ファイル暗号化システム「DataClasys」が機密情報の受け渡しに特化した安全・確実なファイル交換サービス「クリプト便」と連携を開始
~機密情報も安全・確実に相手先へお届け可能に~
株式会社データクレシス(本社:東京都千代田区、代表取締役:曽我祐二郎 以下、データクレシス)のファイル暗号化システム「DataClasys」と、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:建脇俊一 以下、NRIセキュア)のファイル交換サービス「クリプト便」が連携を開始いたしました。
「DataClasys」は、ファイルに対して『暗号化』と『利用権限制御』を行うことで機密情報の漏えいを防ぐ、DRM/IRMソリューションです。「DataClasys」でファイルを暗号化することで、ファイルの保存場所を問わず、ファイルサーバ、PC、クラウドストレージなど、あらゆる環境において情報漏えいを防止することが可能です。
「クリプト便」と製品連携することで、「DataClasys」で暗号化されていたファイルを復号し平文で送信する際にもPPAP方式を使うことなく安全・確実に送信できることを確認しました。
■ 製品連携の背景
近年、サイバー攻撃や内部関係者による情報持ち出しといった情報漏えいの危険が深刻化しています。企業はこうしたセキュリティリスクへの対策のひとつとしてDRM/IRMを導入し、ファイルを暗号化して自社内で安全に利用するケースが増えています。しかし、DRM/IRMの環境を持っていない社外にファイルを送る際には、一度暗号化を解かなければなりません。そして、その平文となったファイルを非推奨のPPAP方式で送信しているという実態があります。
PPAP方式を使わないファイル送信としては、安全・確実なファイル交換サービス「クリプト便」を利用すれば良く、そのワークフロー機能で、事前承認、事後承認、上長による送信キャンセルができ、「いつ・誰が・どこに・何を送受信したのか」についてのログ取得や管理者の操作ログ取得の機能を使うことができます。
この度の取り組みでは、「DataClasys」で暗号化したファイルを「クリプト便」に渡す過程において、クリプト便のオプションとして提供している「オートパイロットオプション」等を利用し、自動で復号・送信する仕組みを構築することで、平文ファイルを自社内に残さないセキュアな運用が可能になりました。この連携により、意図していない場所に平文ファイルが残ってしまうというセキュリティリスクを排除することができ、さらには送信者が都度復号作業を行う手間を省くこともできます。
自社内はファイル暗号化でファイルを守り、ファイル送信はセキュアなファイル交換サービスを使って安全にファイルを送るということを組み合わせることでセキュリティとユーザビリティの両方を向上します。
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社について
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は「野村総合研究所(NRI)グループにおける情報セキュリティ専門の中核企業」で、情報セキュリティのトータルソリューション・グローバルサポート力・最先端の技術と知見を強みとして、磨き続けた技術と豊富な知見で、世界水準のサービスとプロダクトを提供しています。
名称 :NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(略称:NRIセキュア)
代表取締役社長 : 建脇 俊一
設立 :2000年8月1日
URL :https://www.nri-secure.co.jp/
株式会社データクレシスについて
株式会社データクレシスは情報漏えい対策ソリューション専門企業として2018年10月1日に株式会社ネスコから分社いたしました。ファイル暗号化ソリューション「DataClasys」をコアとして様々なお客様が抱える情報漏えいリスクの低減に貢献していきます。
名称 :株式会社データクレシス
代表取締役 : 曽我 祐二郎
設立 :2018年10月1日
URL :https://www.dataclasys.co.jp/
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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