未来の保育を、シャツひとつで変える
~北海道森町の保育施設で実証実験スタート~
株式会社りらいぶは、この実証実験を通じて保育士の労働環境改善と負担軽減を目指します。実証実験では、北海道森町の保育施設で勤務する9名の保育士と1名の栄養士が、りらいぶの特殊素材を使用したリライブウェアを着用し、その効果を検証します。
森町は内浦湾と駒ヶ岳に囲まれた自然に溢れる魅力的な町です。漁業や農業が盛んであり、その豊かな自然環境が地域の特産品にも反映されています。また、気候も北海道とは思えないほど温暖であり、年間を通じて過ごしやすい環境が整っています。この実証実験を通じて、保育士の心身の負担軽減への有用性を検証し、労働環境や課題解決に寄与することを目指します。また北海道森町をはじめとする全国の地方自治体において、機能性シャツを活用した取り組みを推進し、保育現場の労働環境問題や高齢者問題などの様々な課題の解決に貢献していく考えです。
■アパレルの新ジャンル『機能性シャツ』
新たなアパレルのジャンルである『機能性アパレル(機能性シャツ)』が、様々な社会問題の解決に期待されています。この機能性シャツは、副作用なく着るだけで身体効果を高めたり、身体機能の回復を促進するとされています。このアパレルの新ジャンル『機能性アパレル(機能性シャツ)』には、大手製薬会社Johnson & JohnsonやファッションメーカーTommy Hilfiger、そして大手複合施設のイオンなど、海外や日本の有名企業も参入しています。
機能性アパレルは、私たちの日常生活において人材の負担を軽減する可能性を秘めています。例えば、健康管理やリハビリテーションの分野での活用により、医療費の削減や効率的なケアの提供が期待されています。さらに、機能性シャツの普及により、個々人の生活の質が向上し、健康な社会の実現に寄与することが期待されます。
■北海道森町とは
内浦湾と駒ヶ岳、青と緑が巡り逢う森町。渡島半島の空碧く波静かな内浦湾と緑豊かな秀峰駒ケ岳の周囲に位置する森町・砂原町。古くから文化・地理的にも結びつきが強かった2町が、両町の一体的なまちづくりと将来の発展の為、「森町・砂原町合併協議会」を設置し、検討・協議が進められ平成17年4月1日に、あたらしい町「森町(もりまち)」が誕生しました。漁業・農業が盛んな町であり、南は北斗市と七飯町、東は鹿部町、南西は渡島山脈によって厚沢部町に、西は八雲町にそれぞれ接しています。 気候は盛夏でも30℃を越えることはまれで、厳冬でもマイナス15℃まで下がることは珍しく、年平均気温7から8℃で、積雪も少なく、北海道でも温暖な地といえます。
■実証実験の概要
今回の実証実験では、対象者に「リライブシャツ」と「リライブインナー」「リライブパンツ」を2週間着用して就労してもらい、着用前と着用2週間後における心身の状態について定量・定性評価を調査します。
<定量評価>
客観的数値の指標となる立位体前屈(立った状態で膝を曲げずに前屈し、どこまで柔軟性があるか計る体勢)や肩の可動域等の数値的変化を測定します。
<定性評価>
アンケートを実施し、着用前に参加者が書き出した「肩こり」「腰痛」「膝痛」「睡眠」など身体の不調や、「身体が思うように動かない」「疲れが取れない」など仕事面での負荷について、着用の2週間後どのように変化したか調査します。
■対象:北海道森町保育従事者10名
■実証実験期間:2023年7月24日~23年8月15日
※検証試験の詳細https://relive.site/newmainbk/
今後の展望 ― 労働力不足の課題をもつ全国の地方自治体を支援 ―
地方自治体と㈱りらいぶによる「保育施設」での実証実験は、今回の北海道森町で3件目となります。過去の地方自治体との検証では2022年9月岡山県新庄村の高齢者向け介護施設と林業2社で計34人(男16人、女18人)を対象に、被験者の81%が「身体が楽になった」と認識する結果を得ました。また、2022年12月に大阪府守口市の「障がい者支援施設」との実証実験も行われております。その他の自治体とも連携を図っており、北海道森町での機能性シャツの実証実験は2023年夏までに結果を発表する予定です。
※実証実験の事例https://relive.site/newmainbk/
【参照】「介護施設や林業従事者の負担をケアする」岡山県新庄村との取り組みについて
https://shinken.biz/okayamashi-shinjoson/
【参照】「障がい者支援施設の負担をケアする」大阪府守口市との取り組みについて
https://shinken.biz/oosaka-moriguchishi/
今後も、日本全国の自治体との連携を強化しながら、介護や保育施設など人々の身体の負担が大きい仕事の現場のケアを通じて、今後も地域課題の解決のためのアプローチを続けていきます。
■株式会社りらいぶの機能性シャツ誕生のきっかけ
代表の佐々木貴史(写真)の妹が、身体的な負担が大きいことが理由で、勤めていた介護職を離職したことがきっかけです。「何とか身体の負担を減らすことはできないか?」と考えた結果、“テーピング”に着想を得て、服に応用することを思いつきました。その後、何百回にも及ぶテストを繰り返し、実現に至っています。ますます需要が増える介護現場をはじめ、身体的負担の大きい様々な職業の方に着用していただき、少しでも負担を減らしたいと考えています。
■株式会社 りらいぶについて
2017年、宮城県仙台市に設立。2019年より機能性シャツの販売を開始。累計25万着を販売しており、アイマスクやスパッツなどの商品も展開している。元K-1日本王者の小比類巻貴之氏などアスリートにも愛用されており、2023年にはプロ卓球チーム「琉球アスティーダ」(五輪メダリストの吉村真晴選手や張本智和選手が所属)とスポンサード契約を結んだ。
■本件におけるお問い合わせ先
株式会社りらいぶ
担当:藤里・菊地
メールアドレス:info@shinken.biz
電話番号:022-343-1209
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