20・30代夫婦は「キャリアアップをしたい」が70%以上、「家庭との両立」にも積極的。出産がキャリアの大きな転換点で、特に女性に理想と実際との"ギャップ"が存在(OsidOri調べ)
ファミリーキャリアに関する調査 2023年
■調査概要
日本において共働き夫婦が主流となった現在ですが※1、今回は20-30代における「ファミリーキャリアの分類※2」「キャリア志向」「出産とキャリア」「キャリアに関するパートナーとのコミュニケーションや期待値」を調査いたしました。
キャリアタイプは「並行型キャリア(いわゆるパワー・カップル)」が40%とトップ
夫婦両方またはいずれかがキャリアップを目指したい、が男女ともに70%以上
一方でキャリアと家庭との両立を望むのは男性88%、女性65%
「出産」が家族のキャリアタイプの転換点。出産後のありたいキャリアタイプの「理想」と「実際」とのギャップは女性が大きい。
出産後も仕事を継続したいと回答した女性は87%
パートナーとキャリアに関するコミュニケーションをすると回答したのは77%
「パートナーにはできるだけキャリアアップしてほしい」と回答したのは、男性14%に対し女性44%
※1 令和4年度版「厚生労働白書」より。2021年の共働き世帯数が過去最高を更新。
※2 ファミリーキャリアとは、人生における「家族としてのキャリア」のことで、ハーバード・ビジネス・レビューにて掲載(2018年)された考え方です。夫婦個人個人のキャリアではなく、家族(チーム)としてのキャリアという点がユニークです。そこでは、共働き夫婦がどちらか一方の機会を犠牲にせず、双方の人生とキャリアを充実させるには、夫婦共同で「家族としてのキャリア」を臨機応変に組み立てていくことを推奨しており、5つのモデルを紹介しています。
■ファミリーキャリア※は「並行型」が最も多い
現在のファミリーキャリアタイプについて質問した。並行型を筆頭に、共働き世帯を反映するようなキャリアタイプが大勢を占める結果となった。専業主婦・主夫世帯の代表的なタイプであるシングル・キャリアはわずか5.5%だった。
※本調査における参考資料
本調査におけるファミリーキャリアの分類は、ハーバード・ビジネス・レビューで紹介されたファミリーキャリアの5モデルをもとに設問設計を行いました。各キャリアタイプは本リリース後半でご紹介しています。
(出典:ハーバード・ビジネス・レビュー「共働き夫婦の人生を充実させるには、「家族としてのキャリア」計画が必要である」(2018年3月29日))
■20代〜30代のキャリア志向
<キャリアとお金との関係性>
夫婦両方またはいずれかがキャリアアップを目指したい、という回答が男性73%、女性71%を占めた。この設問では男女間では特段の差は見られなかった。
<家族とキャリアとの優先度>
キャリアと家庭との両立を望むのは男性88%で女性65%となった。キャリアアップを望まないとの回答が、男性6%に対し女性35%と大きな差が出た。
<キャリアアップ活動>
キャリアアップ活動を行っていると回答したのは男性が67%、女性が46%となった。具体的な活動については男女ともに資格取得が最も多く、起業や副業と回答した回答者も一定数存在した。
■出産とキャリア
<出産前後のキャリアタイプの理想と実際>
出産後のキャリアタイプと、出産前に描いた出産後のキャリアタイプの「理想」と「実際」とのギャップを質問した。※出産経験者のみに質問
男女ともに、出産前後で並行型キャリアが大きく減少したのに対し、交替型キャリアとリードキャリアが増加し。これらから、多くの夫婦で出産がファミリーキャリアの転換点となっていることが推測できる。
また、出産後のありたいキャリアタイプの「理想」と「実際」とのギャップでは、特に女性において大きく、理想は並行型キャリア・交替型キャリアだったが、実際はリードキャリアになった世帯が多い。
<女性の出産後のキャリア志向>
「仕事はしないもしくはパート」は13%にとどまり、仕事を継続したいとしたのは87%を占めた。その中でも27%はキャリアアップを目指すと回答した。また、現年収が高い回答者ほど、出産後もキャリアアップを望む割合が高かった。
■キャリアについてのパートナーとのコミュニケーションや期待値
<パートナーとのキャリアに関するコミュニケーション>
パートナーとキャリアに関するコミュニケーションをすると回答したのは(よくする・たまにする)実に77%と、多くの家庭で一定以上のコミュニケーションが行われている。
<キャリアに関するパートナーへの期待>
キャリアに関するパートナーへの期待は男女間で異なり、「パートナーにはできるだけキャリアアップしてほしい」と回答したのは、男性14%に対し女性44%となった。キャリアに関してはパートナーの男性に期待をかける女性が一定数存在することが分かった。
〈本調査における参考資料〉
