4月22日(火)は「地球の日」アースデイ東京連携EARTH DAY in 万博「いのちめぐる冒険」にて実施!

子ども達によるSDGsプレゼンテーション・生物多様性共同プロジェクト等大人も子供もいのち輝く地球の未来を考えるプログラム

株式会社Vector Vision

マクロスシリーズ監督・メカデザイナー河森正治率いる株式会社Vector Vision(東京都世田谷区)と公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年4月22日(火)『地球の日』に「いのちめぐる冒険」にて、『EARTH DAY in 万博』を開催いたしました。

本企画は、日本最大のアースデイイベント、「アースデイ東京」との連携で実施され、多くの万博来場者が参加しました。

イベント冒頭は河森プロデューサー、環境省・森里川海アンバサダーの小原 壮太郎氏とアースデイ東京 河野竜二氏が『Happy EARTH DAY!』という掛け声と共にスタートしたトークセッション。

河野氏は、アースデイの成り立ちや、海外ではカレンダーに「Earth Day」と記載があるなど、影響力の強い1日であること、これまでアースデイ東京で、河森正治プロデューサーが監督した『地球少女アルジュナ』の上映会が開かれるなどの連携があったことを伝えました。

小原氏からは「今日は地球のことを考える日。宇宙から地球を見るような感覚で見直したりできると思う。特別な万博という場で、超時空シアターでそれを体験してほしい。」と発信。

 続いて、インターナショナルスクールに通うメンバーを含む小中学生を中心に結成されたDream BuildersによるSDGsアクションのバイリンガルプレゼンテーション。

汚染された水の問題や気候変動など自然環境の改善策を具体的に創造し、企業や著名なアーティストと共創し積極的に取り組む様子を発表してくれました。

「この活動が当たり前のこと、クールなことになるように、悲観していても仕方ない、力を合わせて地球を守っていきたい。自分たちにできることを積み重ねていきたい」と力強いメッセージを発信されました。

日本人の子ども達が地球環境に想いを寄せ高い熱量で活動する内容、流暢な英語でのスピーチは、日本のゲストのみならず、多くの海外ゲストの注目も集めました。

 次は、河森プロデューサーがスーパーバイザーを務める2025年秋放送予定のアニメ『地球のラテール』と絵本『ラテールとアースセイバー』のトピックへ。

「絶滅危惧種が教えてくれること」というテーマでトークセッションを行いました。

 絵本・アニメの監修を務めるWWFジャパンから滝本麻耶氏は、「動物達にまず興味を持つことが最初。その後に保全や環境保護がある。絵本は子ども達の‘きっかけ’になると思う。」と話しました。

原作のCLASS EARTH高岸遥氏は、「今の危機的な生態系の損失の原因は子ども達ではない。楽しく、ポジティブに生物多様性を学んでもらうために絵本やアニメを作っている」と発信。

河森プロデューサーは、「絶滅危惧種はデータの数字だけになると自分から遠い話に聞こえがち。ストーリーで、自分の友達が消えてしまったら、と考えてもらうことで自分ごとになる。」と伝えました。

セッションの後半では、「いきものを守りたい」そう思った子供達をアースセイバーとして認定するシステムを開始したことを受け、「アースセイバー認定式」を行いました。

 国産バイオマスとして注目されるライスレジンで製作するペンダントの授与式も開催され、アースセイバー代表として、Dream BuildersのリーダーMireiさんに授与されました。

 そして、「いのちめぐる冒険」パビリオンが協賛パートナーと共に進める生態系調査プロジェクト「いきもの探しはデカルチャー!」のアップデートも発表。

分類学をテーマにした『生物多様性超シナプス』とも連動した『超みわけランド』について株式会社バイオーム藤木庄五郎氏を中心に発信しました。

コカ・コーラ ボトラーズジャパン社は「緑色のカエル」を見分けるクエストを担当。この中で、EXPO営業推進部 セルフ沙理衣氏は「当社が所有している工場全ての水源域で森林保全の活動をしているが、このプロジェクトのデータも適切に分析・活用していきたい。」と語りました。WWFジャパン滝本氏は、この市民参加型の企画について「環境保全活動の一番の基礎はまず調査。 特にこの生き物調査はたくさんのデータがやっぱり物を言う。さらに生き物に関心を持つ機会を広げてくれると思う 」と評しました。

