NETIS登録の「V-CUBE コラボレーション」と米リアルウェア社のスマートグラスが完全連携した遠隔作業支援ソリューションを提供開始
〜作業現場と遠隔地の連携を実現し、フィールドワーカーのテレワークを支援〜
株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:間下直晃、以下ブイキューブ)は、拠点間情報共有システム「V-CUBEコラボレーション」と、米RealWear社(本社:米国ワシントン州、CEO:Andy Lowery、以下リアルウェア)のスマートグラスの連携による、遠隔作業支援ソリューションの提供を開始いたします。
<左:米リアルウェア社のスマートグラス>
<右:本部と現場を接続した際のスマートグラス側の画面イメージ>
「V-CUBEコラボレーション」は、資料共有、映像書き込み、写真送信などを活用した遠隔拠点間のコミュニケーションが可能で、建設業向け遠隔現場監督・作業支援システムとして国土交通省新技術情報提供サイト「NETIS」に登録されています。今回提供する遠隔作業支援ソリューションでは、建設・設備関連業や化学・石油化学など製造業、電力などインフラ業の企業さまとの現場実証を重ね、リアルウェア社のスマートグラスと完全連携するよう、「V-CUBE コラボレーション」をカスタマイズ(※特許出願中)いたしました。現場実証をいただいた企業さまには既に導入いただいています。映像のズーム機能やフラッシュ点灯、現場写真を撮影して本部側に送るなど日々の業務遂行に必要な操作を実装し、騒音環境下でも遅延なくハンズフリーで業務を遂行いただけます。
建設・設備関連業や化学・石油化学などの製造業、ガス、電力、水処理などのインフラ業界では、現場作業(フィールドワーク)の業務改革に常日頃より取り組まれています。現場作業の中断や手戻りの解消も一つのテーマとされており、「現場を可視化し、遠隔地からも確認できるようにする」ことで、現場監督や検査、施工状況の把握や確認といった従来であれば現場に行かなければできなかったことを実現したいというニーズを多くいただいていました。また、作業ミスを防ぐ多重チェックのための二人作業の効率化や、現場に慣れていない作業員のサポート・育成なども、現場の可視化により実現したいという要望をいただいています。
今回提供する遠隔作業支援ソリューションは、フルハーネスに対応したハンズフリーを実現しており、スマートグラスの装着者は音声操作のみで、現場と遠隔地が視界を共有しながら、目視確認、状況把握や確認、検査などが可能となります。スマートグラスがある現場のネットワークが狭帯域であってもストレスなく双方向コミュニケーションが可能で、熟練者が現場に足を運ぶことなく施工管理・監督などの業務や新人のサポート等をスムーズに実施いただけます。
また、本ソリューションは、クラウドならびにオンプレミスに対応しており、お客様の要望に応じた形態での提供が可能です。ブイキューブは映像コミュニケーショプロバイダーとして、フィールドワーカーのテレワーク、デジタルエクスチェンジに貢献してまいります。
遠隔作業支援ソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
https://jp.vcube.com/solutions/fieldwork
【「V-CUBE コラボレーション」について】
「V-CUBE コラボレーション」は、遠隔グループワークのデジタルエクスチェンジとコストダウンを徹底的に追求したシステムです。狭帯域の海外にも高音質でコミュニケーションできるほか、CADデータの動きをリアルタイムに共有したり、設計・製造現場での現物を比較しながらデザインレビューをしたりと、業務のクリエイティブな活性化を実現します。また、緊急時に現場の状況を素早く把握したり、必要な情報を書き込みながら素早く対策を伝えたりすることができるため、緊急対策・危機管理といったシーンでの利用にも適しています。建設業向け遠隔現場監督・作業支援システムとして国土交通省新技術情報提供サイト「NETIS」に登録されています。
【米リアルウェア社のスマートグラスについて】
米リアルウェア社が提供するスマートグラス「HMT-1」は単眼スマートグラスで、ヘルメットや安全帽に装着することも保護眼鏡や矯正眼鏡との併用にも対応しています。また、国内防爆認証TIIS Zone-1に対応した「HMT-1Z1」も提供されています。操作は1つのボタンと音声認識で行います。マイクはノイズキャンセリング機能付きで、スピーカーとカメラなどを装備しています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.realwear.jp
【ブイキューブとは】 https://jp.vcube.com/
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
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