グランフロント大阪「ナレッジキャピタル」「The Lab.みんなで世界一研究所」に大阪工業大学が新たに参画
~ロボット技術とデザインを融合した、新たな価値を生み出す仕組みを提供~
一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)ならびに株式会社KMO(代表取締役社長:三好 雅雄)、大阪工業大学(学長:西村 泰志)は、ナレッジキャピタルの「The Lab. みんなで世界一研究所」に大阪工業大学が新たに参画したことをお知らせいたします。
大阪工業大学は2013年4月から教育研究拠点「うめきたナレッジセンター」(グランフロント大阪 タワーC9階)を開設。公開講座やセミナーなど各種イベントを開催し、社会の第一線で活躍する研究者・技術者との直接対話の場として活用しています。また来年4月には同じ梅田地区の茶屋町に新キャンパス「OIT梅田タワー」(地上22階)を開設し、そこに新設される「ロボティクス&デザイン工学部(設置構想中)」は、ユーザー視点を重視する「デザイン思考」の発想を生かし、ロボット技術とデザインを融合した新たな学びの場になるとともに、広く市民と交流する場を提供することでナレッジキャピタルに続く梅田の新たな「知的創造拠点」になることを目指しています。
「The Lab.みんなで世界一研究所」の大阪工業大学ブースでは、第一弾として「段ボールスピーカー」「杉の椅子」「ロボットに組み込まれているセンサーを体感してみよう!」の3つを展示します。
「段ボールスピーカー」と「杉の椅子」は今年の工学部空間デザイン学科卒業作品展でそれぞれインテリア部門賞とプロダクト部門賞に選ばれた学生らの作品です。
また、アルプス電気株式会社提供による「ロボットに組み込まれているセンサーを体感」できる展示も行います。
大阪工業大学は、今後も来場者が楽しめるさまざまな展示を計画しています。
ナレッジキャピタルの「The Lab. みんなで世界一研究所」は、企業や大学、研究機関などの先端技術、プロダクト、サービスといった開発段階のプロトタイプや活動を紹介し、一般生活者の方々に実際に体験していただき、その意見をフィードバックすることで、今後の研究開発に生かすことを目的とした展示空間です。今後も一般の生活者と専門家が交わり、多様な人々の知や意見によって新しい価値を生み出す仕組みを提供してまいります。
■大阪工業大学 展示詳細
①工学部空間デザイン学科卒業作品展 インテリア部門賞「段ボールスピーカー」
本作品は、学生が高齢者の方々と関わる中、高齢者にとって扱いやすいオーディオ装置を実現したいという思いのもと制作されました。50年以上前に発売され、今も名機として語り継がれる高級スピーカー「パラゴン」を、適度な共振を促す素材である段ボールに着目し、「段ボールスピーカー」として再現。生き生きとした再生音を楽しめる柔構造のスピーカーシステムで、段ボールの厚みを調整し響きをコントロールできます。
②工学部空間デザイン学科卒業作品展 プロダクト部門賞「杉の椅子」
近年、日本の林業は労働力の高齢化や安価な輸入木材の影響を受け衰退傾向にあり、杉を中心とする人工林は「緑の砂漠」と呼ばれるほど荒廃しています。
本作品は、人工林の現状と杉の魅力の認知度を高め、適切な森林資源の消費と、資金や労働力を森林へ還元するつながりを築くことを目的とし制作されました。
間伐材や端材を有効利用できる集成材の製法を応用し、杉の切り口や温かみを「魅せる」椅子です。
③ロボットに組み込まれているセンサーを体感してみよう!
ロボットの姿勢や動作を制御する地磁気センサーやジャイロセンサなどを実際に来場者がタブレット端末を使って「体感」できます。ロボットの要素技術の体感を通じて、来場者にロボットの基本技術の理解を深めてもらうことが狙いです。
協力:アルプス電気株式会社
<ナレッジキャピタル「The Lab. みんなで世界一研究所」について>
14の企業、研究機関、大学などが参画し、技術・プロダクト・サービスなど開発段階のプロトタイプや活動そのものを見せ、来場者が参加することにより、共に新しい価値の創造に取り組みます。出展者はアウトリーチ(研究成果周知活動)、実証実験、プロモーション、ビジネス機会創出、コラボレーションなどを展開し、来場者は驚きの先端技術を見て、触れて、体験して、語り合うことができます。
※The Lab. みんなで世界一研究所 参画者一覧(50音順)
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