緑地のいきものクエストも担うTOPPAN社は、コーポレートカラーにもちなみ「青いシジミチョウ」を担当。情報コミュニケーション事業本部 博覧会・IR推進室 角谷とりで氏は、「チョウは自然界の中でトップクラスに多様な色柄を持ついきもの。印刷技術もシアン・マゼンタ・イエロー・黒のたった4色で多様な表現をしていて、親和性を感じている」と話しました。

話しは万博の緑地、自然に及び、WWFジャパン滝本氏は「ここ夢洲は、鳥類で112種植物で206種の豊かな生物多様性のホットスポットとなっていた。万博では新しい技術や、未来の世界といった光の部分がある一方で負の部分もあるということを認識した上で、選択をみんなで考えていく必要がある。」と話し、藤木氏は、「保全と商業、共存の道を探れるよう、万博は生物多様性について議論するのにふさわしい場所」と話しました。

くら寿司社は、海のいきものクエストに加え、アジ・サバ・イワシ、釣りで出会うお魚を担当。広報宣伝・IR本部 小山祐一郎氏は、低利用魚の活用やサステナブルな養殖についても発信。水産資源が専門の滝本氏は「私たちが利用する3分の1もの魚種が持続不可能な状態にある。食卓で私達がどんなものを選ぶと海の環境、水産資源に繋がっていくかを考えるきっかけになる。」とコメントを発信されました。

リサイクル事業を行うミナミ金属社は生態系のリサイクルを担う「ダンゴムシ」のみわけクエストを担当。河森プロデューサーは、「理科で習うダンゴムシのような分解者もヒトのような消費者も、本来は食事や排泄を通して分解者にも生産者にもなる。」と言うと、ミナミ金属 執行役員 中川氏は、「超時空シアターでいのちの循環を見て自然界では完全な状態でサステナブルな社会が形成されていると感じた。リサイクルを前提とした物作りで人間社会でも循環を目指したい」と話しました。

広告代理店業を営む広研社は伝書鳩のイメージがある「ハト」のみわけクエストを担当。マーケティング室 橋本聡氏と共に、身近ないきもののハトも生態系に欠かせない重要な役割を果たしていて、観察価値が高いことを伝えました。

共同プロジェクトでは、「いきもの探しはデカルチャー」「生物多様性超みわけランド」の2大企画で会期を通して、1,000万件の生態系データを収集すべく活動していきます。

 海洋堂いきものフィギュアの第一人者・松村しのぶ氏、宮脇修一氏と河森正治プロデューサーのレジェンド3名によるトークのお題は、『デカルチャーな「いのち球」原型創造』について。

河森プロデューサーは、「いのち球を描いたものの、簡単に作れるわけはない。海洋堂さん以外できないだろうと思い、お願いした」と話すと、宮脇センムは「55年前の大阪万博は35回くらい行った。太陽の塔のフィギュアも沢山作ってきたが、今回の万博でもいのち球という象徴的なものを作るという話し。すぐにやろうと思った。」と話しました。

海洋堂はアニメやキャラクターの造形のイメージも強いが、松村氏は「いきものが昔から好き。姿をただ観察するのではなく、そのいきものの気持ちや感覚まで観察して3Dで作る」と語ると、河森プロデューサーは「松村さんのその観察力がなければ、いのち球の原型は完成しなかった」と語りました。

エンディングトークのテーマは「万博を通して地球を元気に」
河森正治プロデューサーがアースデイ東京ユースファウンダー辻田創氏と共に、いのちは合体・変形だ!というコンセプトを紐解く形で発信しました。

辻田氏は、「若者の環境問題への関心を高めるためにも、世界から注目が集まる万博を機会としてほしい」と発信し、河森プロデューサーは、「人間を含むいきものは、食べ物や飲み物、太陽、酸素の恩恵を受け(合体)、体内で栄養素が摂り込まれ(変形)、排泄したものもまた大地で還り、新たないのちの要素となることを万博で改めて再確認し、生物多様性の回復に貢献していきたい」と語りました。


「いきもの探しはデカルチャー!」「生物多様性超みわけランド」で1,000万件のデータを目指し世界最大規模の生態系調査は続く!

