小山薫堂プロデュース!映画学科のプロジェクト最新作、映画『のさりの島』。韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア上映が決定!

京都芸術大学映画学科のプロジェクト【北白川派】最新作、映画『のさりの島』が、2020年プチョン国際ファンタスティック映画祭の「ワールドファンタスティックブルー」部門に選出され、ワールドプレミア上映に。

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 尾池和夫)映画学科では、映画学科の教員やプロのスタッフ、キャストと学生たちとが共同し、毎年1本程度のペースで劇場公開映画を制作するプロジェクト「北白川派」を推進しています。その第7弾となる『のさりの島』が、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア上映が決定しました。
/// 本件のポイント
  • 映画学科の教員やプロのスタッフ、キャストと学生たちとが共同し、劇場での一般公開映画を制作するプロジェクト「北白川派」。
  • その第7弾となる『のさりの島』が、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア上映が決定。
  • 映画祭は7月9日から開催され、『のさりの島』はシアター上映とオンライン配信上映にて公開される予定。
  • 映画のプロデューサーを務める副学長小山薫堂の郷里である熊本県天草市の全面的な支援のもと、プロのスタッフ、キャストと映画学科をはじめとする京都芸術大学の学生によって製作。
 


/// 『のさりの島』とは
本作は、2019年に単館系の映画としては異例の大ヒットとなった、井浦新、大西礼芳ら出演の『嵐電』(監督・鈴木卓爾)に続く、京都芸術大学映画学科による一般公開映画制作プロジェクト「北白川派」が送る最新作。
これまで「北白川派」では、『カミハテ商店』『正しく生きる』『嵐電』ほか、6本の劇場公開映画を製作してまいりました。
その第7弾となる『のさりの島』のプロデュースは、熊本県天草市出身で、映画『おくりびと』の脚本や「くまモン」の仕掛け人として知られる本学副学長の小山薫堂。脚本・監督は、『カミハテ商店』にてカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭メーンコンペに選出されるなど、海外でも高い評価を得た山本起也。

/// プチョン国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア上映
映画祭は7月9日から韓国の富川市で開催され、『のさりの島』はシアター上映とオンライン配信上映にて公開される予定です。
映画の日本国内上映は来年に延期となりましたが、一足早く世界での上映機会を得ることとなりました。

プチョン国際ファンタスティック国際映画祭公式webサイト
http://www.bifan.kr/eng/

映画『のさりの島』の情報は以下。
World Fantastic Blue Nosari: Impermanent Eternity
http://www.bifan.kr/eng/program/program_view.asp?pk_seq=5595&sc_category_seq=3006&sc_num=1&actEvent=view

/// プロデューサー 小山薫堂 副学長より


タイトルにある「のさり」とは、この作品の舞台である熊本県天草地方で古くから使われてきた方言で、「自分の今ある全ての境遇は、天からの授かりものである」という考え方です。それ故に天草の人々は目の前にあるものは否定せず、全てを受け入れ、それがこの地の優しさを作り出していると思います。
新型コロナウィルスによって人々が未来を見失いかけている今だからこそ、この作品に流れる時間に共感して頂けることを信じています。



/// 脚本・監督 山本起也 映画学科教員より


「オレオレ詐欺の男が騙したおばあさんの所に孫の知人を装って・・・」。まだロケ場所が決まる前、薫堂さんが設けて下さった天草の皆さんとの対話の場で、僕は冷や冷やしながら映画の内容を話しました。だって、地方で「オレオレ詐欺の話」と言った瞬間、怪訝な顔をされるだろうと思っていたから。すると、天草の方々は話を聞いた後、こうおっしゃったのです。「監督、天草だとそんな話、あるかもしれんばい」。映画の舞台が天草の銀天街というシャッター商店街に決まった瞬間でした。犯罪映画?いえいえ。折からのコロナ騒動でまだシャッターは開きませんが、韓国で一足早くそのシャッターが開きます。どんな反応が返ってくるか、今から本当に楽しみです。

 


映画『のさりの島』

概要
群れから離れるように一人「オレオレ詐欺」の旅を続ける若い男(藤原季節)。
流れ着いた熊本の天草で、彼の電話に一人の老女(原知佐子)が出た。そのまま、老女と若い男との奇妙な同居生活が始まる。

出演
藤原季節、原知佐子、杉原亜実、中田茉奈実、宮本伊織、西野光、小倉綾乃、酒井洋輔、kento fukaya、水上竜士、野呂圭介、外波山文明、吉澤健、柄本明

プロデューサー
小山薫堂

脚本・監督
山本起也

スタッフ
ラインプロデューサー / 大日方教史、ロケーションプロデューサー / 小山真一、撮影 / 鈴木一博、録音 / 吉田憲義、美術 / 丸山裕司、装飾 / 嵩村裕司、編集 / 鈴木歓、音楽 / 谷川賢作・小倉綾乃・藤本一馬

製作・配給・宣伝
北白川派

製作協力
熊本県天草市、京都芸術大学

2020年作品 上映原版/DCP ビスタサイズ 5.1ch 129分
2021年度、東京渋谷ユーロスペース他全国公開予定
 

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会社概要

URL
https://www.kyoto-art.ac.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
京都府京都市左京区北白川瓜生山 2-116
電話番号
075-791-9122
代表者名
徳山豊
上場
未上場
資本金
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設立
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