東工大発AIベンチャー株式会社ネフロック、デンソーウェーブ製ハンディターミナルへ超ハイスピード・高精度AIエンジン「EdgeOCR」を提供開始
目視・手入力からの解放と、ヒューマンエラーの削減へ
これまで目視・手入力で行われていた現場業務の効率化や、ヒューマンエラーの削減に貢献してまいります。
この度、ネフロックの開発した超ハイスピード・高精度な文字読み取りAIエンジン「EdgeOCR」が、デンソーウェーブ製のハンディターミナル上でご利用いただけるようになりました。端末のカメラでの読み取りも、赤外線レーザーでの読み取りも可能なため、作業にあわせて快適に最先端のAI-OCRをお使いいただけます。
■「EdgeOCR」とは
EdgeOCRは、製造・物流・小売などの現場業務に最適化したハイスピード・高精度なOCRです。(※OCR:印刷文字や画像のテキストを認識し、文字データに変換する技術)
【 EdgeOCR公式サイト 】 https://edge-ocr.com/
①超ハイスピード・高精度
従来のOCRは精度が十分ではなく、後に精度の高いAI-OCRが登場しましたが、一般的なAI-OCRはクラウドを経由するためタイムロスがあり、現場業務には向いていないという課題がありました。通常、AIの処理スピードと精度はトレードオフとなりどちらかが犠牲になってしまうことが多いですが、当製品は読み取り速度わずか0.1秒という圧倒的なスピードと、緻密なチューニングによる精度を両立させ、現場業務に最適なOCRの実用化に成功しました。
②⽇本語もバーコードも⼿書きも読める
EdgeOCRは、英数字はもちろん、バーコードやQRコード、そして日本語も読み取ることが可能です。幅広いフォントにも対応しており、⼿書きの英数字も読み取ることができます。
③さまざまな⽤途に使えて、現場DXを促進
EdgeOCRは、これまで目視・手入力で行っていた業務の効率化や、ヒューマンエラーの削減、従業員の働きやすさやデータの利活用につながり、現場業務のDX推進に貢献します。
■これまでの活用事例の一部
・入荷・出荷検品:バーコード・QRコードの付いていない商品も、品番や品名をOCRで読み取ることで、
入荷リストやピッキングリストと簡単に照合
・賞味期限管理 :従来は手入力していた賞味期限・使用期限などの日付管理も、EdgeOCRなら
バーコードも日付も同時に読み取れる
・原材料管理 :材料袋などに書かれた品番や品名と、材料リストの照合
・配送品の仕分け:送り状の住所や電話番号の読み取り
※刻印文字や手書き文字など、従来は読み取りが難しいとされた文字にも対応しております。
また、もし現在のモデルでは読み取れないご用途がある場合も、
AI開発をすべて自社で行っているため、カスタマイズで対応することも可能です。
■仕様
<読み取り対象>
・英数字
・日本語
・バーコード
・QRコード
※対応フォントは400種類以上、刻印文字や手書きの英数字など特殊な文字にも対応
<提供対象機種> ※Android OS
・BHT-M60:https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/handy_terminal/bht-m60.html
・BHT-M70:https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/handy_terminal/bht-m70.html
・BHT-M80:https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/handy_terminal/bht-m80.html
<読み取り形式>
・内蔵カメラによる読み取り
・赤外線レーザーによる読み取り
■株式会社デンソーウェーブ
本社所在地:愛知県知多郡阿久比町大字草木芳池1番
代表取締役:相良 隆義
設立年月日:2001年
URL:https://www.denso-wave.com/
■株式会社ネフロック
本社所在地:東京都大田区北千束3-35-5 Nefrock Lab Ookayama 101
代表取締役:靎見 敏行
設立年月日:2011年
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※超堅牢ハンディターミナル:業界最高クラスの3.0mの耐落下性能と、1m×2,000回の耐落下強度(BHT-M60/80)。
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