【カフェで仕事をしている人をどう思う?】男女500人アンケート調査
カフェでの仕事に関する意識調査
株式会社 エミリス(大阪府東大阪市、代表取締役:馬場 栄和)は、全国の男女500人を対象に「カフェでの仕事に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
カフェで仕事をすることに対して、あなたはどう思いますか?カフェで作業を進めることにメリットを感じる人もいれば、周囲にとって迷惑に感じることもあるかもしれません。
そこで今回、株式会社エミリス( https://emiris.net/ )は、全国の男女500人に「カフェでの仕事」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して佐藤たけはるカウンセリングオフィス( https://takeharukokoro.jp/ )代表の佐藤健陽氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社エミリス」の公式サイトURL( https://emiris.net/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:全国の男女
調査期間:2024年12月25日~1月5日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性340人/男性160人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 18.2%/30代 38.0%/40代 24.2%/50代 15.0%/60代以上 4.0%
【調査結果サマリー】
・カフェで仕事している人を見たことがある人は94.4%
・カフェで仕事している人に好意的な人は67.0%
・カフェで仕事をしている人に好意的な理由は「カフェで何をしようと個人の自由だから」
・カフェで仕事をしている人に批判的な理由は「滞在時間が長すぎるから」
・カフェで仕事をしている人の迷惑な行為1位は「店内での会話やリモート会議の声」
カフェで仕事している人を見たことがある人は94.4%
「カフェで仕事をする人を見たことがあるか?」という問いには、94.4%が「見たことがある」と回答。カフェが仕事場として定着している現状を示しています。
リモートワークの浸透や多様な働き方の広がりにより、カフェでの作業は多くの人にとって日常的な光景となりつつあるのでしょう。
カフェで仕事している人に好意的な人は67.0%
「カフェで仕事をしている人をどう思うか」と聞いたところ、「良いと思う」「まあ良いと思う」が合わせて67.0%にのぼりました。7割近い人が、カフェでの作業スタイルに一定の理解を示していることがわかります。
一方、約3割は「あまり良いと思わない」「全く良いと思わない」と回答。何らかの不満や違和感を抱いている人が、一定数存在していることを示していると言えるでしょう。
<カフェで仕事をしている人に好意的な理由>
・今はリモートワークも当たり前になっているからです。私もしてみたいです(30代 女性)
・カフェは集中できるので、自分も勉強や仕事をする際によく利用しています(20代 女性)
・仕事は、会社でとか職場でしかできないという考えは古いです。結婚して出産してもそういう働き方ができれば女性は、もっともっと仕事がしやすくなると思います(50代 女性)
・集中できる環境は人それぞれだから。自分の好きな場所で仕事ができるのは羨ましい(30代 女性)
・成果さえ上がればオフィスでの業務を強要する時代ではないと思います。カフェは落ち着いた雰囲気で、好みのドリンクと共に、仕事に集中できます(50代 男性)
・仕事をしているだけなら、カフェで勉強している人やカフェでスマホいじっている人と変わらないので問題ないと思う(20代 男性)
・利用してもらうためにコンセントも用意されているから(30代 女性)
・まわりに迷惑をかけない仕事なら問題ないと思う。学生さんたちもカフェで勉強しているし、商談をしている人達も見かけるから(40代 男性)
「カフェで仕事をしている人に好意的な理由」を聞いたところ、1位は「カフェで何をしようと個人の自由」でした。カフェは使用用途が決まっているわけではないので、仕事・商談・勉強など、どのように過ごしても他人が口を出すことではないという口コミが多く寄せられています。
また、「自宅よりも集中できる」「環境を変えることで仕事がはかどる」といった、カフェが仕事や勉強に適しているという共感の声も多くありました。
さらに「リフレッシュできる」といった意見からは、カフェの雰囲気や環境が気分転換や作業効率の向上に寄与していることが見受けられます。
自分に合った環境で働くことを許容する考え方が広がっていることを示す結果となりました。
<カフェで仕事をしている人に批判的な理由>
・カフェは仕事をする場所ではないと考えていますし、仕事をしている人がいることで座れない人も出てきそうで迷惑です(60代以上 女性)
・見知らぬ人に資料を見られることによる情報漏洩というリスクに対する意識が薄いから(男性 40代)
