テックビューロ ホールディングス、国立岐阜大学との共同研究を開始
歯髄細胞に関する流通管理システムを構築へ
テックビューロ ホールディングス株式会社と国立学校法人岐阜大学は、当社が今年6月に公開した次世代型ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin Catapult (v.2)」を活用した歯髄細胞流通管理システムの構築に向けた共同研究契約を締結いたしました。
報道関係者各位
テックビューロ ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ ホールディングス」または「当社」)と国立学校法人岐阜大学(所在地:岐阜県岐阜市、学長:森脇 久隆、以下「岐阜大学」)は、当社が今年6月に公開した次世代型ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin Catapult (v.2)」を活用した歯髄細胞流通管理システムの構築に向けた共同研究契約を締結いたしました。
歯髄細胞は、歯の神経である歯髄に含まれる幹細胞の一種で、乳歯や親知らずなど抜去歯から得られる医療廃棄物です。親知らずは18歳前後に萌出し抜かれることが多く、乳歯は20本全てが抜け替わります。身体に大きな負担がないことと非常に高い増殖能力をもつことから幹細胞を必要とする再生医療において、近年大きな注目を集めています。脊髄損傷や加齢黄斑変性症、パーキンソン病など最新の再生医療に使われるiPS細胞の誘導にも使うことができます。
岐阜大学では、2016年2月に「しずい細胞プロジェクト」を立ち上げ、日本人の歯髄細胞収集、ハンガリーと協力した世界規模の歯髄細胞収集、京都大学iPS細胞研究所と連携した日本人のiPS細胞ストックの充実、再生医療に携わる人材の育成を目的に活動を続けてまいりました。
今後、当プロジェクトを母体とした大学発ベンチャー企業「株式会社しずい細胞研究所」設立も予定しており、歯髄細胞の培養技術や検査技術を通じて、歯髄細胞取扱のサポートを担ってまいります。
目的
データの改ざんを防ぎ、耐障害性と可用性に優れ、取引の自動化・透明化を実現するブロックチェーンの特性を活かし、歯髄細胞に紐づく個人情報を保護しつつ製造品質管理、流通経路、利用実績などを記録管理することで、乳歯や親知らずから得られる歯髄細胞の活用促進と再生医療の発展に寄与いたします。
<共同研究開始に当たって:岐阜大学大学院医学系研究科 准教授 手塚 建一 先生>
「なんだかもったいないよね」から始まった岐阜大学での歯髄細胞収集は、今年で15年目を迎えています。これまでiPS細胞の誘導や、自動培養装置を使った大量培養の研究に使われた実績があり、国内外で注目を集めてきました。しかし、細胞資源の製造や流通にはこれまでの医薬品製造の常識が通用しません。すべての細胞は「生きた」状態で製造され輸送される、つまりとてもデリケートで変化しやすいため、粒度の細かい正確な記録を残さなければなりません。ブロックチェーンの耐改ざん性と透明性は、細胞の管理と大変相性がよく、テックビューロ ホールディングスと共同でこの困難な課題に挑んでいこうと思っています。
<しずい細胞プロジェクト概要図>
国立大学法人岐阜大学は、今年創立70周年を迎え、全ての学部・研究科が1つのキャンパスにある特徴を教育・研究の両面に活かし、高度な専門職業人の養成に主眼を置いた教育、教育の基盤としての質の高い研究、地域に根ざした国際化を展開。これらの成果を地域還元することなどにより、地域社会の活性化の中核的拠点として地方創生の一翼を担っています。
来年4月には国立大学法人名古屋大学と法人統合を行い、国立大学法人東海国立大学機構を形成する予定です。
<大学概要>
◼︎ mijin について
mijinブロックチェーンは、クラウド上や自社データセンター内に企業内や企業間で利用可能なプライベートブロックチェーン環境を構築するためのソフトウェアです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能な高セキュリティ環境の構築と実質的なゼロダウンタイム環境を実現します。mijinブロックチェーンは、NEMのコア開発者が当社に合流して開発したNEMプロトコルを採用した汎用型プライベートブロックチェーン製品で、金融機関から電子マネー、認証システム、登記システム、ロジスティクスのトラッキングまで幅広い分野で利用可能です。
◼︎ テックビューロ ホールディングスグループについて ( https://techbureau.com/ )
テックビューロ ホールディングスグループは、日本、北米、欧州に拠点を置き、仮想通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。プライベートブロックチェーン製品「mijin」とトークンの発行販売を用いた資金調達ソリューション「COMSA」など、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。
詳しくは以下URLをご覧ください。
