神戸国際大学、国際観光地・白馬村をフィールドに「地域観光実習A」を実施
留学生10名を含む19名が参加 オールシーズンのマウンテンリゾートを目指す観光地域づくりを現地で学ぶ

神戸国際大学(神戸市東灘区)国際文化ビジネス・観光学科は、2026年9月7日(月)から9日(水)まで、長野県白馬村を中心とする白馬エリア(白馬村・小谷村)で実習科目「地域観光実習A」を実施しました。白馬村で同実習を行うのは今回が初めてです。
2~4年次生19名が参加し、そのうち10名が留学生。白馬村観光局での講義や岩岳地区の見学、地域で観光事業に携わる方々との交流を通して、白馬村が目指す「オールシーズンのマウンテンリゾート」や観光地域づくりについて学びました。宿泊施設は、株式会社ヤマアイクルーが運営する、栂池高原の「UNPLAN Village Hakuba 2」を一棟貸し切りで、当初は9月11日(金)までの5日間を予定していましたが、悪天候のため日程を短縮して実施しました。
事前学習から現地へ 白馬の観光地域づくりを段階的に学ぶ
「地域観光実習A」では、白馬エリアを訪問するだけでなく、前期授業期間中から事前学習を重ねて現地実習に臨みました。 4月から、ニュース映像や資料などを活用し、白馬エリアで近年進められてきた観光地域づくりについて学習。冬のスキー・スノーボードだけに依存せず、グリーンシーズンにも観光客を呼び込む取り組みや、インバウンド観光による地域の変化などについて理解を深めました。
さらに、白馬村・小谷村を含む白馬エリアの地理や主要な観光拠点について学習したうえで、学生一人ひとりが「現地で何を詳しく知りたいか」という研究テーマ(マイテーマ)を設定。事前に資料を調べてから現地実習に臨みました。
同科目では、事前学習を通して各自が研究テーマを設定し、現地で得た情報をもとに研究発表を行うことまでを一連の学びとして位置付けています。
白馬村が目指す「オールシーズンのマウンテンリゾート」を学ぶ

初日の9月7日は白馬村観光局を訪問し、事務局長の福島洋次郎氏による基調講義を受講しました。今回の実習で学生が学ぶテーマは、白馬村が目指す「オールシーズンのマウンテンリゾート」です。冬のスキー・スノーボードだけでなく、季節を問わず人が訪れる観光地をどのようにつくっていくのか。現地で観光に携わる方々の話を聞きながら、地域資源を生かした観光について考えました。
岩岳の再開発を手掛けた和田寛氏から直接学ぶ

9月8日は岩岳地区を訪れ、株式会社ズクトチエの和田寛氏による講義を受けました。和田氏から岩岳地区の再開発に込めた思いや地域づくりについて話を聞いたほか、宿泊施設内部を案内していただきました。

岩岳新田地区では、歴史的な古民家をレストランや和モダン高級リゾートに改装した「庄屋丸八」や「旅籠丸八」を訪れ、ヤマアイクルー代表の板谷良子さんから解説を受けました。
その後、悪天候ながらも雨の隙を突いて白馬岩岳マウンテンリゾートを見学。また、「山とスキーの総合資料館」では、地元ガイドの丸山勝美氏から講義を受け、白馬の山やスキー、地域について理解を深めました。
留学生10名を含む19名が参加

実習には、国際文化ビジネス・観光学科の2~4年次生19名が参加し、そのうち10名が留学生でした。
現地では、ヤマアイクルーで働くミャンマー人スタッフと、本学のミャンマー出身留学生が偶然出会い、交流する場面もありました。
参加した国際文化ビジネス・観光学科2年生は、「授業で白馬村について学んだ時は、自然が豊かな観光地というイメージが強かったのですが、実際に現地を訪れ、地域の方のお話を伺ったことで、白馬をより良くするためにさまざまな工夫や取り組みが行われていることを知りました。
今回は天候の影響でSUPやサイクリングを体験できませんでしたが、自然を活かしたアクティビティが天候に左右されることも、観光地が抱える課題の一つだと感じました。
また、特に印象に残ったのが留学生との交流です。日本人学生がカレーを作り、翌日はミャンマー出身の留学生がミャンマー料理を作ってくれました。普段あまり交流する機会のなかった留学生や上級生とも一緒に過ごし、多くの人との交流を通して視野を広げることができました。」と語りました。
異なる文化的背景を持つ学生が白馬エリアを訪れ、現地で見聞きしたことをもとに観光地域づくりについて考えられたことは本学で観光学を学ぶ学生のキャリアに大きなインパクトを与えたかもしれません。「地域観光実習A」は今後も継続して開講する予定です。本学では、学生が地域に入り、観光の現場で活躍する人々から直接学ぶ機会を通して、観光を多角的に考える実践的な学びを展開していきます。
「地域観光実習A」実施概要
実施期間
2026年9月7日(月)~9日(水)
※当初は9月11日(金)までを予定していましたが、悪天候のため短縮
実施地域
長野県白馬村を中心とする白馬エリア
参加学生
神戸国際大学 国際文化ビジネス・観光学科2~4年次生 19名(うち留学生10名)
主な実習内容
白馬村観光局での基調講義、岩岳地区の見学、株式会社ズクトチエ和田寛氏による講義、白馬岩岳マウンテンリゾートの見学、「山とスキーの総合資料館」での地元ガイドによる講義、研究発表・ディスカッションなど
神戸国際大学

「可能性はこの一歩から。」
神戸国際大学は、神戸・六甲アイランドにキャンパスを構え、経済学部とリハビリテーション学部の2学部を設置しています。学生一人ひとりの興味や将来の目標に寄り添い、それぞれの「やってみたい」を次の一歩につなげる学びを展開しています。
経済学部では、経済・経営、国際文化、観光、語学など幅広い分野を学びながら、自分の興味や進路に応じて専門性を深めることができます。
リハビリテーション学部では、理学療法士をめざす専門教育を展開。専門的な知識・技術の修得に加え、実習などを通して医療現場で必要となる実践力を養います。 また、海外留学・研修など、キャンパスを飛び出して新しい文化や価値観に触れる機会も用意しています。
学生と教職員との距離が近い環境も、本学の特色のひとつです。学びたい、挑戦したい、変わりたい。その可能性を広げる最初の一歩を、神戸国際大学から。
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