【リファラル採用に関するアンケート調査】企業の約8割がリファラル採用を実施。今後の採用を担う有効な手法として注目高まる。

株式会社プロフェッショナルバンク(所在地:東京都千代田区/代表取締役社長:兒玉 彰)は、クライアント企業の経営者、人事・採用担当者を対象に、『リファラル採用』についてアンケート調査を実施いたしました(有効回答数:259名)。

その結果、企業の約8割がリファラル採用を実施していることが分かりました。また、通常の採用手法と比べて成功確度が高いことや採用コストが抑えられる等のことから、今後の採用を担う有効な手法としての注目度の高さが伺えました。


<調査結果詳細>

  • 企業の75%がリファラル採用を実施。情報源として最も多いのは社員による友人・知人紹介

リファラル採用を実施したことがあると回答した企業が75%と、多くの企業が実践しており、リファラル採用の情報源は、社員による友人や知人紹介が88%と、圧倒的多数を占めました。


  • 企業の80%が「通常採用と比べた際のリファラル採用の成功確度が高い」と回答。

    リファラル採用を促進する取り組みでは、「社員へのインセンティブ」が最多

リファラル採用の成功確度が通常採用よりも高い(「非常に高い」(19%)+「高い」(61%))とする企業が80%にのぼりました。

リファラル採用促進の取り組みとしては、「社員へのインセンティブ」(61%)が最も多く、次いで「リファラル採用の状況を共有」(28%)、「啓蒙・啓発情報の提示・配信」(23%)と続きました。社内への周知徹底や紹介者となる社員のモチベーション向上に重点を置いていることが伺えます。


  • 今後、注力したい採用手法の上位がリファラル採用

中途採用において今後、力を入れて取り組みたい採用手法について質問したところ、「リファラル採用(社内)」(53%)と「リファラル採用(社外)」(23%)を合わせて76%となり、今後の採用を担う有効な手法として注目されていることが分かります。


  • リファラル採用のメリットは「採用コストが抑えられる」が最多。一方、デメリットは、「候補者が活躍しない場合の推薦者の責任が重い」が最多

リファラル採用のメリットで、最も多かった回答は「採用コストが抑えられる」(79%)となりました。人材紹介の手数料や求人広告費等のコストが抑えられることが魅力の一つと考えられます。

一方でデメリットでは、「候補者が活躍しない場合の推薦者の責任が重い」(42%)が最も多い結果となりました。推薦者と候補者の人間関係だけでなく、仕事や組織にも影響を与える可能性がある為、配慮する必要があると考えられます。


最後に、リファラル採用の課題について質問したところ、以下の回答がありました。


<質問項目「リファラル採用における課題」に対する自由回答例>

▼「母集団形成」に関することが課題とされた例

・採用計画に則った採用母数が担保できない。

・拠点によって推薦数に差がある。

・現状のネットワーク以上に候補者が出てこない。


▼「制度や仕組みの周知」に関することが課題とされた例

・妥当なインセンティブ基準の設定が難しい。

・リファラル採用自体や求人ポジションの共有体制。

・社員エンゲージメントが低く制度として定着しない。


▼「紹介ハードルの高さ」に関することが課題とされた例

・紹介する社員が推薦することへの責任が重いと感じている。

・社員からの紹介の場合、不採用にしにくい。

・独立志向の高いポジションでは離職を恐れ紹介されにくい。


▼「選考基準の曖昧さやバイアス」に関することが課題とされた例

・上層部のコネに近い場合、適正な選考が行われずミスマッチが生じる。

・選考が甘くなった結果、能力不足や人物的な問題が後から発覚する。

・幹部からの紹介者は採用後も過剰な擁護や評価があると感じる。

 

▼その他の回答例

・紹介してくれる社員が、自分よりも優秀な人材を紹介してくれないと感じる。

・社員紹介で採用された人材が紹介者の部下となった場合、評価課題が発生する。

・取引先の人材を紹介された場合、引き抜きと捉えられて関係が悪化しないか懸念。


<調査概要>

調査内容:「リファラル採用に関する調査」

調査対象:クライアント企業の経営者、人事・採用担当者

調査方法:インターネット調査

調査期間:2023年10月24日~11月2日

有効回答数:259名


  • 株式会社プロフェッショナルバンクについて

2004年より「“働く人”を通じて豊かな未来を創造する」を理念とし、経営や事業課題を解決できるインパクトプレイヤーの「採用の切り札」として企業成長への貢献を行っています。建設・製造・IT・サービス業界における技術職・専門職を中心とした国内最大級のヘッドハンティングサービスと、経営・次世代経営者の人材紹介サービスを中心に、顧問・高度プロ人材の派遣を行うプロインタラムサービスや女性社外取締役の紹介など外部人材の活用サービスを展開しています。


また、グループ会社であるエム・アール・アイ・ジャパンを通じて、世界200ヶ所以上にグローバルネットワークを保有する、MRINetworkを活かして、国内外にグローバル人材紹介サービスを展開しています。


【会社概要】

■会社名 :株式会社プロフェッショナルバンク

■代表者 :兒玉 彰

■設 立 :2004年8月

■資本金 :1億円

■所在地 :東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階


[経営者と技術・専門職のヘッドハンティング]https://www.pro-bank.co.jp/

[顧問派遣『プロインタラムサービス』]https://www.pro-bank.co.jp/komon-prointerim/

[女性社外取締役・監査役紹介の紹介サービス]https://www.pro-bank.co.jp/management/female-officer/

[エム・アール・アイ・ジャパン(グローバル人材事業)]https://www.mri-tmg.jp/

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会社概要

URL
https://www.pro-bank.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階
電話番号
03-5501-7855
代表者名
呑田 好和
上場
未上場
資本金
1億円
設立
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