・家でもできるのになと感じます(30代 女性)
・不特定多数の人がお店にいる中でリモートワークをすることは、仕事上の守秘義務的な問題で不安があるのでよくないと思っています。自分が取引相手だったら、不特定多数の人がいる場所でのリモートワークを行っている方は遠慮したい(30代 女性)
・外部に漏れても大丈夫なのか心配になるような会話の内容が聞こえてくることもある。カフェでの仕事がダメだという決まりがないのはわかるが、モラルやマナー的にいかがなものかと疑問に思う(女性 女性)
・飲食が主目的である以上、リモートワークで席を占領することはお店の回転率を下げることにもつながり、良くないと思います(40代 男性)
カフェで仕事をしている人に批判的な理由の1位は「滞在時間が長すぎる(35.2%)」、僅差の2位は「情報漏洩への意識が低い(34.5%)」でした。口コミからも、長時間の席占領による他の利用者への迷惑や、守秘義務を軽視する行動への不満が多数。
また、「カフェは飲食が主目的の場なので、仕事をするべきではない」「仕事を持ち込まれることでリラックスを妨げられる」といった声も目立ちます。
リモートワークの普及が進む中でも、場所選びや配慮の重要性を再認識する必要があると感じられる結果となっています。
カフェで仕事をしている人の迷惑な行為1位は「店内での会話やリモート会議の声」
「カフェで仕事をしている人の迷惑な行為」としてもっとも多かった回答は「店内での会話やリモート会議の声(49.8%)」で全体のおよそ5割を占めました。次ぐ2位は「混雑を気にしない長時間の滞在(31.6%)」でした。
「周囲への配慮の欠如」に対する不満の声が目立つ結果となっています。とくに、リモート会議や電話の話し声、混雑時の長居など、他の利用者に直接影響を与える行動が上位にランクイン。
また、広い席の占有や少ない注文での長時間滞在といった、カフェの本来の利用目的から逸脱した行動に対する不満も顕著となっています。
<1位 店内での会話やリモート会議の声>
・オンライン会議をしていたらとても迷惑だししてほしくないです(20代 男性)
・イヤホンをしていても、ミーティング等に参加していて発話するのは、聞いている方が気まずいから遠慮してほしい(40代 女性)
・周りのお客に聞こえる声でビジネストークをする行為(30代 男性)
カフェでの「店内での会話やリモート会議の声」が迷惑とされるのは、静かに過ごしたい人にとって「うるさくて嫌」「リラックスできない」と感じられるからでしょう。
特にオンライン会議やビジネストークは、聞きたくない内容が耳に入ることで、ストレスを感じる人もいるようです。「聞いてはいけないことに触れてしまう」ような気まずさも含め、周囲への配慮が求められますね。
<2位 混雑を気にしない長時間の滞在>
・利用者で混雑している時、何時間も席を占領している状況はよくないと思います(50代 男性)
・めちゃくちゃ混んでいて順番待ちしている時の長時間作業は迷惑(40代 女性)
・混んでいるのに、そのまま仕事をしている人がいて、カフェ利用者が席を使えないことがあるのは、迷惑だと思う(30代 女性)
混雑時に長時間席を占領していると、他のお客さんが利用できない状況が生まれ、不満やストレスを感じる人が多いようです。
混んでいる時には席を譲るなど、周りへの思いやりを持つことが、お互いに気持ちよく過ごすために大切ですね。
<3位 広い席の占有>
・1人なのに2人席や4人席にいて、パソコンや書類を広げているのは迷惑だと思います(30代 女性)
・カフェが忙しい時に、1人で席を独占するのはやめてほしいと思う。周りに気をつかって、こじんまりとするならオッケー(50代 男性)
・カウンター等の他の人と共有して使うテーブルに自分の所有物を広げすぎている人は邪魔だなと思う(30代 女性)
「広い席の占有」が迷惑とされるのは、他の利用者に対する配慮が欠けていると感じられるからでしょう。「1人で2人席や4人席を占領する」「テーブルいっぱいに私物を広げる」などすると、混雑時には他のお客さんが座れなくなり、不便を感じさせてしまいます。
周りに気を配り、少しでも場所を譲る気持ちが大切と言えるでしょう。
<4位 少ない注文での長居>
・コーヒー1杯で、何時間も作業をしないでほしいです。お店側の稼働率・回転率も考慮して、食事を注文する等、それなりの対応をしてほしいです(40代 男性)
・少ない金額の注文で長時間居座ること。カフェの経営者の友人がいるが、口をそろえてそのように言っているのを耳にするため(30代 男性)
・1時間に一杯おかわりするなどして、滞在時間中はしっかりお店にお金を落としてほしい(40代 女性)
コーヒー1杯で何時間も作業していると、お店の回転率が下がり、経営にも影響を与える場合があります。
「1時間に1回程度はコーヒーをおかわりしてほしい」「フードも頼んでほしい」といった声もあるように、少しでも注文を増やすことで、お店側や他の客への配慮が感じられるようになります。
<5位 うるさいタイピング音>
・パソコンのタイピングがとてもうるさく感じることがあるのでやめてほしいです(20代 男性)