本調査におけるファミリーキャリアの分類は、ハーバード・ビジネス・レビューで紹介されたファミリーキャリアの5モデルをもとに設問設計を行いました。
<5つのキャリア>
シングル・キャリア
:従来型のキャリアモデル。夫婦の1人が、すべてを決定づけるキャリアを持っていて、配偶者と子どもはそのキャリアに従う。夫婦の1人が仕事に全面的に注力でき、パートナーは他のすべての役割に対応できるが、収入のことを考える必要はない。
(例)専業主婦・主夫
リード・キャリア
:シングル・キャリアから派生したモデル。一方のキャリアが明らかに支配的で、夫婦の生活の場所や、転居先を決定づける。パートナーは、パートタイムや融通のきくフリーランス、あるいは教職やオンライン作業などのキャリアを持っている。
(例)夫は正社員、妻はパート
3.交替型キャリア
:両者が平等な機会交替を持つモデル。それぞれが次の昇進や地理的な移動に対する優先権を持ち、パートナーは役割の調整に合意する。
(例)今は夫がMBA。卒業したら妻が取得等。
4.並行型キャリア
:いわゆる「パワー・カップル」と呼ばれることもある、それぞれが似たような非常に有力なキャリアを持つ夫婦。互いに補強し合う職業的ネットワークと知識を持ち、互いのキャリアを強化し合っていることが多い。
(例)夫婦2名ともバリバリ働く
5.補完型キャリア
:仕事の性質、キャリアフェーズ、繁忙期、時間帯などが異なる夫婦。年間あるいは人生の段階において、両者の大変な時期が重ならない。
(例)夫は夜勤。妻は日勤等。
(出典:ハーバード・ビジネス・レビュー「共働き夫婦の人生を充実させるには、「家族としてのキャリア」計画が必要である」(2018年3月29日))
■本リリース転載に関するお願い
本ニュースリリースの内容の転載にあたりましては、「OsidOri(オシドリ)調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申しあげます。
■調査概要
調査期間:2023年9月1日~2023年9月9日
調査機関:自社調査
調査対象:OsidOriを利用する男女
有効回答数:326人
調査方法:インターネット調査
OsidOriとの協業のご案内
「OsidOri(オシドリ)」は20-30代のミレニアル世代を中心とした50万人以上の夫婦・同棲カップルにご利用いただく、2人共同で家計管理・貯金ができる「家族の金融マネジメントアプリ」です。
ご利用のお客さまは、20-30代で90%を占め、結婚前後〜結婚5年目まででほとんどを占めます。この時期はライフイベントが非常に多く、同棲・結婚、妊娠・出産、住宅購入、家族が増えることによる金融商品の購買(保険等)・キャリアアップやライフステージに合わせた働き方を目指した転職など、特に活動的になるステージです。
そのようなお客さまへより付加価値の高いサービスを提供するべく、各サービス様との協業を今後検討しています。
■人材系サービス様:ありたいファミリーキャリアを実現できるキャリアサービスの共同検討
OsidOriのお客さまは、キャリアアップに関して非常に積極的な考え方を持たれており、夫婦両方またはいずれかがキャリアアップを目指したい、という回答が男性73%・女性71%を占めており多くのご家庭で強い関心ごとです。また、キャリアと家庭との両立を望むのは男性88%・女性65%となり、柔軟な考え方も同時に持たれていることが分かります。
そのようなお客さまへ向け、ありたいファミリーキャリアを実現できるキャリアサービスを、人材系サービス様と今後検討して参りたいと考えておりますので、以下までご連絡をお待ちしております。
〈お問い合わせ先〉
https://support.osidori.co/hc/ja/requests/new
・カテゴリ:その他、カテゴリ詳細:法人様からのお問い合わせ
■自社のサービスを優良見込み客へ周知したいサービス様:OsidOriマーケティングソリューション
OsidOriのお客さまはライフイベントの全盛期とも言える時期を過ごされており、結婚や妊娠・出産、子育てなどの新しい生活を迎えるタイミングです。
OsidOriでは自社の各種チャネルを通して、そのような優良見込み顧客へ周知・訴求することをサポートする「OsidOriマーケティングソリューション」をご準備しております。メニューは、メールマガジン・アプリケーション内バナー・アプリケーション内記事・セミナー集客メニュー等があり、最適なソリューションをご提案いたしますので、以下までご連絡をお待ちしております。
〈特に親和性が高い領域〉
・保険業界(生命保険、損害保険等)
・住宅業界(住宅購入、賃貸等)
・金融業界(資産形成、金融教育等)
・ライフサービス(食材宅配、ウォーターサーバー等)
〈お問い合わせ先〉
