2025国際ティー＆コーヒー展が開幕　翁章梁氏が嘉義「ダブルゴールド」の魅力を自ら

2025台湾国際茶業博覧会および台湾国際コーヒー展が本日14日から17日まで南港展示館で盛大に開催され、嘉義県政府は「高山茶都」名茶館と「Flavor of Chiayi―啡嚐嘉義」スペシャルティコーヒー館の2大形象館で出展し、嘉義の“ダブルゴールド”の魅力を来場者に紹介した。

初日は国内外から多くのバイヤーや職人が商談に訪れ、会場は活気にあふれた。翁章梁県長も会場に駆けつけ、出展業者を激励するとともに“最強の代言人”として各ブースを回り、茶とコーヒーの魅力を自ら紹介。その親しみやすい姿勢により、来場者の足が途切れることはなかった。

開幕イベントでは聯名（コラボ）新商品の発表も行われ、著名食品メーカーの手信坊股份有限公司が嘉義“ダブルゴールド”の風味を取り入れた限定スイーツ──スペシャルティコーヒーケーキと高山烏龍茶ムース──を発売。独特の香りが好評を博し、この2種の嘉義ならではの限定デザートは、手信坊「霧隠城」で購入できる。

さらに翁県長は、嘉義の茶とコーヒーの推進を継続するため、今年の「高山茶都・嘉義」イベントのテーマを「一杯のお茶から、一つの山へ」と紹介。茶文化をアートやデザイン、ライフスタイルと融合させ、全く新しい茶文化体験を創出する構想を明かした。産地の職人も市集（マーケット）に参加し、高山茶とコーヒーをPRする予定で、12月13日から21日まで嘉義県中埔郷農会金蘭分部で味わえると来場を呼びかけた。

翁県長は「今回は16の茶業者と12のコーヒー農園が出展しており、阿里山のスペシャルティコーヒーはすでに国際レベルに達している。阿里山高山茶は長年のブランドであり、優れた地理条件に加え、茶農たちは全国大会で何度も受賞し、その製茶技術が高く評価されている。ぜひ会場に足を運び、台湾最高峰の茶とコーヒーを楽しんでほしい」と語った。

また翁県長は「良質な食品原料と優れた食品ブランドの組み合わせは、まさに最強タッグだ。今回、手信坊とのコラボでコーヒーの香り豊かなケーキと、濃厚な茶香のムースを開発した。ぜひ味わってほしい」と呼びかけた。