路線の「混雑率」と「遅延状況」から検証!品川勤務者が朝快適に通勤できる路線はどこ?
~SUUMOジャーナル調査~
新駅開設やリニア中央新幹線のターミナル駅として注目を集め、周辺の開発も進む「品川駅」。今回は、そんな進化を続けている品川駅に通うビジネスパーソンを想定して、路線の「混雑率」と「遅延状況」から快適に通勤できる路線を考察いたしました。
品川駅に乗り入れている路線の混雑率は以下の通り。(※混雑率は最混雑時間帯1時間の平均)
出展:国土交通省
このデータを見ると、品川駅に乗り入れる路線のうち、最も混雑率が少ないのは「京浜急行電鉄」。しかも、最も混雑するのは戸部駅から横浜駅の区間。すなわち、横浜から品川駅の混雑率は145%よりも低いということがわかる。
また、快適に通勤するために、混雑率とともに見ておきたいのが「遅延状況」。通常は快適に通勤することができても、頻繁に遅延するようであれば快適とはいえない。遅延によって突発的な混雑も発生し、ストレスとなる。遅延証明書の発行状況(首都圏11事業者51路線の平成25年11月の平日20日間における遅延証明書の発行状況)は以下の通り。
出展:国土交通省
JRの各路線が全て80%を超えているのに対して、京浜急行電鉄は10%と大幅に低い。こちらの遅延証明書の発行状況から見ても、混雑率同様に「京浜急行電鉄」が最も快適な路線といえそうだ。
■「住みたい街ランキング」にランクインする京浜急行電鉄の街と家賃相場
品川駅へ行くには、京浜急行電鉄が他の路線と比較して快適に通勤できそうだということがわかったところで、路線内では、どの街(駅)が人気なのだろうか。SUUMOが毎年発表している「住みたい街ランキング2017(関東版)」で上位100位にランクインした駅を見てみた。
住みたい街ランキングにランクインした駅の中で、京浜急行電鉄を使えるのは「横浜駅」、「京急蒲田」、「上大岡」の3駅。
【「住みたい街ランキング」調査概要】
方法:インターネットによるアンケート調査
対象:1都4県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県) にある駅
期間:2017年1月21日(土)~2017年1月26日(木)
有効回答数:3,996人
検索条件を「アパート」「駅徒歩1分~5分」「築年数0年~5年」を指定したところ、ワンルームでは横浜が「6.6万円」、京急蒲田が「7.3万円」、上大岡駅が「6.3万」。都内の物件と比較して割安な6万円台から物件があるというのはうれしい。しかも、通勤は快適そうだ。気になった品川勤務の方は一度街に行って雰囲気を見てみるのもいいかもしれない。
▲参考:家賃相場「横浜」
▲参考:家賃相場「京急蒲田」
今回は「品川」に通うビジネスパーソンを想定して、快適な路線を「混雑率」と「遅延状況」から見た結果、「京浜急行電鉄」が最も快適に通勤できそうだという結果になった。平日毎朝の通勤ラッシュはかなりのストレス。ただ、ここが快適になれば、日々の生活の満足度もかなり高まるかもしれない。引越し前には、住む街の雰囲気とともに、こういった「混雑率」などのデータを確認したり、実際に通勤に使う電車に乗ってみて、混み具合を確認しておくのがよいだろう。
▼記事の詳細はコチラ
「品川勤務者が朝快適に通勤できる路線はどこ?路線の「混雑率」と「遅延状況」から探ってみた」
http://suumo.jp/journal/2017/11/29/145743/
▼SUUMOジャーナル
http://suumo.jp/journal/
▼不動産情報サイト「SUUMO」
http://suumo.jp/
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