ソフトウェアテスト自動化プロセスの改善の促進を実現する、ISO9001/品質マネジメント(QMS)と統合した 国内初のアセスメントサービスの提供開始

テスト自動化を、経営品質へ。 QMSと統合したソフトウェアテスト自動化プロセスの成熟度アセスメント

日本ナレッジ株式会社

日本ナレッジ株式会社(本社:東京都台東区寿、代表取締役社長:藤井 洋一、以下日本ナレッジ)は、ソフトウェアテスト自動化プロセスの改善の促進を実現し、テスト自動化を経営品質として利用可能なアセスメントサービスの提供を開始することをお知らせいたします。当社の調査の限りでは、ISO 9001/品質マネジメントシステム( QMS) と統合された E2E テスト自動化プロセスの成熟度アセスメントとしては世界初となります。 

 

本サービスは、当社エグゼクティブコンサルタントの加藤大受が考案したE2Eテストに関するソフトウェアテスト自動化プロセスの成熟度モデルとアセスメント手法(特許出願中-特願2025-194286)を用いて、開発生産性向上と品質見える化を実現するソフトウェアテスト自動化の効果とプロセスを測定し、改善プロセスを構築するための支援となります。 

 

本支援により、より効果の高いソフトウェアテスト自動化の実現と改善活動の見える化を提供する支援サービスとなります。 

■ 背景 

開発プロセスの成熟度モデルのフレームワークとしてCMMI®、ソフトウェアテストプロセスの成熟度モデルとしてTMMi®などが存在しており、これらを活用することで上流品質向上・テスト効率化・QA組織の強化が期待できます。しかし、昨今のビジネススピードに対応する短期間でかつ高品質なソフトウェア開発を実現するには、ソフトウェアテスト自動化は不可欠ですが、品質マネジメントシステム(QMS)と連動し、ソフトウェアテストの生産性を高めるE2Eテストに対し、ソフトウェアテスト自動化プロセスの成熟度を測る方法はこれまで考案されておりませんでした。国内外では、すでにいくつかの企業により、TMMi®やTPIを用いてソフトウェアテスト自動化プロセスの成熟度のアセスメントサービスは存在していますが、QMSと連携し改善を実現するサービスは存在しておりません。 

 

そこで、当社加藤大受が20年以上のソフトウェアテストの自動化経験を踏まえ、ソフトウェアテスト自動化プロセスを4つの成熟度レベルで定義し、どのレベルに位置するかを39要件/429チェック項目による詳細なアセスメントが可能な定量的な測定手法を考案しました。 

 

なお、本手法は、国際論文(Kato, D.; Mogi, A.; Ishikawa, H.; Takama, Y. Research and Development of Test Automation Maturity Model Building and Assessment Methods for E2E Testing. Software 2025, 4, 19. https://doi.org/10.3390/software4030019)に採録されております。

  

ソフトウェアテスト自動化プロセスの成熟度モデル

今回提供開始するサービスは論文で発表された学術的に検証された手法に、当社加藤が考案した品質管理マップを活用した品質分析手法(特許第7062243号)を組み合わせることで、QMSと連動したソフトウェアテスト自動化プロセスの改善活動を進めることが可能になり、経営品質としてテスト自動化プロセスの成熟度を利用することが可能になります。 

 

これにより、単なる技術的課題ではなく、”組織の品質マネジメントの課題”として扱えることになり、ソフトウェアテスト自動化のもたらす開発生産性向上と品質の見える化の効果をさらに高めていくことが可能になります。 

■ 当社コンサルテーションサービスについて 

当社コンサルテーションサービス部門は、ソフトウェア品質の国際規格(ISO/IEC 25000シリーズ)の規格策定を行っているISO/IEC/JTC1/SC7/WG6所属エキスパートであり、工学(博士)であるエグゼクティブコンサルタントの加藤大受を筆頭に、お客様の品質課題およびセキュリティ課題などの解決をサポートする様々な支援サービスを提供する部門となっています。また、今後大きく浸透するAI利活用のリスク統制の管理システムであるISO42001(AIMS)認証やこれまでの品質管理の礎となるISO 9001(QMS)認証、情報セキュリティの強化を促進するISO 27001(ISMS)認証の審査員資格を持つメンバーを要し、生産性と安全性に優れた攻めの経営を実現する支援を実施しております。 

 

他にも同サービス部門では、ソフトウェア製品/SaaSベンダー向けに、開発プロセスの品質改善や品質向上サービス、QMS構築/改善支援、米国政府機関のセキュリティ基準であるNIST SP800-171準拠サービスなども提供しております。 

当社コンサルティングサービスメニュー概要

<当社コンサルテーションサービス> 

https://www.know-net.co.jp/consultationserviceinfo/ 

■ 今後の展望 

当社では今後とも多くの企業様に対し、品質改善を促進する新たな技術や手法を提案するとともに伴走型での確実な品質向上と品質改善、そしてより安心安全なセキュリティの提供に向けたご支援を進めていきます。 

 

今後とも当社では、AI活用を推進するサービスを提供していくだけでなく、コンサルテーションサービス部門での様々な支援サービスと当社の持つ開発および検証サービスを合わせ、トータルソリューションのシナジーを活かしたサービスを提供します。 

【日本ナレッジ株式会社について】 

日本ナレッジ株式会社は、「人と技術を育み、安心できるデジタル社会の未来を支える」というミッションのもと、ソフトウェア検証・品質保証やテスト自動化を中心に、AI・セキュリティ開発、教育・研修サービスを展開しています。 

お客様の“長期的パートナー”として、品質と信頼を基盤に安心と成功を届けるとともに、人的資本経営を軸にエンジニア育成や多様な働き方を推進し、持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。 

<会社概要> 

会社名:日本ナレッジ株式会社 

本社 :東京都台東区寿3-19-5 JSビル 9階 

代表者:代表取締役社長 藤井 洋一 

URL :https://www.know-net.co.jp/ 

【本件に関するお問い合わせ】 

企業名   :日本ナレッジ株式会社
問い合わせ先:事業統括本部
メール   :support@know-net.co.jp
TEL     :03-3845-4781(平日:9:00-17:30)
お問い合わせ:https://www.know-net.co.jp/contacts 

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会社概要

日本ナレッジ株式会社

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URL
https://www.know-net.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都台東区寿3-19-5 JSビル9階
電話番号
03-3845-4781
代表者名
藤井 洋一
上場
東証グロース
資本金
2億1710万円
設立
1985年10月