東日本大震災直後より継続してきた支援活動の集大成　ともに商品開発をした福島県南相馬市の子どもたちの成人式を祝し　2021年2月8日発売の『バタしょっと』を配布※

岩塚製菓株式会社（社長：槇 春夫、新潟県長岡市）は、東日本大震災復興支援商品として福島県南相馬市の子どもたちとともに商品開発をした『バタしょっと』を、20歳を迎える子どもたちの成人を祝し、2021年1月10日（日）に福島県南相馬市民文化会館「ゆめはっと」で開催される成人式に出席する新成人の皆様に配布します。
※南相馬市と連携のうえ、コロナウイルス感染予防対策をとって実施いたします。

 

『45ｇ　バタしょっと』　
価格：ノンプリントプライス　参考小売価格：税込¥130前後　発売日：2021年2月8日～2月末

ふわっとやわらかいひと口サイズの米粉スナックで、 バターのコクと、しょうゆの風味があとをひき、ついつい手が出るおいしさです。
2012年より商品開発をスタートし、2013年に発売した当時の子どもたちの姿をパッケージに掲載しました。
岩塚製菓の継続した支援活動に共感し、「食べて応援」していただいた全国のすべての方へ感謝をこめて発売します。

■岩塚製菓の東日本大震災復興支援活動について

岩塚製菓では、2011年3月11日の東日本大震災直後に「明日へつなごうプロジェクト」を発足しました。
地元である新潟県長岡市に福島県南相馬市より避難してきた方が多くいたことから、南相馬市を中心に支援活動を行ってまいりました。また、岩塚製菓自身が2004年10月23日に起きた新潟県中越地震で被災した経験から復興には時間がかかることを実感し、南相馬市へ継続した支援を続けてまいりました。
震災から3カ月後の6月14日より、小学生のキャリア教育の一環として「おせんべい出前授業」を開催し、南相馬市の小学生1,615名にできたてのおせんべいなどを体験していただきました。
「子どもたちへ元気を届けよう」と考えて始めたこの活動で、子どもたちこそが復興の起点であり、その可能性は無限だと確信したことより、子どもたちと商品開発のコラボレーションを行い、その商品を日本全国のお客様に届ける「作るぞ！ 元気なおせんべい授業」へと発展しました。 この授業で生まれた『バタしょっと』は2013年より発売を開始し、毎年期間限定で販売しており、売上げの一部を義援金として南相馬市へお届けしてきました。
 
●「明日へつなごうプロジェクト」特設ページ（https://www.iwatsuka.jp/ashitae/）にて、岩塚製菓と福島県南相馬市の子どもたちへの支援活動の軌跡を紹介しています。

 

■『バタしょっと』について

2012年6月より、南相馬市の大甕(おおみか）小学校の17名と太田小学校の15名とともに子どもたちの思いをのせた商品づくりがスタートしました。
米菓の主原料である「お米」や岩塚製菓の人気商品『味しらべ』『黒豆せんべい』『ぬれおかき』などの生地について学習したのち、グループに分かれて「食べたい味」やパッケージデザインなどをプレゼンテーションしてもらい誕生したのが『バタしょっと』です。
以後、毎年2月から3月の期間限定で、成長した子どもたちの姿を掲載したパッケージで発売しています。
                                                                                                                                                     

「作るぞ！ 元気なおせんべい授業」の様子（2012年）

■出会いから10年。交流を続けてきた子どもたちの成人を祝し『バタしょっと』を配布

小学校卒業後も子どもたちとの交流は続いています。高校進学以降は「バタしょっと同窓会」を開催し、成長を見守ってきました。
出会いから10年。子どもたちは成人式を迎えます。
成人を祝すとともに、これまでの集大成として、2021年2月に発売予定の『バタしょっと』を福島県南相馬市にて開催する成人式参加の新成人全員に配布いたします。

 

　　　　　　　　　　初代『バタしょっと』から2020年発売までの歴代パッケージ
 

　　　　　　　　　　　　　　　成人式で配布する2021年発売の『バタしょっと』

●お届けしてきた義援金に関しての詳細はこちら
https://www.iwatsukaseika.co.jp/company/profile/company_news/earthquake_donation.shtml#donation22