株式会社フジテックス｜制服リサイクルで資源循環。高機能＆オーダーメイド『オリジナル企業ユニフォーム』を販売開始

フジテックス

2024年5月10日 10時00分

株式会社フジテックス（東京都新宿区、代表取締役社長：一森雄介）は、2024年4月より

100％リサイクルポリエステル素材を使用し、デザイン性、機能性を備えたフルオーダーメイドが可能なオリジナル企業ユニフォームの販売を開始しました。

■製品開発の背景

今日、日本の一人当たりの衣類の年間平均購入数は約18着です。

対して国内供給量の35億7,280万着を人口約1億2,000万人で割ると一人当たり30着以上となり、明らかな供給過多となっています。

家庭から手放した衣類は総量のうち65％が廃棄され、リサイクルやリユースに回るものは35％程度に留まります。

そのうえ、年間で約24万トンもの古着が海外へ送られています。

衣服の中でも安い合成材料は分解されずに、地下水や周囲の土壌に有毒物質を放出する可能性があります。

それらは重大な土壌汚染を引き起こし、ガーナやチリの「衣類の墓場」のような恐ろしい現実も存在します。

徹底的なコストカットの追求は、劣悪な環境下での低賃金の労働による生産者の健康被害などさまざまな問題を引き起こしています。

衣類の大量生産・大量廃棄によって、地球環境や発展途上国の多くの人々が苦しんでいる現実が存在するのです。

参考：国連 Commodity Trade Statistics Database、
日本繊維輸入組合『日本のアパレル市場と輸入品概況』、
矢野経済研究所『繊維白書』、
環境省『令和４年度「ファッションと環境」調査結果』

この様な現状に対し、企業は社会的責任（CSR）を果たし、持続可能な社会を実現するために環境問題への積極的な取り組みが求められています。

■資源循環を実現する「Re:StAプロジェクト」

株式会社フジテックスは、「事業を通して、社会の一翼を担う。」というミッションのもと、市場環境の変化、顧客動向の変化を先読みし、「事業家集団」として新事業を創造し続けている次世代総合商社です。お客様により良い商品を提供するという企業理念のもと、様々な環境課題に対応する多くの商材を開拓し、提供してきました。

この度、当社が創業以来培ってきた環境ビジネスのノウハウを生かし、衣類から衣類へ、繊維から繊維へ、回収したユニフォームからユニフォームを製造するリサイクルの仕組みを実現しました。

当社が提供する100％リサイクルポリエステル素材の企業ユニフォームは、経年後にユニフォームを分解・再重合することで原料化し、新たに100％リサイクルのユニフォームを製造することが可能な資源循環モデルを提供します。

■SDGs＆高機能・高デザイン性「オリジナル企業ユニフォーム」

企業のユニフォームはブランディングツールとして改めて注目を集めています。

100％リサイクルポリエステル素材の使用に加え、高いデザイン性と機能性を特長とする唯一無二のオリジナル企業ユニフォームは従業員のモチベーションを高め、環境配慮に取り組む企業メッセージを伝える役割を担います。

オフィス服（カジュアル・フォーマル）、ビジネスカジュアル（シャツ・ポロシャツ）、レディースユニフォーム（接客）、飲食店（ホール・厨房）、作業服（建設・工事現場）などあらゆるシーンに対応したユニフォームの制作が可能です。
国内・海外縫製工場と提携し、小ロット・低価格で提供できることも特徴です。
１アイテム300枚よりご注文いただけます。

完全オーダーメイド生産となりますので、価格についてはお問合せください。

当社では2023年より、福利厚生の一環として100％リサイクルポリエステル素材の「オリジナル企業ユニフォーム」を従業員に提供しています。