リモートデスクトップを一枚挟むサイバー攻撃対策
Brynhildr(Brynhildr Business)を単なる遠隔操作ソフトではなく、社内基幹システムと社内PCを分離するセキュリティ境界(アクセス境界)として使う。
1. リモートデスクトップを一枚挟む効果
一般的な企業ネットワークでは、社員のPCが社内システムに直接アクセスします。
この構成では、社員のPCがマルウェアに感染すると、攻撃者が社内システムに到達する足場を得る可能性があります。
一方、Brynhildr Businessを利用して、操作端末と業務環境を分離するとどうなるでしょう。

2. 攻撃者にとって何が難しくなるのか
Brynhildrを一枚挟めば攻撃を不可能にする対策とは言えませんが、侵入者にとって社内にもう一つ壁があることは侵害後の行動範囲を狭め、攻撃に必要な手順を増やすということです。厄介です。

ただし、感染した端末から遠隔画面を操作できるなら、攻撃者もその画面を操作できます。画面の撮影や情報の読み取りは防げません。つまり、攻撃を不可能にするのではなく、侵害後の行動範囲を狭め、攻撃に必要な手順を増やすということになります。
3. 特に有望だと思うのは「踏み台端末」の考え方
Brynhildrを一枚挟めば全てOKとはなりません。次の対策も盛り込む必要があります。
-
利用者PCから業務サーバーへの直接通信は禁止する。
-
Brynhildr Businessで管理された踏み台端末だけに接続させる。
-
踏み台端末からアクセスできるシステムを限定する。
-
ファイル転送、クリップボード、USB共有などを原則禁止する。
-
多要素認証、接続ログ、操作監査を組み合わせる。
-
踏み台端末自体もEDRなどで保護し、管理者権限を制限する。
大事なのは、Brynhildrの接続経路だけでなく、踏み台を迂回する経路も遮断することです。
また、リモートデスクトップ製品自体が脆弱性や認証情報窃取の標的になるため、インターネットへの直接公開を避け、更新管理と接続制御を徹底する必要があります。
4. Brynhildrの可能性とメリット
①既存の業務環境を大きく変更せずに、サイバー攻撃の到達経路を減らす。
②VDIのように全社員のデスクトップ環境を仮想化する必要はありません。
③Brynhildrは単体で動作し、外部サーバーを経由したサービス(SaaS)ではない。
④Brynhildrはソースコードが我々にありカスタマイズ可能です。
⑤相手先ブランド(OEM)での提供もできます。
⑥既存PC環境を継続でき、リモート勤務も今まで通り出来て、社内、基幹システムへのアクセスだけを分離するモデルです。
やり方は下図、モデルAかモデルBまたはその両方です。

もちろんBrynhildr Businessもより強固な認証・監査・転送制御機能の改修を進めています。
Brynhildrはソースコード含めてブラックボックの無い製品です。様々なカスタマイズに対応します。
そして、もう一つ重要な論点があります。
サイバー攻撃の防御では、侵入を100%防ぐことより、侵入後に自由に動けなくすることの方が現実的な場合があります。Brynhildr Businessは、そのための一つの手段になり得ると思います。
5. リリース、予定価格
本方式専用のリモートデスクトップアプリとして年内か2027年1月にリリース予定
買取りライセンス(使用権)で10,000円程度を予定しています。(1台に1ライセンス)
株式会社エル・シィ
Brynhildr担当(榎本・丸山)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- アプリケーション・セキュリティパソコンソフトウェア
- ダウンロード
- プレスリリース素材
このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます
