スタートアップワールドカップ2018 日本予選チャンピオンは セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ
スタートアップワールドカップ日本地域予選が2017年10月18日に東京国際フォーラムにて開催され、日本代表となるスタートアップが選出された。栄えある日本チャンピオンに選ばれたのは、洗濯物折り畳みロボットなどを開発する阪根 信一代表率いるセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社。同社は、来年2018年5月11日(金)にイノベーションの聖地であるシリコンバレーで開催されるグランドフィナーレで、日本代表として、各地域を代表するスタートアップと優勝投資賞金約1億円をかけプレゼンを行う。
今回の日本地域予選では70社強のスタートアップから応募があり、書類審査で選ばれ、ファイナリスト10社として登壇した企業は以下。
- セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社(洗濯物折り畳みロボット)
- カラフル・ボード株式会社(感性を個別に解析するパーソナルAIの開発)
- 株式会社お金のデザイン(ロボアドバイザー資産運用)
- Empath(音声気分解析技術の提供)
- ユニロボット株式会社(次世代型ソーシャルロボットの開発、製造、販売)
- 株式会社FOLIO(テーマを選んで投資ができるオンライン証券)
- ディライテッド株式会社(オフィス受付システムの開発と提供)
- 株式会社エイシング(機械制御AIプログラムの提供)
- メビオール株式会社(安全で高栄養価の農産物を生産するフィルム農法)
- リアルワールドゲームス株式会社(位置情報ゲームプラットフォーム)
日本のトップスタートアップ10社から日本代表1社を選出した豪華審査員は下記の8名だ。
- インフォテリア株式会社 代表取締役社長 CEO 平野洋一郎 氏 (審査員長)
- 一橋大学イノベーション研究センター 特任教授 米倉誠一郎 氏
- 株式会社セガゲームス 代表取締役社長 COO 松原健二 氏
- 経済産業省 新規事業調整官 石井芳明 氏
- 株式会社gumi 代表取締役社長 國光宏尚 氏
- 株式会社サムライインキュベート 代表取締役 榊原健太郎 氏
- デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社 事業統括本部長 斎藤祐馬氏
- Plug and Play Japan Managing Partner - Phillip Seiji Vincent(フィリップ・誠慈・ヴィンセント)氏
今大会を主催したシリコンバレーに拠点を置く、Fenox Venture Capital の共同代表パートナー兼CEOアニス・ウッザマンは「本年度は昨年同様、優れたスタートアップが多く、厳しい戦いだったと思います。審査員も1社を選ぶのが難しかったはずです。来年5月に開催される決勝大会では、多くの投資家が集まります。100万ドルの投資を獲得できるよう日本代表するセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社にも頑張ってほしいです。」とコメント。
また、優勝したセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社代表の阪根 信一氏は、「今回のような大舞台で優勝できたのは、非常に光栄です。スタートアップワールド日本予選優勝で、海外進出を大きく加速できればと思っています。来年5月の決勝大会に向けて、十分準備をして臨み、多くの投資家にアピールできればと考えています。」とコメントしている。
株式会社CAC Holdingsが選ぶ「CAC特別賞」は、安全で高栄養価の農産物を生産するフィルム農法を開発するメビオール株式会社に進呈された。メビオール株式会社は、投資賞金として5000万円を受け取るとともに、来年2018年5月11日(金)シリコンバレーで開催される決勝戦の滞在費及び航空券も授与された。
さらに、日本マイクロソフト社によるベネフィット「オフィスアワー」として、日本予選優勝のセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社とエイシング社、リアルワールドゲームス社の3社が、テクニカルエバンジェリスト達によるメンタリングを受けることが決まった。
■ スタートアップワールドカップについて
スタートアップワールドカップ(http://www.startupworldcup.io/)は、世界のスタートアップエコシステム構築を目指し、イノベーション促進と起業家精神育成をサポートする、Fenox VC主催のグローバルイベントです。スタートアップワールドカップ2018では世界30地域以上で地域予選が行われます。サンフランシスコで開催される決勝大会には世界トップクラスのスタートアップ、VC、起業家、大手企業が集結し、優勝企業には約1億円の投資賞金が贈られます。
■ Fenox Venture Capitalについて
Fenox VCは米国シリコンバレーに本社を構え、これまでに世界で115社以上のスタートアップに投資を実施しているベンチャーキャピタル。主にIT、ヘルスIT、人工知能(AI)、IoT、ロボット、ビッグデータ、仮想現実(VR)/拡張現実(AR)、フィンテック、次世代ITテクノロジー分野を中心に投資実績がある。日本では、モバイル広告関連のメタップス、フラッシュアニメスタジオDLEや、EVバイクのテラモーターズ、オンライン旅行サービスのエボラブルアジア、家計簿サービスとクラウド会計ソフトのマネーフォワード、モバイルヘルステクノロジー企業のFiNC、Webサービス・アプリ開発等を手掛けるモンスター・ラボなどへの投資を行い、投資先企業の米国進出や東南アジア展開の支援等を行う。
【本件に関するお問合わせ先】
企業名: Fenox Venture Capital
担当者名: 西村紳
Email: nishimura@fenoxvc.com
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