台湾文化センターで「台湾×大阪 日用工芸創作交流展」が開幕

東京・虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで9月20日、「台湾×大阪 日用工芸創作交流展」が開幕した。同展は台湾文化センター、国立台湾工芸研究発展センター、大阪成蹊大学が共催するもので、王淑芳・台湾
文化センター長は、「このような工芸創作の交流を通して、台湾と日本の文化交流がますます密接になり、相互理解が深まることを期待している」と述べた。

同日は開幕イベントとして大阪成蹊大学芸術学部造形芸術学科インテリア・プロダクトデザインコースの赤西信哉・准教授による講座が開かれた。このなかで赤西氏は、同展開催の経緯と工芸分野の台日交流、ここ一年にわた
り進めてきたデザインと工芸交流の成果などについて説明し、「ありのまま」に価値を見出す日本の美意識を表現する「素―PLAIN」をテーマに台湾でデザインワークショップを行い、その後台湾から呼応する形で「混―MIX」をテーマに木工ワークショップが日本で行われた様子およびその作品を紹介した。

赤西氏は「職人は自分の技術力を使って作品を表現したい。一方、学生は素材を知らないし、技術もない。知らないからこそアイデアが湧く」と指摘し、日本でデザインを学ぶ学生が台湾の職人たちと交流することによって、
デザイナーと職人の発想や観察点の違いを知り、それを踏まえてより実用的かつ想像力豊かな日用工芸作品を生み出すことができるようになったと強調した。

同展は、大阪成蹊大学と国立台湾工芸研究発展センターの交流の中で生み出された日用工芸作品の成果として、今年7月13日~25日に大阪市の「IRORIMURA 89画廊」で展示された作品の一部を今回台湾文化センターで11
月24日まで展示する。

開幕式で台日工芸交流について説明する赤西信哉・大阪成蹊大学准教授開幕式で台日工芸交流について説明する赤西信哉・大阪成蹊大学准教授

作品を紹介する赤西信哉・大阪成蹊大学准教授(左)作品を紹介する赤西信哉・大阪成蹊大学准教授(左)

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