第54回 日本プロモーショナル・マーケティングショー2025「JPMアワード 受賞作品」発表!
今年の「プロモーショントレンドワード」と「JPM The Planner 2025」も決定!
一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会(理事長:沼野 芳樹)は、マーケティングおよびプロモーション業界全体を担う日本最大級のイベント「第54回 日本プロモーショナル・マーケティングショー2025」を、2025年12月11日(木)から12日(金)までの2日間、東京ポートシティ竹芝オフィスタワー内の東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催しています。
会場では、業界で唯一かつ最大のPOP広告を表彰するJPMアワード 「インストアマーケティング部門」のエントリー全388作品を展示し、同部門の最高賞となる経済産業大臣賞をはじめとした各賞の発表展示をしています。また、日本最高レベルのプロモーション企画を表彰するJPMアワード 「プロモーションプランニング部門」のエントリー全93企画から入賞した19企画も展示し、同部門の最高賞となるグランプリ 経済産業省大臣官房 商務・サービス審議官賞をはじめとした各賞の発表展示をしています。さらに、今年の「プロモーショントレンドワード」と、生活者を購買行動に向けて実際に動かすための企画力とその実施力において、突出した成果を生み出した個人を顕彰する賞「JPM The Planner 2025」の発表も行われております。

1. 業界で唯一かつ最大のPOP広告を表彰する
JPMアワード 「インストアマーケティング部門」
<経済産業大臣賞>

〇作品名:冷蔵庫HY2特別展示キット
〇エントリーカテゴリー:大型キット
〇広告主:パナソニック
〇出品社:美工
<審査員特別賞>

〇作品名:カゴメベジチェック什器
〇エントリーカテゴリー:スゴ技
〇広告主:カゴメ
〇出品社:ダイナパック
<オーディエンス賞>
来場者の投票によるオーディエンス賞は、JPM SHOW終了後に管轄委員会にて集計を行い、12月末頃までに当協会ホームページにて発表いたします。
▼▼▼▼ JPMアワード 「インストアマーケティング部門」 の全入賞作品一覧はこちら ▼▼▼▼
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2. 国内最高レベルのプロモーション企画を表彰する
JPMアワード「プロモーションプランニング部門」
<グランプリ 経済産業省大臣官房 商務・サービス審議官賞>

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〇エントリーカテゴリー:社会課題プロモーション企画
〇広告主:マイナビ
〇出品社:TBWA HAKUHODO
〇共同出品社:博報堂
<審査員選評>
レジ係が立ったまま仕事をすることが日本では当たり前だが、海外はそうではない。暗黙の習慣となっているレジの立ち仕事問題に対し、本企画はレジスタッフ専用のイスを開発・導入することでアプローチを図った。その結果、1年間で250社以上が導入し、導入企業のアルバイト応募数が急増したほか、レジの立ち仕事問題の社会的注目も生み出した。働く人の環境という社会課題の解決とクローズアップに成功した企画と高く評価されました。
▼▼▼▼ JPMアワード 「インストアマーケティング部門」 の全入賞企画一覧はこちら ▼▼▼▼
d146263-20-c788390f45a2e06f0c43fbd580c48018.pdf3. プロモーショントレンドワード2025
当協会では、昨年よりJPMアワードのプロモーションプランニング部門の最終審査会で、その年の企画から導き出されるプロモーションのトレンドワードを審査員メンバーで合議決定し、発信しております。
今年のプロモーショントレンドワードは、
「ブランドと生活者の共犯デザイン」 の時代
〜「応援」から「行動」へ。ファンを“共感者”から“共犯者”に仕立てる、新しい価値創造の形〜
今年の優れたブランドプロモーションを分析すると、一つの明確な潮流が浮かび上がります。
それは、単なる「共感」や「応援」を呼びかけるだけの一方通行な関係性の終焉です。
私たちは、この新しい傾向を「ブランドと生活者の共犯デザイン」と名付けました。
これは、ブランドへのファンの共感という心理的な関係性を超え、ブランドと生活者が共に行動や協働をし、新しい価値や物語、時には社会の「当たり前」までもを形づくってしまうプロモーションの設計思想です。生活者はもはや、ブランドが用意した物語の「観客」や「傍観者」であることに満足しません。彼らは、その物語に介入し、課題を解決し、ブランドと共に「何か」を成し遂げる「共犯者」となることを求めているのです。
一方で、ブランドの役割は、自らがスポットライトを浴びる「主人公」であることではありません。
ブランドの真の役割は、生活者が「主人公」として輝ける「舞台」と「台本(きっかけ)」を設計する“仕掛け人”となることです。「ブランドと生活者の共犯デザイン」は、ブランドが生活者を信じ、彼らの力(不満、情熱、善意)を解放する“受け皿”をどれだけ巧みに設計できるかを問うています。
一方的なメッセージ発信(Advertising)の時代は終わり、これからは、生活者を巻き込み、行動させ、共に価値を創り出す「共犯のデザイン(Complicity Design※)」こそが、
ブランドと社会を前進させる最も強力なエンジンとなるでしょう。
※Complicity Designは造語です
4. JPM The Planner 2025
当協会では、プロモーション領域のプランナーの世の中における価値向上を目的として、2018年度に “生活者を購買行動に向けて実際に動かす企画力と実施力において、突出した成果を安定的に生み出した個人” を顕彰する「JPM The Planner」を創設しました。
JPM The Planner は、当協会が主催するプロモーションプランニング企画のアワードの入賞企画をプライズごとに点数化し、個人別の過去3年間の受賞履歴を累計ポイント化。
今回は、その上位8名を候補者として、JPMアワード プロモーションプランニング部門の審査員18名によって合議した結果、今年の JPM The Planner 2025 には、電通プロモーションプラスの菊池雄也氏が選出されました。
過去3年間の受賞獲得ポイント以外に、WEB動画・TVCM・販促キャンペーンなどの企画を通して、常に予定調和を裏切る新鮮な驚きを探る一連の企画業務とその成果が、審査員一同から高く評価されました。

電通プロモーションプラス
菊池 雄也 氏
クリエイティブディレクター/コピーライター
コピーライティングに軸足を置きながら、グラフィック・TVCM・プロモーション・イベント・デジタルなど、枠にとらわれない雑食性で、“あたりまえの隣にある” クリエイティブ&プランニングワークを実践。主な仕事は、日本コカ・コーラ 「SHIBUYA COUNTDOWN」、「TOKYO2020+1」、「Team Coca-Cola Colorful Dreams」、日清シスコ 「ココナッツ3:20」 「青春と大人のメッセージサブレ」、森永乳業 「でるサイユのバラ」など。主な受賞歴は、第1回販促コンペ グランプリ、NY FESTIVAL ゴールド、日本雑誌広告賞、JAA広告賞、OCCなど。

一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会
生活者を購買行動に向けて動かす領域に関わる様々な業種の会員社によって構成された協会。設立は1969年。教育・研修、研 究開発、資格試験、コンテスト・顕彰・展示会 などを展開している。
<<<<<<<本件に関するお問い合わせ先>>>>>>>
一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会 担当:江角
E-mail:press@jpm-inc.jp
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