参加してくれるご家族も多くいらっしゃるなど、楽しみにしてくれる方がいるのはとてもうれしい。」という声や「一つの作品を完成させる中で、家族によってつくるスピードが違ったり、お子様のフォローをするお父さんのほうが不得意な場面が見られたり、いろいろな家族がいて面白い。」など、ものづくりを通して様々なお客様とのコミュニケーションを楽しまれていることが伝わりました。
さらに「毎年、小さな子に技術を教えるのは難しいなと感じます。自分の技術をうまく言語化して教える時間が、自分にとっても勉強になります。」という、イベントを通して自身の成長にもつながるというお話もありました。
そして最後に「猛暑の夏が始まりましたが、今年も多くのお客様と、ものづくりの時間を一緒に楽しんでいきたいです。」と、今年のイベント開催への意気込みの声を聞くことができました。
≪ 近藤建設株式会社 社長 宇佐見 佳之 コメント ≫
コロナ禍を経て、去年より4年ぶりに再開している「親子木工教室」。去年は受付組数を縮小して開催いたしましたが、今年は40組増やしての開催です。徐々にコロナ前の賑わいへと戻っていることを実感でき、私もうれしく思うと同時に長年楽しみにしてくださっている地域の皆様へ改めて感謝しています。
本イベントの企画に至ったきっかけは「のこぎり等の工具を使用して物づくりをする機会を子どもたちに提供したい」「ものづくりの楽しさを知ってほしい」という思いがあったことです。そして開催してから実際に20年以上続くイベントとして毎年地域の皆さんにお楽しみいただけており、非常に嬉しい思いです。
夏休みの幕開けも近づいてまいりましたが、今年もものづくりくらぶ一丸となり、地域の皆様へ「ものづくり」の様々な楽しさをお伝えしていきたいと思います。
概要
≪ 開催概要 ≫
日時:2024年7月27日(土)
場所:ふじみ野市上野台小学校 体育館 (ふじみ野市福岡1-2-1)
開催時間:午前・午後の2部制
1回目 10:00~12:00 (定員70名)
2回目 13:30~15:30 (定員70名)
※一般向けの参加申し込みは既に定員に達したため受付終了しております。
本イベントに関するお問い合わせ先
電話049-263-5211(近藤建設 本社)
≪ 実施の目的 ≫
・親子で作品をつくることにより、親子の触れ合いコミュニケーションを図る
・ものをつくることの楽しさと喜びを感じてもらう
・体験学習の一環として行う
≪ 作品について ≫
本イベントで使用する木材は、普段近藤建設の木造住宅を建設する際に使用している材料と同様の端柄材※を使用しています。対象が小学1年生~6年生と幅広いため、それぞれ難易度が異なる4種類の作品から自身で制作するものを選べる形式となっています。
(※原木から大きな材を取った後に残った材で製材され、構造材や造作材などの仕上材に含まれない、比較的寸法の小さい板類や小角材の総称)
≪ 制作課題 ≫
キースタンド(難易度★)
宝箱(難易度★★)
本棚(難易度★★)
ミニデスク(難易度★★★)
近藤建設株式会社 会社概要 |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像