・ノートPCのキーボードのタイピングをやたら大きく叩く行為(40代 男性)
・パソコンのキーボードをカチャカチャと音を立てて打つ行為、特にエンターキーをパシッと「決め」のように打つのにイライラする(50代 女性)
タイピング音がうるさいと感じる方も多いのは、カフェでリラックスして過ごしたい時に、音が予想以上に響いてしまうからかもしれません。大きな音でタイピングを続けられると、思わずイライラしてしまうこともあるでしょう。
静音性に優れたキーボードを使うことで音を抑えられ、また、タイピング時に力を入れず軽くキーを押す工夫をするだけでも、周りへの配慮になります。小さな気遣いが、みんなにとって心地よい空間を作ることにつながります。
<6位 情報漏洩リスクがある行為>
・周りから画面が見えていることを気にせずに、覗き見防止フィルターを使用せずに、機密情報を扱うこと(30代 男性)
・仕事の電話や、パソコン画面つけっぱなしのままでの離席。隣とか近い席でそれをやられると、スパイしたいわけじゃないのに他社の内部情報を知ってしまうことがあって本当に困る(30代 女性)
・席に着いたまま電話で業務の話をしたり荷物や資料を広げて業務…という行為はしてほしくありません。聞いてはいけない・見てはいけない気持ちになり気を遣わないといけないから(50代 女性)
「情報漏洩リスクがある行為」に対する不満は、カフェという公共の場で、プライバシーや機密情報への配慮が足りないと感じるからかもしれません。パソコンの画面を無防備に見せたり、業務の電話を近くでされると「見えているけど大丈夫なのかな?」「聞いていいのかな?」気を使ってしまう人も多いようです。
他のお客さまに他社の内部情報が聞こえてしまうような行為は、避けるべきでしょう。
<7位 イヤホンの音漏れ>
・音が周りに聞こえる状態での動画視聴(30代 女性)
・音もれするほどの音楽を聴く行為(40代 男性)
・イヤホンを使わないでお仕事する人は嫌(20代 男性)
「イヤホンやヘッドホンで音楽を聴きながらだと仕事がはかどる」「周りの音をシャットダウンするために音楽を聴いている」という人も多いかもしれません。
ただ、大音量で音楽などを流していると、イヤホンをしていても音が周囲に漏れてしまうことがあります。隣の席の人にとっては不快に感じられ、集中力を欠いてしまう原因となります。
音量を適切に調整することで、周りにも配慮しながら快適に作業できる環境が作れるでしょう。
まとめ
アンケートの結果、カフェでの仕事に対して肯定的な意見を持っている人が多数を占めているとわかりました。カフェでの作業は気分転換にもなり、集中できるという意見が多く寄せられています。
しかし一方で、大きな会話や長時間の滞在など、周囲への配慮が不足している行動に対して、迷惑に感じるという声もありました。
カフェで快適に仕事をするためには、周囲の人々に配慮し、音量や滞在時間に気をつけることが大切だと感じられます。
■佐藤健陽氏の考察
働き方の多様化と共に、カフェはお話する所から仕事する所へのウエートが増していますが、一部の人に否定的な見方があるようですね。
ここで役に立つ考え方としてアドラー心理学の課題の分離というものがあります。このケースでは、滞在時間の長さも情報漏洩もそれに派生する問題にどう対処するかは本人と店側の課題です。他の滞在客の課題ではありません。そこをはき違えて、怒りを感じるとストレスが溜まります。
また、迷惑行為で挙げられている声や音は、カフェの在来客も同様です。そこに敏感になる人は、ストレス度が高いほどその傾向があります。
他者の課題はホッといて、自分で席を変えたり、音楽を聴くなり自己調整すると良いでしょう。
▽監修者紹介
佐藤健陽
・佐藤たけはるカウンセリングオフィス( https://takeharukokoro.jp/ )代表
・佐藤たけはるあがり症克服オンラインサロン( https://agarisyouonlinesalon.com/ )主催
・人の人生を一つの物語にして紡ぐ「世界に一つだけの物語」のカウンセリング手法を開発し、養成講座を定期開催
・あがり症に悩む方に100年先に通じる本物のあがり症克服法を届け、日本に普及させることをミッションに掲げる
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社エミリス」の公式サイトURL( https://emiris.net/ )へのリンク設置をお願い致します。
■株式会社エミリスについて
株式会社エミリスは、飲食事業を主として、大阪・兵庫・和歌山など関西地区を中心にコメダ珈琲を複数店舗運営しています。
■会社概要
社名 : 株式会社 エミリス
所在地 : 〒577-0827 大阪府東大阪市衣摺6丁目1-46 平尾NスタイルB号
代表取締役 : 馬場 栄和
創業 : 2020年10月
資本金 : 100万円
事業内容: 飲食業
URL : https://emiris.net/
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