https://support.osidori.co/hc/ja/requests/new
・カテゴリ:その他、カテゴリ詳細:法人様からのお問い合わせ
OsidOri(オシドリ)の特徴 / 実績 / 受賞歴
「OsidOri(オシドリ)」は20-30代のミレニアル世代を中心とした50万人以上の夫婦・同棲カップルにご利用いただく、2人共同で家計管理・貯金ができる「家族の金融マネジメントアプリ」です。これまで、サービスを通して「家族のお金の共通理解・コミュニケーション」を促進し、家計改善や将来へ向けた資産形成をサポートしてきました。
<特徴1> 夫婦の共有とプライベートを両立できる仕組み
夫婦のお金は家族ページで共有し、個人のお金は個人ページでプライバシーをもって分別管理できます。
また、個人ページに登録した個人クレジットカードの特定の支出(例:家賃引き落とし)だけを1件単位で家族ページに共有することもでき、家族のお金の共有と自分のお金のプライベートを簡単に両立できます(特許取得※)。
※特許番号第6512653号/取引明細情報管理装置、取引明細情報管理方法および取引明細情報管理プログラム
<特徴2> 夫婦・カップル向けならではの多彩な便利機能
夫婦で誰が何をいくら払ったかを可視化できる、夫婦間で立て替えの精算をできる、等の夫婦向けならではの機能が搭載されています。
また、金融機関を銀行など2,000超の金融機関データをアプリに自動反映することができ、忙しい夫婦の管理の手間を削減します(手入力での登録も可能です)。
<特徴3> 家族の将来に向けた「目標貯金」機能
夫婦で家族の将来のために目標を設定して貯金できる機能も搭載されています。
家族旅行や住宅購入、また老後資金2,000万円の準備へのはじめの一歩目に。
【実績(抜粋) 】
・家族の共有家計簿「OsidOri(オシドリ)」は20-30代のミレニアル世代を中心に50万人以上の夫婦・同棲カップルにご利用いただいています。
・オンラインで様々なお金の知識を学べる「OsidOri お金のセミナー」では、1年半以上に渡り約60回のオンラインセミナーを開催して多くのお客さまにご参加いただいています。
・お金のコンサルティングサービス「OsidOri 家族のお金相談」「OsidOri おうちのお金相談」では、1年半以上に渡り多くのお客さまへOsidOri認定FPによるコンサルティングを提供しています。
【メディア掲載・受賞歴(抜粋)】
直近のメディア掲載
・朝日新聞(2022年4月17日):朝刊「なるほどマネー」の中でOsidOriを21段に渡って紹介
・日経トレンディ(2021年12月号):「2022ヒット予測100」でマネー部門でヒット予測サービスとして紹介
・日経トレンディ(2021年11月号):「スタートアップ大賞2021」で2022年ブレイク候補企業として紹介
・日経新聞(2021年7月17日):1面企画「家計管理アプリでシェア」内でサービスとOsidOriのお客さまが紹介
受賞歴
▼プラットフォーム
・「Google Playベストオブ2020 生活お役立ち部門」受賞
▼アクセラレーションプログラム
・PayPay Accelerator Program 採択(2020/12)
・Plug and Play Japan Batch5 採択(2020/6)
・JA ACCELERATOR 第1期 採択(2019/5)
・青山スタートアクセラレーションプログラム 第6期 採択(2018/6)
▼Bizイベント
・Tech Crunch Japan2019 ファイナリスト(2019/11)
・B Dash Camp 2019 Fall in Fukuoka ファイナリスト(2019/10)
・京都銀行デジタルソリューションチャレンジ 最優秀賞(2019/5)
・FINOVATION CHALLENGE 2019 API賞、VC賞(2019/1)
・第6回 GLOBIS Venture Challenge 大賞(2018/10)
・東京都ASAC DemoDay 住友不動産賞(2018/10)
・X-Tech Innovation 2017 協賛企業賞2社(2018/1)
<アプリ概要>
タイトル
・OsidOri(オシドリ)
利用料
・無料ユーザー 無料
・プレミアムユーザー 家族プラン 880円/月・8,800円/年、個人プラン 480円/月・4,800円/年
公式サイト
・https://www.osidori.co/
ダウンロードURL:
【iOS】https://apps.apple.com/app/id1473751623?mt=8
【Android】https://play.google.com/store/apps/details?id=inc.osidori
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