人工知能スタートアップのシナモンAI、国内大手企業アルプスアルパインへAI-OCR「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」を提供開始
ホワイトカラーの生産性を抜本的に改善する社会の実現へ向けて、電子部品と車載情報機器の国内大手企業であるアルプスアルパイン株式会社へAI-OCRの提供が決定、株式会社シナモン
国内でも有数の大企業向け人工知能(以下、「AI」)ソリューションを提供する株式会社シナモン(代表取締役社長CEO:平野未来以下、シナモンAI)は、電子部品と車載情報機器の国内大手企業アルプスアルパイン株式会社(代表取締役社長執行役員CEO:栗山年弘、以下、アルプスアルパイン)に、様々な業務文書のデジタル化及び業務効率化の実現に向けて、AI-OCR「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」の提供を開始いたしました。
アルプスアルパインは、電子部品事業と車載情報機器事業を中核に、エレクトロニクスとコミュニケーションで人々の生活に貢献し続け、持続的な『価値創造型企業集団』を目指しています。アルプスアルパインでは、それらの電子部品と車載情報機器の開発、製造、販売、管理の工程の中で、様々な文書を大量に作成、処理を行っています。取り扱う文書は、様々な目的や異なる形式で作成されており、それらの文書の管理、参照に多くの人手がかかっておりました。これらの文書には、紙文書からスキャンされたイメージデータや、メーカーならではの設計図面なども含まれており、文書のフォーマットが固定されていないことや、詳細多岐に渡る内容により、文書の管理や検索が難しく、業務効率化を図る上での課題となっていました。
シナモンAIが提供するAI-OCR「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」は、これまでの従来型のOCRでは対応できなかったフォーマットが固定されていない書類でも高精度で読み取ることを実現しています。また、単なるAI-OCRにとどまらず、表の読取、検索機能、差分のチェックの機能を提供することで、後続業務との接続を実現し、様々な文書に関わる業務の包括的な効率化を推進いたします。
今後、アルプスアルパインとシナモンAIでは、AI-OCR「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」の適用を推進していくことで、業務効率化の効果を最大化していきます。
■Flax ScannerのAI-OCR導入イメージ
■今後の展望
シナモンAIは「ホワイトカラーの生産性向上」をテーマに、AIプラットフォームとしてのさらなる基盤を築き、業務改善を推進する様々なプロダクトの開発に取り組みます。具体的には、AI-OCRを活用した「FlaxScanner」に続く、業務特化型のソリューションの製品ラインアップを拡充してまいります。
【株式会社アルプスアルパイン会社概要】
社名:アルプスアルパイン株式会社
URL:https://www.alpsalpine.com/j/
所在地:東京都大田区雪谷大塚町1-7
設立:1948年11月
代表者:代表取締役社長執行役員CEO 栗山年弘
【株式会社シナモン会社概要】
社名:株式会社シナモン
URL:https://cinnamon.is/
所在地:東京都港区虎ノ門3-19-13スピリットビル6階
設立:2016年10月
代表者:代表取締役社長CEO 平野未来
■事業内容:人工知能プロダクト事業、人工知能コンサルティング事業
シナモンAIは、「日常的に発生する無駄な業務をなくし、人が創造性溢れる仕事に集中できる世界」を目指し、高度なビジネスAIソリューションの開発に取り組んでおり、多数の国内大手企業への提供実績を有しています。また、人工知能研究所をベトナム(ハノイ・ホーチミン)および台湾に構え、大量のAI技術者の獲得に成功しています。直近では、AI-OCR「Flax Scanner」に加えて、特化型音声認識技術「Rossa Voice(ロッサ・ボイス)」の商用化も始まり、大手企業を中心に販売を開始しております。また、シナモンAIでは、”Digitize(デジタル化)” “Structure(構造化)” “Understand(理解・活用)” という3つの独自の研究領域に基づき、高度なAIアルゴリズムを数多く保有し、業界特有の非構造化データを活用するビジネスAIソリューションの開発を継続的に行っております。
■AI-OCR「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」の概要
日常で使われているビジネス文書はほとんどが非構造的であるため、業務システムに取り込むために人の力が必要となっており、ホワイトカラーの業務に多くの無駄が発生しています。シナモンAIでは、人工知能文書読み取りエンジンを活用し、ホワイトカラーの業務を抜本的に改革いたします。対象となる文書は、PDF、Wordファイル、印字・手書きなどの紙文書など様々な文書に対応が可能です。現在は、金融・保険業界や、製造業、物流業をはじめとした、多数の大手企業へエンジン提供をしております。オンプレミス・クラウドともに導入可能です。
■音声認識エンジン「Rossa Voice(ロッサ・ボイス)」の概要
個社個別の録音環境や専門用語、文脈をチューニングすることで、高精度な音声認識を提供しています。また、自然言語処理技術を組み合わせることで、後工程(情報抽出、要約、分析等々)まで含めて提供し、更に社内システムとの連携まで一気通貫で提供することで、単なる文字起こしで終わらず、業務の生産性を本質的に向上いたします。オンプレミス・クラウドともに導入可能です。
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