明日香、浜松市と「保育専門通訳システム」の実証実験結果を発表!保育現場で多言語通訳を実現、77%の保育者が「業務に役立った」と回答
〜AIによる精度向上に期待、インクルーシブ保育を目指す〜
総合保育サービスを提供している株式会社 明日香(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 :萩野 吉俗、以下 明日香)は、浜松市協力の下調査していた、保育現場における有用性のある通訳システムについての実証実験結果を発表しました。
- 通訳システムの実証実験 背景
今回の実験では、保育現場における有用性のある通訳システムを調査・開発し、効果的なインクルーシブ保育(共生社会)の実現と、 保護者支援を含む保育業務全般の質向上を目指しています。
- 実証実験の目的
・外国人保護者にとって、子育ての相談がしやすい環境を創る(「保護者支援の充実」)
・外国語対応に係る保育者の心的ストレスを軽減し、保育の質を高める(「保育の充実」)
- 「保育専門」の通訳システムとは?
今回の実証実験で保育の専門用語を洗い出し、それらを言語データベースにリスト化・集積することで、保育専門の翻訳エンジンを構築。AIによる機械学習を経て、翻訳精度を高めていくことが期待されています。
- 実証実験アンケート概要
実証実験施設:浜松市内公立保育園・公立幼稚園 計12施設
実証実験対象:上記保育施設に勤める保育者
- 保育専用通訳機「業務に役立った」77%
とても役に立った:8%
役に立った:69%
役に立たない:23%
全く役に立たない:0%
<自由回答>
・通訳機が有って非常に助かった。若い職員が使いこなしてくれた。
・スマートフォンなので使いやすかった。操作が使いやすかった。一方で苦手な人はいざ使いたいときに慣れておらず使いこなせなかった
- 32%の保育者が「送迎時」に保育専用通訳機が役立ったと回答
送迎時:32%
保護者面談:23%
行事:18%
保育中:14%
保護者会:9%
緊急連絡時:4%
その他:0%
無回答:0%
- 訳が正確に伝わらない場面も
訳が正確に伝わらない:33%
保育用語が訳されない:17%
音声を認識しない:17%
操作しづらい:0%
その他:33%
<自由回答>
・保護者会などで長時間(15分程度)の会話をするときすべて訳すことが難しい。
・大人数での会話を翻訳するには適していない。
・個人情報の保護の観点からスマホじゃないほうがいいのかもしれない。
- 保育者は外国語の習得で、外国人の子どもを安心させたいという意見も
はい:38%
いいえ:38%
どちらともいえない:16%
無回答:8%
<自由回答>
・外国籍の子供が増え、コミュニケーションのために簡単なやり取りは必要。
・保育者が学んであいさつなど声をかけることで外国人の子供が安心して過ごせる。
・多様な外国籍の子供がいるためどの言葉を習得するべきか絞ることが困難。
・保護者自身も日本で生きていく上では日本語を覚えることも大切になる。
- シフト管理や安否確認のツールも欲しい
<自由回答>
・手紙や案内状を通訳するアプリや機能
・シフトを自動で作成してくれる機械
・宗教上食べられない子供のための給食や調理法を外国語で見られるアプリ
・災害時の安否確認
・保護者との育児相談
- 総括
- 保育専用通訳システム、製品化向け開発中!
今回実証実験で使用した「保育専用通訳システム」は、中国のAIを主力とするIT企業、株式会社AIoTセンター(本社:東京都中央区、代表:龔 欲暁・曲 燕斌)ご協力のもと、製品化に向け開発を進めています。
スマートフォンなどの端末だけでご利用いただけるため、自治体や保育園をはじめ、ご利用のご希望があれば無償で試供も可能です。
試供についてのお問い合わせはこちら:株式会社 明日香 経営企画室
TEL: 03-6912-0015
- 会社概要
本社 :神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 天理ビル9F
代表者 :代表取締役 萩野 吉俗
事業内容:・保育室の設置・運営(院内保育室、企業内保育室、認可保育所)
・自治体と連携した子育て支援事業
(児童館、放課後児童クラブ、子育て支援拠点、こども広場等の運営)
・保育に関わる人材の派遣・紹介(保育士・幼稚園教諭・看護師・栄養士など)
・居宅訪問型子育て支援(ベビー・キッズシッターサービス、家事代行サービス、自治体委託業務)
・臨時保育室の設置・運営(イベント時保育サービス)
・保育に関わる人材の教育(研修会、講演会、各種セミナーの開催)
・新規保育事業の開発及びコンサルティング
- 協力
企業名 :株式会社AIoTセンター(http://www.aiot.co.jp)
本社 :東京都中央区新富1-15-11 マキプラザ 3階
代表者 :代表取締役 龔 欲暁、曲 燕斌
事業内容:1.クラウドサービスの提供(禅道シリーズ(www.zentao.jp))
2.AI翻訳、音声技術のR&D及び機器の販売
3.AI技術を活用したアプリケーションの開発
4.AI技術を用いて、ヘルスケアサービスプラットフォームソリューション提供
5.ヘルスケア関連IoT製品、ウェアラブル端末のR&D及び製造
6.上記関連ソリューション、サービスのマーケティング及び販売
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像