テックビューロ ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ ホールディングス」または「当社」)と国立学校法人岐阜大学(所在地:岐阜県岐阜市、学長:森脇 久隆、以下「岐阜大学」)は、当社が今年6月に公開した次世代型ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin Catapult (v.2)」を活用した歯髄細胞流通管理システムの構築に向けた共同研究契約を締結いたしました。
背景
歯髄細胞は、歯の神経である歯髄に含まれる幹細胞の一種で、乳歯や親知らずなど抜去歯から得られる医療廃棄物です。親知らずは18歳前後に萌出し抜かれることが多く、乳歯は20本全てが抜け替わります。身体に大きな負担がないことと非常に高い増殖能力をもつことから幹細胞を必要とする再生医療において、近年大きな注目を集めています。脊髄損傷や加齢黄斑変性症、パーキンソン病など最新の再生医療に使われるiPS細胞の誘導にも使うことができます。
岐阜大学では、2016年2月に「しずい細胞プロジェクト」を立ち上げ、日本人の歯髄細胞収集、ハンガリーと協力した世界規模の歯髄細胞収集、京都大学iPS細胞研究所と連携した日本人のiPS細胞ストックの充実、再生医療に携わる人材の育成を目的に活動を続けてまいりました。
今後、当プロジェクトを母体とした大学発ベンチャー企業「株式会社しずい細胞研究所」設立も予定しており、歯髄細胞の培養技術や検査技術を通じて、歯髄細胞取扱のサポートを担ってまいります。
目的
データの改ざんを防ぎ、耐障害性と可用性に優れ、取引の自動化・透明化を実現するブロックチェーンの特性を活かし、歯髄細胞に紐づく個人情報を保護しつつ製造品質管理、流通経路、利用実績などを記録管理することで、乳歯や親知らずから得られる歯髄細胞の活用促進と再生医療の発展に寄与いたします。
<共同研究開始に当たって:岐阜大学大学院医学系研究科 准教授 手塚 建一 先生>
「なんだかもったいないよね」から始まった岐阜大学での歯髄細胞収集は、今年で15年目を迎えています。これまでiPS細胞の誘導や、自動培養装置を使った大量培養の研究に使われた実績があり、国内外で注目を集めてきました。しかし、細胞資源の製造や流通にはこれまでの医薬品製造の常識が通用しません。すべての細胞は「生きた」状態で製造され輸送される、つまりとてもデリケートで変化しやすいため、粒度の細かい正確な記録を残さなければなりません。ブロックチェーンの耐改ざん性と透明性は、細胞の管理と大変相性がよく、テックビューロ ホールディングスと共同でこの困難な課題に挑んでいこうと思っています。
<しずい細胞プロジェクト概要図>
◼︎ 国立大学法人岐阜大学について
国立大学法人岐阜大学は、今年創立70周年を迎え、全ての学部・研究科が1つのキャンパスにある特徴を教育・研究の両面に活かし、高度な専門職業人の養成に主眼を置いた教育、教育の基盤としての質の高い研究、地域に根ざした国際化を展開。これらの成果を地域還元することなどにより、地域社会の活性化の中核的拠点として地方創生の一翼を担っています。
来年4月には国立大学法人名古屋大学と法人統合を行い、国立大学法人東海国立大学機構を形成する予定です。
<大学概要>
- 名称:国立大学法人岐阜大学
- 所在地:岐阜県岐阜市柳戸1-1
- 学長:森脇久隆
- 設立年月日:1949年5月31日
- 学生数:7,484名(2019年5月1日現在)
- 公式サイト:https://www.gifu-u.ac.jp/
◼︎ mijin について
mijinブロックチェーンは、クラウド上や自社データセンター内に企業内や企業間で利用可能なプライベートブロックチェーン環境を構築するためのソフトウェアです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能な高セキュリティ環境の構築と実質的なゼロダウンタイム環境を実現します。mijinブロックチェーンは、NEMのコア開発者が当社に合流して開発したNEMプロトコルを採用した汎用型プライベートブロックチェーン製品で、金融機関から電子マネー、認証システム、登記システム、ロジスティクスのトラッキングまで幅広い分野で利用可能です。
◼︎ テックビューロ ホールディングスグループについて ( https://techbureau.com/ )
テックビューロ ホールディングスグループは、日本、北米、欧州に拠点を置き、仮想通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。プライベートブロックチェーン製品「mijin」とトークンの発行販売を用いた資金調達ソリューション「COMSA」など、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。
詳しくは以下URLをご覧ください。
- mijin公式サイト: https://mijin.io/
- COMSA公式サイト: https://comsa.io/ja/
- Facebook:https://www.facebook.com/mijinio
- Twitter:https://twitter.com/mijin_io
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