いのちめぐる冒険では、全パートナー・サプライヤー企業と共に生態系観測プロジェクトを実施中です。引き続き1000万件の生態系データ収集を目標に活動を続けます。

https://shojikawamori.jp/expo2025/biome_quest/

【地球のラテール】とは

アニメ『地球のラテール』は、絵本『ラテールとアースセイバー 〜絶滅危惧種が教えてくれること〜』原作の、子供達が楽しく生物多様性を学べるお話しです。

少し引っ込み思案な小学生カナデは、地球の妖精ラテールの魔法で多様な生きものに変身!世界中の生きものと友達になったカナデは、彼らが絶滅危惧種であることを知り、アースセイバーとして立ち上がります。

当パビリオンのSDGs監修・CLASS EARTH株式会社の高岸遥が原作、河森正治がスーパーバイザー、WWFジャパンが監修を務めた作品。

【放送情報】

アニメ「地球のラテール」はNHK Eテレにて2025年秋放送予定

放送予定は変更になる場合がございます。


【河森正治プロフィール】

アニメーション監督/メカニックデザイナー/ビジョンクリエーター

2025年大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー

代表作:『マクロス』シリーズ(原作、監督、メカデザイン)、『アクエリオン』シリーズ(原作、監督、メカデザイン)、『天空のエスカフローネ』(原作、スーパーバイザー、シリーズ構成)、『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作、監督)、『地球少女アルジュナ』(原作、監督)

デザイン関係: 『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』『攻殻機動隊』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ 』、『アーマードコア』、『交響詩篇エウレカセブン』、『デモンエクスマキナ』、ソニー“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリス『パワード・スーツ デュアリス』、ソニー・スマートウォッチwenaオリジナルモデル盤面デザインなど。

河森正治公式サイト 大阪・関西万博 特設ページ

https://shojikawamori.jp/expo2025/

協賛パートナー

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 代表取締役社長 最高経営責任者 カリン・ドラガン https://www.ccbji.co.jp/

TOPPANホールディングス株式会社 代表取締役社長 麿 秀晴 https://www.holdings.toppan.com/

くら寿司株式会社 代表取締役社長 田中邦彦 https://www.kurasushi.co.jp/

セコム株式会社 代表取締役社長 吉田 保幸 https://www.secom.co.jp/

大同生命保険株式会社 代表取締役社長 北原 睦朗 https://www.daido-life.co.jp/

ボクシーズ株式会社 代表取締役 鳥居 暁 https://boxyz.com/

株式会社サテライト 代表取締役 佐藤 道明 https://www.satelight.co.jp/

株式会社バイオーム 代表取締役 藤木庄五郎 https://biome.co.jp/

ミナミ金属株式会社 代表取締役社長 岡村 淳 https://minami-kinzoku.co.jp/

株式会社箔一 代表取締役社長 浅野 達也 https://www.hakuichi.co.jp/

株式会社広研 代表取締役社長 青木 大造 https://www.kouken.co.jp/

鹿島建設株式会社 代表取締役社長 天野 裕正 https://www.kajima.co.jp/

日本通運株式会社 代表取締役社長 竹添 進二郎 https://www.nittsu.co.jp/

株式会社baton  代表 衣川 洋佑  https://baton8.com/

【お問合せ】

株式会社Vector Vision https://vector-vision.com/#contact

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会社概要

株式会社Vector Vision

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業種
情報通信
本社所在地
東京都世田谷区太子堂2-17-5 佐藤ビル3F/4F
電話番号
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代表者名
岩本 昌子
上場
未上場
資本金
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設立
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